ヴェゼルの全幅、全高、大きさについて調べている方へ。
新型や旧型のサイズ感の違い、あるいはヤリスクロスやカローラ クロス、ライズ、フィット、シエンタ、フリード、ハリアー、ZR-Vといったライバル車との比較で、どのモデルが自身のライフスタイルに最適か検討されているのではないでしょうか。
2021年のフルモデルチェンジで新型が登場し、旧型、初代、2016年、2017年モデル、そしてRSのサイズも気になるところです。
この記事では、それぞれのモデルの全長や全高、全幅を詳しく解説し、比較することで、あなたに最適な一台を見つけるサポートをいたします。
・新型と旧型のサイズ詳細とその比較
・歴代ヴェゼルのサイズ変遷と特徴
・主要ライバル車との具体的なサイズ比較
・自身のニーズに合ったヴェゼル選びのポイント
ヴェゼルの大きさ比較、全幅・全高を解説
・新型ヴェゼルの全幅と全長
・旧型ヴェゼルの全高と全長
・初代RSの全幅と全長
・2016年、2017年のサイズ変更点
・新型と旧型の全高の違い
新型ヴェゼルの全幅と全長
新型ヴェゼルは、2021年のフルモデルチェンジで登場し、外観の印象が大きく変わりましたが、実はボディサイズの拡大は最小限に抑えられています。
現在のヴェゼルの全長は4330mm、全幅は1790mmです。先代モデルと全長は同じですが、全幅はグレードによる変動がなく、1790mmで統一されています。
これは、都市部での取り回しやすさを維持しつつ、より力強い存在感を表現するための設計と言えます。
特にミラーを含む全幅については、実際の運転感覚に大きく影響するため、数値だけでなく視覚的なバランスも考慮されていることがうかがえます。
旧型ヴェゼルの全高と全長
旧型ヴェゼル、つまり初代モデルは2013年から2021年まで販売されていました。
初代ヴェゼルの全長は4295mm（2018年2月以降は4330mm、RSやツーリングは4340mm）、全高は1605mmでした。
前述の通り、新型と全長はほぼ同じか、一部グレードでは若干長くなっています。この初代は、コンパクトSUVながらミニバンのような広い室内空間を実現しており、特に後席の足元空間は高く評価されていました。
全高は新型よりも若干高めに設定されており、これも室内の開放感に寄与していました。
初代RSの全幅と全長
初代ヴェゼルの中でも、2016年2月に追加された「RS」モデルは、他のグレードとは異なる専用のボディサイズを持っていました。
RSの全長は4305mm（2018年2月以降は4340mm）で、全幅は1790mm。これにより、通常のヴェゼルよりもワイドでスポーティな印象を与えていました。
特に全幅が広げられたことで、走行安定性の向上が図られています。RSは、パフォーマンスダンパーや可変ステアリングギアレシオの採用など、走行性能にもこだわりが見られるモデルでした。
2016年、2017年のサイズ変更点
2016年2月には、RSモデルの追加とともに一部改良が行われ、このとき、RSの全長が4305mm、全幅が1790mmと設定されました。
また、4WD車のリアサスペンションにも振幅感応型ダンパーが標準装備され、乗り心地が向上しています。
2017年12月にはボディ色の設定変更がありましたが、基本的な車体寸法に関する大きな変更はなく、ヴェゼルの走行性能と快適性の向上に重点を置いたものであり、サイズの変更は限定的でした。
新型と旧型の全高の違い
新型ヴェゼルの全高は1580mm〜1590mmです。これに対し、旧型（初代）ヴェゼルの全高は1605mmでした。
この数字を見ると、新型の方が旧型よりも最大で25mm低くなっていることが分かります。この全高の低下は、新型ヴェゼルのクーペのような流麗なスタイリングに貢献しています。
しかし、室内空間の広さが損なわれたかというと、そうではありません。新型ヴェゼルは、乗員の着座位置を見直したり、後席の背もたれ角度を最適化したりすることで、全高が低くなったにもかかわらず、むしろ後席の快適性が向上したと評価されています。
ルーフラインが後方にまっすぐ伸びる構造や、水平基調のインパネデザインも、視覚的な開放感に寄与しています。
主要ライバル車とヴェゼルの大きさ比較、全幅・全高
・ヤリスクロスとの大きさ比較
・カローラクロスとのサイズ感
・ライズやフィットとの比較
・ZR-Vやフリード、シエンタとの違い
・ハリアーと比較する新型ヴェゼル
ヤリスクロスとの大きさ比較
ヴェゼルの直接的なライバルとなるヤリスクロスとのサイズを比較してみましょう。
| 車種名 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ホンダ ヴェゼル（新型） | 4,330 | 1,790 | 1,580〜1,590 |
| トヨタ ヤリスクロス | 4,180 | 1,765 | 1,590 |
この表を見ると、ヤリスクロスはヴェゼルよりも全長が150mm、全幅が25mm小さく、ひと回りコンパクトなサイズであることがわかります。
全高はほぼ同じです。ヤリスクロスはヴェゼルよりもコンパクトなため、取り回しやすさでは優位に立つ可能性がありますが、室内の広さにおいては、ヴェゼルが後席の膝元空間などで優位に立つと考えられます。
カローラクロスとのサイズ感
カローラクロスは、ヴェゼルよりも少し大きなサイズのコンパクトSUVとして位置づけられます。
| 車種名 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ホンダ ヴェゼル（新型） | 4,330 | 1,790 | 1,580〜1,590 |
| トヨタ カローラクロス | 4,490 | 1,825 | 1,620 |
カローラクロスは全長が160mm、全幅が35mmヴェゼルより大きく、全高も高めです。そのため、荷室容量はカローラクロスの方が大きい傾向にあります。
一方で、ヴェゼルはホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、後席の広さやシートアレンジの多彩さで強みを持っています。カローラクロスはより実用性を重視した設計と言えるでしょう。
ライズやフィットとの比較
ライズは、ヤリスクロスよりもさらにコンパクトなSUVです。フィットはヴェゼルのベース車両となるコンパクトカーですが、サイズは大きく異なります。
| 車種名 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ホンダ ヴェゼル（新型） | 4,330 | 1,790 | 1,580〜1,590 |
| トヨタ ライズ | 3,995 | 1,695 | 1,620 |
| ホンダ フィット | 3,995 | 1,695 | 1,540〜1,570 |
ライズは全長4mを切るサイズで、ヴェゼルと比較すると大幅にコンパクトで、全幅も5ナンバーサイズに収まります。
フィットはコンパクトカーであり、SUVであるヴェゼルとはボディタイプが異なりますが、ヴェゼルはフィットのプラットフォームをベースに開発されており、室内の空間効率の良さは共通しています。
ライズは狭い道での取り回しやすさが魅力であり、フィットは都市部での日常使いに特化したモデルと言えます。
ZR-Vやフリード、シエンタとの違い
ZR-Vはヴェゼルよりも上位に位置するSUV、フリードとシエンタはミニバンタイプの車両です。
| 車種名 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ホンダ ヴェゼル（新型） | 4,330 | 1,790 | 1,580〜1,590 |
| ホンダ ZR-V | 4,570 | 1,840 | 1,620 |
| ホンダ フリード | 4,265 | 1,695 | 1,710〜1,735 |
| トヨタ シエンタ | 4,260 | 1,695 | 1,695〜1,715 |
ZR-Vはヴェゼルよりも全長、全幅ともに大きく、よりゆとりのある室内空間と存在感を持ちます。
ミニバンであるフリードやシエンタは、ヴェゼルよりも全長は短いですが、全高が大幅に高いため、多人数乗車や荷物の積載に特化しています。
スライドドアの有無も大きな違いとなり、これらの車両は、ヴェゼルとは異なる用途や家族構成を持つユーザーに適しています。
ハリアーと比較する新型ヴェゼル
ハリアーはミドルサイズのSUVであり、ヴェゼルと比較すると車格が一段階上がります。
| 車種名 | 全長（mm） | 全幅（mm） | 全高（mm） |
|---|---|---|---|
| ホンダ ヴェゼル（新型） | 4,330 | 1,790 | 1,580〜1,590 |
| トヨタ ハリアー | 4,740 | 1,855 | 1,660〜1,690 |
ハリアーは全長が410mm、全幅が65mm、全高もヴェゼルより大きく、より上質で広々とした室内空間を提供し、価格帯もハリアーの方が高めです。
ヴェゼルはコンパクトSUVとしての使い勝手の良さとスタイリッシュさを追求している一方で、ハリアーはよりゆとりのある居住性と高級感を求めるユーザー向けのモデルと言えます。
ヴェゼルの大きさ比較、全幅・全高のまとめ
・新型ヴェゼルの全長は4330mm、全幅は1790mmである
・旧型ヴェゼルの全長は4295mm～4340mm、全高は1605mmである
・初代RSモデルは全幅1790mm、全長4305mm～4340mmとワイドな設定だった
・2016年、2017年のサイズ変更はRSモデルの追加に限定的だった
・新型ヴェゼルの全高は旧型より最大25mm低くなっている
・全高が低くなっても新型は室内空間の快適性を維持・向上している
・ヤリスクロスはヴェゼルよりコンパクトな全長4180mm、全幅1765mmである
・カローラクロスはヴェゼルより大きい全長4490mm、全幅1825mmである
・ライズは全長4mを切るコンパクトなSUVである
・フィットはヴェゼルのベース車両だがボディタイプが異なる
・ZR-Vはヴェゼルよりも上位クラスのSUVである
・フリードやシエンタはミニバンで、全高が高く多人数乗車向きである
・ハリアーはヴェゼルよりさらに大きな上級SUVである
・ヴェゼルはコンパクトSUVの中でも室内空間の広さとスタイリッシュさを両立している
・ヴェゼルの選択は、取り回しと室内空間のバランスを重視するユーザーにおすすめ
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