ステップワゴンの現行モデルが気になる方へ──本記事ではステップワゴンの現行型式を中心に、モデルごとの型式や仕様の違いをわかりやすく解説します。
ステップワゴンの現行モデルは何代目か、そしてその発売時期と背景を知ることで、車選びの基礎知識がしっかりと身につきます。特に注目されている型式RP6・RP7・RP8の違いと特徴、それぞれの装備内容やグレード分けについても詳しく紹介。
さらに、ガソリンとe:HEVの型式の見分け方、「5BA-RP6」はいつの年式に該当するのかなど、実用的な情報もお伝えしています。
購入前の情報収集として、ぜひ最後までご覧ください。
・ステップワゴン現行モデル(6代目)の型式とその違いがわかる
・ガソリン車とe:HEV(ハイブリッド車)の型式の見分け方が理解できる
・現行スパーダの型式や年式別の特徴を把握できる
・歴代ステップワゴンの型式変遷と進化の流れが整理できる
ステップワゴンの現行型式とは?最新モデルの概要

・現行モデルは何代目?発売時期と背景
・型式RP6・RP7・RP8の違いと特徴
・ガソリンとe:HEVの型式の見分け方
・「5BA-RP6」はいつの年式に該当?
・ステップワゴンRP型のポイント解説
・過去モデルとの違いを型式で比較
現行モデルは何代目?発売時期と背景
ステップワゴンの現行モデルは、2022年に登場した6代目にあたります。
1996年に初代が誕生して以来、ホンダはファミリーユースを中心としたニーズに応えながら改良を重ねてきました。今回の6代目は、5代目まで続いたわくわくゲートやスパーダブランドの進化を踏まえつつ、より“ゆとり”と“自由”をテーマに開発されています。
発売日は2022年5月で、ホンダはこのタイミングで「AIR」「SPADA」「SPADA PREMIUM LINE」という新たなサブネームを導入しました。
このように、シリーズとしては長い歴史を持ちながらも、現行モデルではデザインや機能の刷新が図られています。特に外観については、初代・2代目を彷彿とさせるようなボックススタイルを意識して設計されており、リアランプも縦型のデザインに戻されたのが印象的です。
さらに、メーターには10.2インチのデジタルグラフィックパネルを採用し、車両状態の可視化や安全支援機能の操作性が向上しています。また、空調や通信機能においても「Honda CONNECT」が搭載され、現代の家族層が求める“つながる車”としての機能が備わっています。
つまり、6代目ステップワゴンはこれまでの系譜を継承しながら、室内空間のゆとり、安全性能、デザイン性を重視したフルチェンジモデルと言えるでしょう。
型式RP6・RP7・RP8の違いと特徴

ステップワゴンの型式「RP6」「RP7」「RP8」は、いずれも現行6代目モデルに属するものですが、それぞれに明確な違いがあります。
RP6はe:HEV AIR、RP7はe:HEV SPADA、RP8はe:HEV SPADA PREMIUM LINEという分類に対応しており、外装デザインや装備のグレードによって型式が分かれています。
この型式の違いを知ることは、購入や中古車検討時に重要な判断基準になります。
型式 | 対応グレード | 外装・デザイン特徴 | 主な装備・特徴 |
---|---|---|---|
RP6 | e:HEV AIR(ベースモデル) | シンプルな外装デザイン | 標準装備を中心に構成。広い室内空間と基本的な快適装備を提供 |
RP7 | e:HEV SPADA | フロントグリルや外装加飾の質感が向上 | 内装の上質化、SPADA専用デザイン。エクステリアにスポーティな印象追加 |
RP8 | e:HEV SPADA PREMIUM LINE | プラチナ調クロームメッキ、専用17インチアルミホイールなど | 最上位仕様。高級感重視、アダプティブドライビングビームなどの先進安全装備を追加 |
RP6はベースグレードの「AIR」に対応しており、標準装備を抑えつつも広い室内空間や基本的な快適装備はしっかり備えています。対してRP7になると、フロントグリルや内装の質感が向上し、上位モデル「SPADA」専用の外装加飾が施されます。
そして最上位のRP8は「SPADA PREMIUM LINE」に割り当てられており、専用17インチアルミホイールやプラチナ調のクロームメッキなど、高級感に重点を置いたデザインが特徴です。
また、安全機能面ではアダプティブドライビングビームなどの先進装備が追加され、運転支援のレベルも一段階上のものとなっています。
このように、RP6・RP7・RP8は単なる形式番号ではなく、車両のポジションと装備内容を象徴する大切な情報です。
ガソリンとe:HEVの型式の見分け方
ステップワゴンには「ガソリン車」と「e:HEV(ハイブリッド)車」があり、型式にもその違いが明確に反映されています。まず知っておきたいのは、ガソリンモデルには「5BA-」の型式が使われている一方、e:HEVモデルには「6AA-」が用いられている点です。
たとえば、「5BA-RP6」はガソリンモデルのAIRグレードを表し、「6AA-RP6」となれば、それはe:HEV(ハイブリッド)AIRを示します。つまり、先頭の記号「5BA」や「6AA」で、ガソリンかハイブリッドかを瞬時に判断できるのです。
さらに、RP6・RP7・RP8という3つの型式がそれぞれe:HEVモデルに対応しているため、6AA-RP6~RP8という型式はすべてハイブリッド車を意味します。逆に、ガソリン車には「RP1~RP5」などの型式が過去のモデルに割り当てられてきました。
この情報を理解しておくことで、中古車を検討する際や車検証を見るだけでその車の駆動方式やパワートレインが把握できるようになります。見分け方はシンプルですが、非常に実用的です。購入前のチェック項目としても必ず確認したいポイントの一つです。
「5BA-RP6」はいつの年式に該当?

「5BA-RP6」という型式は、現行6代目ステップワゴンのうち、ガソリンモデルのAIRグレードに対応する車両の識別番号です。この型式が初めて導入されたのは2022年5月のモデルチェンジ以降であり、それ以降に販売された車両に適用されています。
ここで注目したいのは、「5BA」という記号です。
これは日本国内の排出ガス規制に対応したエンジン仕様を表しており、RP6のガソリン車が平成30年排出ガス基準75%低減(☆☆☆☆☆)の認定を受けていることを意味します。このような環境性能にも配慮した設計が、5BA表記の背景にあると考えられます。
一方で、RP6という型式はガソリンモデルとe:HEVモデルの両方で共通して使われますが、前述の通り「5BA」がつくことでガソリン車であることが明示されます。つまり、「5BA-RP6」は2022年5月以降に発売されたガソリンエンジン搭載のAIRグレード車であると判断できます。
この型式は車検証に記載される情報でもあるため、購入時や車両の適合パーツを探すときなどに重要な基準となります。
年式を把握したい場合にも、「5BA-RP6」という記載を見れば、現行6代目、2022年モデル以降の車であることがすぐにわかります。これを理解することで、車の選び方や整備時のパーツ選定がより的確になるでしょう。
ステップワゴンRP型のポイント解説
ステップワゴンRP型は、5代目および6代目モデルに割り当てられた型式を指し、それぞれの時期によって性能や装備内容が大きく異なります。RP型の中でも、初期のRP1~RP5は5代目(2015〜2022年)に対応し、最新のRP6~RP8は2022年登場の6代目に該当します。
RPという記号は「Step WGN」のシリーズ内で使われるプラットフォームに関する識別子であり、見た目や装備の違いだけでなく、搭載されるパワートレインや安全技術にも反映されているのが特徴です。
例えばRP1〜RP5は1.5Lの直噴VTECターボエンジンを搭載したガソリン車が主流で、5BAという排出ガス記号が付与されています。
また、2017年以降にはハイブリッドモデルが追加され、RP5に続くRP6~RP8では「e:HEV(イー・エイチイーブイ)」と呼ばれるハイブリッドシステムが採用されるようになりました。
このシステムは、従来のガソリン車よりも燃費に優れ、静粛性も高く、街乗りから高速走行までスムーズな加速を実現します。
さらに、RP型では「Honda SENSING」と呼ばれる先進安全装備が順次標準化され、歩行者検知機能や渋滞追従型クルーズコントロールなども進化しました。内装やシートのスライド機構、収納スペースの使い勝手も向上しており、ファミリーカーとしての実用性が一段と高まっています。
つまり、RP型とは単なる型式ではなく、ステップワゴンの機能進化の流れを表す象徴とも言えるでしょう。
過去モデルとの違いを型式で比較

ステップワゴンは1996年の初代RF型から始まり、現行のRP型に至るまで大きな進化を遂げてきました。型式の変遷をたどることで、それぞれの時代における特徴や技術の進歩が明確に見えてきます。
初代RF1/RF2は4ドアのボックス型で、機能性重視の設計でしたが、当時としては珍しいFFレイアウトのミニバンで大きな注目を集めました。2代目以降のRF3~RF8では衝突安全性能の向上やデザインのリファインが進み、ユーザー層も広がっていきます。
2005年に登場した3代目RG型では低床・低重心化が図られ、運転のしやすさと室内空間の快適性を高めました。一方、現行のRP型はRP1から始まり、e:HEV導入後のRP6~RP8にいたるまで、環境性能・安全性能・快適性能の3点において大きな飛躍を見せています。
たとえば、先代までのわくわくゲートやマジックシートといった独自装備は、使い勝手の点でファミリー層から高く評価されました。
世代(年式) | 型式 | 主な特徴・技術進化ポイント |
---|---|---|
初代(1996年〜) | RF1 / RF2 | ・FFレイアウトのボックス型ミニバン ・当時としては斬新なパッケージ ・機能性重視の設計 |
2代目(2001年〜) | RF3 ~ RF8 | ・衝突安全性能の向上 ・デザインのリファイン ・ユーザー層の拡大 |
3代目(2005年〜) | RG型 | ・低床・低重心プラットフォーム採用 ・操作性向上と室内空間の快適性強化 |
4代目(2009年〜) | RK型 | ・「わくわくゲート」初搭載 ・3列シートの快適性・収納性向上 |
5代目(2015年〜) | RP1 ~ RP5 | ・ダウンサイジングターボ導入 ・先進装備「Honda SENSING」搭載開始 |
6代目(2022年〜) | RP6(AIR) RP7(SPADA) RP8(SPADA PREMIUM LINE) | ・e:HEV(ハイブリッド)全車標準化 ・高級感あるデザインと装備の差別化 ・Honda SENSING 全車標準装備 |
また、エンジン形式も大きく変わりました。RF・RG世代までは自然吸気エンジンが中心だったのに対し、RP型ではダウンサイジングターボおよびハイブリッド技術がメインになっています。
特に、6代目RP6以降では全車に「Honda SENSING」が標準装備され、安全支援技術の面で一歩進んだ設計がなされています。このように型式を通して比較すると、ステップワゴンが単なるファミリーカーから、スマートかつ高機能な次世代ミニバンへと進化してきたことがわかります。
ステップワゴンの現行型式の詳細と年式ごとの整理

・スパーダの型式はどこで確認できる?
・歴代スパーダと現行型の型式一覧
・スパーダの年式ごとの特徴比較
・平成23年式はどの型式に当たる?
・RK5とRP8の違いを年式から読み解く
・ステップワゴンの型式変遷まとめ
スパーダの型式はどこで確認できる?
スパーダの型式は、車両の「車検証(自動車検査証)」に記載されています。
具体的には「型式」欄に「RP7」や「RP8」などの記号が記載されており、これがスパーダの属する形式です。また、スパーダが属するRP型の中でもグレードによって細かく異なり、RP3・RP4(5代目スパーダ)、RP7・RP8(6代目スパーダ)といった分類が存在します。
一方、車検証以外にも型式を確認する方法があります。
たとえば、運転席側ドアを開けたところに貼られているコーションプレート(車両識別プレート)にも型式が記載されています。そこには「型式」として「5BA-RP7」や「6AA-RP8」といった表記があり、前者はガソリンモデル、後者はハイブリッドモデルを意味します。
この情報を知ることで、車両に対応するパーツを正確に探すことができたり、売却・買い替え時の参考にもなったりします。
また、型式は年式との関係も深いため、特に中古車を購入する場合は正しい型式の把握が不可欠です。新車ディーラーや中古車販売店でも、車両型式によって在庫や保証内容が異なることがあるため、必ず確認するようにしましょう。
歴代スパーダと現行型の型式一覧
ステップワゴン・スパーダは、もともとは特別仕様車や上級グレードとして登場した名称でしたが、近年では一つのブランドとして定着しています。型式としてのスパーダは、3代目のRG型後期(2007年マイナーチェンジ)から始まりました。
以降、4代目RK型(2009~2015年)では専用フロントグリルや内外装の差別化によって正式なサブブランドとして昇格し、型式も「RK5」や「RK6」などで識別されるようになります。
5代目RP型では、「RP3」「RP4」などがスパーダに該当します。
世代(年式) | スパーダ該当型式 | 主な特徴・進化ポイント |
---|---|---|
3代目(2007年〜) | RG型 後期(特別仕様) | ・マイナーチェンジでスパーダ登場 ・スポーティなエアロ仕様 ・専用グリル・内装色の採用 |
4代目(2009〜2015年) | RK5 / RK6 | ・正式なサブブランドに昇格 ・専用フロントマスク・エアロバンパー ・内装の質感向上 |
5代目(2015〜2022年) | RP3 / RP4 | ・LEDヘッドライト、専用アルミホイール装備 ・専用サスペンションで走行性能向上 ・上級志向のスタイリング採用 |
6代目(2022年〜現行) | RP7(e:HEV SPADA) RP8(e:HEV SPADA PREMIUM LINE) | ・ハイブリッド専用パワートレイン(e:HEV) ・上質な内装、プラチナ調メッキ装飾 ・Honda SENSING 全車標準装備 |
これらは標準モデルとの違いとして、LEDライトやエアロパーツ、専用サスペンションなどが特徴的です。そして、現行の6代目では「RP7」「RP8」がスパーダ系の型式として使われており、RP7がe:HEV SPADA、RP8がe:HEV SPADA PREMIUM LINEに対応しています。
このように、スパーダの型式はモデルチェンジごとに刷新されており、それぞれの世代で明確な個性を持っています。特に現行モデルでは、安全装備やパワートレインの違いだけでなく、内装の質感やメッキ装飾の種類まで細かく区分されています。
購入を検討する際には、自分の希望する装備やスタイルに応じた型式を選ぶことが、満足度の高い選択につながるでしょう。
スパーダの年式ごとの特徴比較

ステップワゴン・スパーダは、登場以来そのスタイリッシュな外観と上質な装備でファン層を築いてきました。年式ごとに装備や性能が大きく変化しており、型式とあわせて比較することで選びやすくなります。
スパーダの登場は3代目RG型(2007年マイナーチェンジ)からで、この時点ではエアロパーツや専用フロントグリルなどが他グレードとの差別化ポイントでした。
2009年に登場した4代目RK型では、よりスポーティな外観に加えて内装の質感も高まり、「RK5」「RK6」などの型式が割り当てられました。
次に登場した5代目RP型(2015年~2022年)は、「RP3」「RP4」がスパーダに該当し、LEDアクセサリーランプやアクティブコーナリングライトなど、夜間の視認性と安全性が向上。
世代(年式) | スパーダ該当型式 | 主な特徴・装備の進化ポイント |
---|---|---|
3代目(2007年〜) | RG型 後期(特別仕様) | ・スパーダ名称初登場 ・エアロパーツ/専用フロントグリル装備 ・スポーティな外観差別化 |
4代目(2009〜2015年) | RK5 / RK6 | ・サブブランドとして本格展開 ・専用フロントデザイン/アルミホイール ・内装質感の向上 |
5代目(2015〜2022年) | RP3 / RP4 | ・LEDアクセサリーランプ/アクティブコーナリングライト採用 ・視認性と安全性が向上 ・2017年~ Honda SENSING標準化 |
6代目(2022年〜現行) | RP7(e:HEV SPADA) RP8(e:HEV SPADA PREMIUM LINE) | ・ハイブリッド(e:HEV)専用仕様 ・燃費性能・走行性能の進化 ・17インチアルミ/プラチナメッキ加飾による高級感強化 |
また、2017年のマイナーチェンジ以降は「Honda SENSING」が標準装備となり、安全性能が飛躍的に強化されました。
現行の6代目RP型(2022年〜)では「RP7」「RP8」がスパーダとしてラインアップされています。
この世代からはハイブリッド専用の「e:HEV」が主軸となり、燃費や走行の滑らかさが大幅に進化。また「SPADA PREMIUM LINE」では17インチアルミホイールやプラチナメッキ加飾などが加わり、高級感も追求されています。
このようにスパーダは単なる外観の違いにとどまらず、年式ごとに機能・安全性・快適性が着実に向上していることが分かります。
平成23年式はどの型式に当たる?
平成23年式、つまり西暦2011年に登録されたステップワゴンは、4代目RK型に該当します。この時期の型式としては主に「RK1」~「RK6」が使用されており、スパーダモデルであれば「RK5」または「RK6」が該当します。
RK型は2009年10月に登場し、2015年まで販売されたモデルで、ステップワゴンの中でも「わくわくゲート」がまだ採用されていない時代の設計です。
平成23年当時のRK型では、低床・低重心設計による乗り降りのしやすさが強みでした。
また、3列目シートが床下に格納できるなど、実用性を重視したファミリーミニバンとしての完成度が高かったのが特徴です。特にRK5はスパーダ専用のエアロスタイルで人気があり、スポーティな印象を与える外装や専用アルミホイールが装備されていました。
また、この時期には特別仕様車として「HIDエディション」や「スマートスタイルエディション」なども登場しており、装備内容によって細かな違いがあるのも平成23年式の魅力のひとつです。
購入・下取りの際は「RK〇」の数字部分を確認すれば、平成23年式かどうかの判別がしやすくなります。
RK5とRP8の違いを年式から読み解く

RK5とRP8は、いずれもステップワゴン・スパーダの型式ですが、年式とともに性能や装備に大きな違いがあります。
まずRK5は、4代目(2009~2015年)に該当し、2011年頃のモデルが多く存在します。
自然吸気の2.0Lエンジンを搭載し、トランスミッションはCVTまたは5速ATが主流でした。一方RP8は、6代目(2022年~)の最新ハイブリッドモデルであり、1.99Lエンジン+高出力モーターの「e:HEV」システムを採用しています。
また、RK5では安全装備がオプションだった時代で、VSA(横滑り防止装置)やエアバッグ類もグレードによって異なることが多くありました。対してRP8では、Honda SENSINGをはじめ、衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど、最新の先進安全機能が標準装備されています。
さらに内装面では、デジタルグラフィックメーターや静電タッチセンサー付きスライドドアなど、ユーザー体験を向上させる装備がふんだんに取り入れられています。
言い換えれば、RK5は機械的な堅実さと手頃な価格帯が魅力であり、RP8は先進技術と環境性能を重視した高機能モデルといえるでしょう。これを踏まえて、購入を検討する際は、自分の使用目的に合った型式・年式を選ぶことが重要です。
ステップワゴンの型式変遷まとめ
ステップワゴンは1996年に初代モデルが登場して以来、型式の進化とともにファミリーカーの代名詞として定着してきました。
初代は「RF1」「RF2」で、四角くシンプルなデザインとFFレイアウトによる室内空間の広さが特長でした。次に登場した2代目(RF3〜RF8)は、衝突安全性を強化しつつ、より使い勝手の良いパッケージに進化しています。
2005年に登場した3代目は「RG1」~「RG4」で、低床設計や両側スライドドアが導入されました。そして2009年からの4代目は「RK1」~「RK6」となり、この時代からスパーダの存在感が際立ってきます。
2015年に登場した5代目は「RP1」~「RP5」として位置づけられ、「わくわくゲート」や「マジックシート」など、独自のアイデアが多数盛り込まれました。
現行の6代目は「RP6」~「RP8」で、デザインはよりモダンに、安全性能やコネクティビティも飛躍的に向上しています。
このように、ステップワゴンの型式はその時代の技術やユーザーのニーズに応じて常に進化しており、それぞれの型式が持つ個性を理解することで、自分に最適な一台を見つけやすくなります。
まとめ:ステップワゴンの現行型式の比較について

・ステップワゴンの現行型式はRP6・RP7・RP8
・現行モデルは2022年に登場した6代目
・RP6はAIRグレード、RP7はSPADA、RP8はSPADA PREMIUM LINEに対応
・型式の先頭「5BA-」はガソリン車、「6AA-」はハイブリッド車を示す
・RP6~RP8はe:HEVモデルのみに用いられる型式
・「5BA-RP6」は2022年5月以降のガソリンモデルAIRに該当
・型式は車検証またはドア付近のコーションプレートで確認可能
・RP型は5代目(RP1~RP5)と6代目(RP6~RP8)に分かれる
・ステップワゴンは6代目でHonda CONNECTや最新安全機能を搭載
・過去モデルとの違いは型式ごとの装備・エンジン形式に現れる
・SPADA系はRP3・RP4(5代目)、RP7・RP8(6代目)が該当
・平成23年式は4代目RK型で「RK5」や「RK6」にあたる
・RK5は2.0L自然吸気エンジン、RP8はハイブリッドe:HEV仕様
・スパーダは2007年から上級グレードとして独立し、型式でも識別可能
・型式を把握することで中古車選びやパーツ適合確認に役立つ
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