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ヴォクシーボンネットの開け方、初心者でも簡単な対処法と注意点

ヴォクシー新型モデル特有の注意点はある?
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ヴォクシーのメンテナンスや点検で、ボンネットの開け方が分からず困った経験はありませんか。

特に、「ボンネットを開けるレバーはどこにある?」といった基本的な疑問から、いざ作業しようとした際に「開かない」「引っかかる」といったトラブルに見舞われることも少なくありません。

また、基本的なトヨタのボンネットの開け方は知っていても、新型や80系、70系といった世代ごとの細かな違いがあるのか気になる方もいると思います。

さらに、ボンネットが閉まらない問題や、半開き状態からの正しい閉め方、そもそもフロントボンネットの閉め方のコツを知らないと、車体にダメージを与えてしまう可能性もあります。

この記事では、ヴォクシーのボンネットの基本的な開け方から、安全な閉め方の手順、そして「開かない」「閉まらない」といった様々なトラブルの原因と具体的な対処法までお届けします。

記事の要約

・ボンネットの開け方と閉め方の手順
・新型・80系・70系など世代ごとの注意点
・開かない、閉まらないといったトラブルの原因と対処法
・安全に作業を行うための具体的なポイント

基本的なヴォクシーのボンネットの開け方

基本的なヴォクシーのボンネットの開け方
出典元:ヴォクシー公式

・ボンネットを開けるレバーはどこにある?
・トヨタのボンネットの開け方手順
・新型モデル特有の注意点はある?
・80系の場合も手順は同じ?
・70系における開け方のポイント

ボンネットを開けるレバーはどこにある?

ボンネットを開けるレバーはどこにある?
出典元:ヴォクシー公式

ヴォクシーのボンネットを開けるための最初のステップは、運転席にある解除レバーを操作することです。このレバーは、多くの場合、運転席の足元付近に配置されています。

具体的には、ハンドルの右下あたり、ちょうど右足の膝がくる周辺を探すと見つかるはずです。レバーには、ボンネットが開いている様子を模した絵(車の前方部分が開いているイラスト)が描かれていることが一般的で、他のレバーと見間違えることは少ないでしょう。

このレバーを手前に引くと「ガチャン」という小さな音とともに、車体前方のボンネットが少しだけ浮き上がります。これが、ボンネットのロックが一段階解除された状態を示します。

もしレバーを引いてもボンネットが浮き上がらない場合は、ワイヤーの不具合やロック機構の固着が考えられますが、まずは落ち着いてレバーをしっかりと引き切れているか確認してください。

トヨタのボンネットの開け方手順

運転席のレバーを引いてボンネットが少し浮き上がったら、次は車外に出てフロント部分で操作を行います。

基本的なトヨタ車のボンネットの開け方は、以下のステップで完了します。

フロントのロックを解除する

ボンネットの先端、トヨタのエンブレムの少し上あたりにわずかな隙間ができています。

この隙間に手を入れて、中央付近を探ると、指で操作できるレバー(ラッチ)が見つかります。

このレバーを横(通常は左方向)に押しながら、もう片方の手でボンネットを持ち上げます。

この操作により、第二のロックが解除され、ボンネットを完全に開けることができます

ステー(支持棒)で固定する

ボンネットを一杯まで持ち上げると、ボンネットの裏側に金属製の「ステー」と呼ばれる支持棒がクリップで固定されているのが見えます。

このステーをクリップから外し、車体側に設けられている「ステー穴」にしっかりと差し込みます。これによりボンネットが固定され、作業中に不意に落ちてくるのを防ぎます。

ステー穴の位置は車種や年式によって異なりますが、分かりやすい場所に印が付いていることが多いです。

この手順でボンネットは安全に開いた状態になります。作業を行う際は、ステーが確実に穴に固定されていることを必ず確認してください。

新型モデル特有の注意点はある?

ヴォクシー新型モデル特有の注意点はある?
CAR LIFE イメージ

新型のヴォクシーにおいても、ボンネットの開閉に関する基本的な手順は従来モデルと大きく変わりません。運転席のレバーを引き、フロントのラッチを操作して開け、ステーで固定するという流れは共通です。

ただし、新型モデルに関して特に注意したい点が一つあります。それは、近年の車両は燃費向上のための軽量化設計が進んでいることです。ボンネットも例外ではなく、比較的薄い鋼板で作られている傾向があります。

このため、ボンネットを閉める際に、体重をかけて強く押し込むような行為は避けるべきで、無理な力を加えると、ボンネットがへこんでしまったり、歪みが生じたりする原因になりかねません。

正しい閉め方は後述しますが、特に新しいモデルほど、力任せの操作はしないという意識を持つことが大切です。

80系の場合も手順は同じ?

80系のヴォクシー(2014年~2021年モデル)に関しても、ボンネットの開閉手順はこれまで説明した基本的な方法と全く同じです。

運転席足元の解除レバーを引くとボンネットがポップアップし、フロント中央の隙間から手を入れてラッチを操作することでロックが外れ、ボンネット裏側のステーを外し、車体側の所定の穴に差し込んで固定します。

80系は市場に多く流通しており、ご自身でメンテナンスされる方も多いモデルです。基本的な操作方法を一度覚えてしまえば、ウォッシャー液の補充やバッテリー点検など、日常的なセルフメンテナンスがスムーズに行えるようになります

もし操作に不安がある場合は、取扱説明書でステーを差し込む穴の正確な位置を一度確認しておくと、より安心でしょう。

70系における開け方のポイント

70系のヴォクシー(2007年~2014年モデル)についても、ボンネットの開閉機構に特別な違いはなく、これまで述べてきた基本的な手順で問題なく操作できます。

ただし、70系は年数が経過しているモデルになるため、いくつか注意しておきたいポイントが考えられます。

長年の使用により、ボンネットのロック機構や、運転席のレバーとロックを繋ぐワイヤーに汚れが溜まったり、潤滑が不足したりして、動きが渋くなっている可能性があります。

もしレバーを引く際に異常な硬さを感じたり、ボンネットの浮き上がりがスムーズでなかったりする場合は、無理に力を加えるのは禁物。一度、ロック機構周辺に潤滑スプレーを少量塗布してみることで、動きが改善されることがあります。

経年劣化によるトラブルの可能性も視野に入れ、少し慎重に操作することが、70系における一つのポイントと言えるかもしれません。

ヴォクシーのボンネットの開け方で困った時の対処法

ヴォクシーのボンネットの開け方で困った時の対処法
出典元:ヴォクシー公式

・フロントボンネットの閉め方のコツ
・ボンネットが開かない、引っかかる時の原因
・ボンネットが閉まらない時の確認箇所
・半開き状態のボンネットの閉め方と注意点

フロントボンネットの閉め方のコツ

ヴォクシーフロントボンネットの閉め方のコツ
出典元:ヴォクシー公式

ヴォクシーのボンネットを閉める際には、開ける時とは異なる注意点があります。最も重要なコツは、「上から落として閉める」という方法です。

まず、ボンネットを支えているステーをステー穴から外し、ボンネット裏側の元のクリップにカチッと音がするまで確実に戻します。ステーを収納したら、ボンネットを両手でゆっくりと下ろしていき、ロック部分から約20~30cmの高さまで来たら、両手を離します。

すると、ボンネット自身の重みで自然に落下し、「ガチャン」という音を立ててロックがかかります。この方法は、ロック機構が最も確実に作動するように設計されたもので、車体に余計な負担をかけません。

前述の通り、ボンネットを一番下まで手で下ろしてから、上から体重をかけてグッと押し込む方法は、ボンネットのへこみや歪みの原因となるため、避けましょう。

ボンネットの先端がフェンダーと面一になっているか、軽く持ち上げてみてガタつきがないかを確認し、完全にロックされていることを確かめれば完了です。

ボンネットが開かない、引っかかる時の原因

運転席のレバーを引いてもボンネットが開かない、または途中で引っかかるような感触がある場合、いくつかの原因が考えられます。

  • 原因①

解除レバーとボンネットのロック機構を繋いでいるワイヤーのトラブルです。ワイヤーが経年劣化で伸びてしまったり、切れてしまったりすると、レバーを引いても力が伝わらず、ロックが解除されません。

  • 原因②

二つ目は、ロック機構自体の問題です。ロック部分に砂や泥、錆などが付着して固着し、動きが非常に悪くなっているケースがあります。この場合、レバーを引いてもラッチがスムーズに動かず、ロックが外れません。

  • 原因③

三つ目として、気温の変化も影響することがあります。特に寒い日には金属部品が収縮し、動きが渋くなることがあります。

対処法としては、まず誰かにボンネットの先端を上から軽く押してもらいながら、もう一人が運転席でレバーを引いてみるという方法があります。

軽い固着であれば、この振動でロックが外れることがあります。それでも開かない場合は、ワイヤー切れの可能性も高いため、無理せずディーラーや整備工場に相談することをおすすめします。

ボンネットが閉まらない時の確認箇所

ボンネットがきちんと閉まらないというトラブルもよくありますが、この場合は、閉める操作を行う前にもう一度確認すべき点がいくつかあります。原因の多くは単純な見落としだったりします。

原因確認箇所具体的な対処法
ステーの収納忘れボンネット裏のクリップ付近ステーが正しく収納されているか確認し、中途半端に浮いていればしっかりと収納する。
異物の噛み込みロック機構(ラッチ・キャッチャー)周辺砂・小石・落ち葉などの異物が挟まっていないか確認し、あれば取り除いて清掃する。
エンジンルーム内の忘れ物エンジンルーム全体ウォッシャー液キャップ・ウエス・工具などの置き忘れがないか確認し、取り除く。
ゴムクッションの劣化・位置ずれボンネット両サイドのゴムクッション部分劣化や硬化がないか確認し、位置がずれていたり高さが合っていなければ調整・交換する。

これらの点を確認しても閉まらない場合は、事故などの影響で車体が歪んでいる可能性も考えられますので、ディーラーや整備工場での点検をお勧めします。

半開き状態のボンネットの閉め方と注意点

ヴォクシー半開き状態のボンネットの閉め方と注意点
CAR LIFE イメージ

ボンネットを閉めたつもりが、少し浮いた「半開き」の状態になってしまうことがあります。これは、ロックが一段階目までしかかかっていない危険な状態です。

この状態で走行すると、走行中の風圧で突然ボンネットが全開になり、フロントガラスを直撃して視界を完全に奪われる可能性があります。これは事故に直結する危険な状況です。

半開き状態に気づいたら、決してそのまま走行せず、すぐに安全な場所に停車してください。

正しい閉め方は、まず一度、ボンネットを開ける手順に戻ることです。フロントのラッチレバーを操作してボンネットを完全に持ち上げ、ロックを一度リセット。

そして、「フロントボンネットの閉め方のコツ」で説明した通り、ステーを正しく収納した上で、約20~30cmの高さから手を離して自然に落下させてください。

これにより、ロックが二段階目まで確実にかかりますので、最後に必ず、ボンネットが完全に閉まっていることを手で確認する習慣をつけましょう。

ヴォクシーのボンネットの開け方まとめ

・開ける際はまず運転席足元のレバーを引く
・ボンネット先端の隙間からレバーを操作して持ち上げる
・安全のため作業中はステーで確実に固定する
・閉める時は20~30cmの高さから自然に落とすのが基本
・手で強く押し込むとボンネットがへこむ原因になる
・閉める前には必ずステーをフックへ正しく収納する
・エンジンルーム内の工具や布の忘れ物がないか確認する
・解除レバーの位置は運転席の足元付近と覚えておく
・開かない時はレバー操作とワイヤーの状態を疑う
・ロック部分の汚れや錆も開かない原因になり得る
・閉まらない一番の原因はステーの収納忘れであることが多い
・ボンネット両脇のゴムクッションの劣化も閉まりに影響する
・半開き状態での走行は視界を失う可能性があり非常に危険
・トラブルが自分で解決しない場合は速やかに専門家に相談する
・定期的なロック部分の清掃と潤滑がトラブルを未然に防ぐ

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