ステップワゴンの購入や買い替えを検討している方にとって、「サイズ感」はとても重要な判断基準のひとつです。
とくに“ステップワゴンのサイズ歴代”と検索される方は、歴代モデルの寸法やスパーダシリーズのサイズ推移、さらには2010年式モデルのボディサイズやタイヤサイズの違いまで、詳しく比較・検討したいと考えていることでしょう。
この記事では、歴代モデルのサイズ変化を一覧で確認できるほか、スパーダシリーズのサイズ推移とは?という疑問にもお答えします。さらに、型式ごとのボディサイズ比較や、ライバル車となるセレナとのサイズ差はどれくらい?といった実用的な視点も盛り込みました。
「旧型モデルのサイズに魅力はあるか?」「中古購入時に役立つカタログ情報とは?」など、購入前に知っておきたい情報を網羅して解説していきます。読めば読むほど、あなたにとってベストな一台が見えてくるはずです。
・歴代ステップワゴンのモデルごとのサイズ
・スパーダシリーズや2010年式モデルのサイズ
・セレナなど他車種とのサイズ比較ポイント
・中古車購入時に役立つカタログ情報や型式別の特徴
ステップワゴンの歴代サイズを年式ごとに比較

・歴代モデルのサイズ変化を一覧で確認
・スパーダシリーズのサイズ推移とは?
・2010年式モデルのサイズ詳細
・タイヤサイズの歴代変遷もチェック
・型式ごとのボディサイズ比較
・セレナとのサイズ差はどれくらい?
歴代モデルのサイズ変化を一覧で確認
ステップワゴンは、初代から最新型に至るまで、時代のニーズに応じてボディサイズが少しずつ変化してきました。
初期の1996年モデルでは、全長4,610mm、全幅1,695mm、全高1,830mmと比較的コンパクトなサイズで設計されており、ミニバンながらも取り回しのしやすさが魅力でした。
しかし、ファミリーユーザーの快適性や荷物スペースへの要望が高まるにつれて、サイズは徐々に拡大していきます。
たとえば、2005年の3代目では全長が4,640mmに延び、幅も1,725mmまで広がりました。さらに、近年の6代目(RP型)になると、全長4,800mm、全幅1,750mm、全高1,840mmと、もはやLサイズミニバンに迫る存在感を持っています。
ホンダ・ステップワゴンの歴代モデルごとのボディサイズ比較表
世代 | 発売年 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
初代(RF1/2) | 1996年 | 4,610 | 1,695 | 1,830 | コンパクト設計、取り回し重視 |
2代目(RF3〜8) | 2001年 | 4,675 | 1,695 | 1,840 | 若干拡大、室内快適性向上 |
3代目(RG1〜4) | 2005年 | 4,640 | 1,725 | 1,770 | 全幅拡大、運転席快適性アップ |
4代目(RK1〜6) | 2009年 | 4,690 | 1,695 | 1,815 | ボディ剛性と安全性向上 |
5代目(RP1〜5) | 2015年 | 4,690 | 1,695 | 1,840 | 横幅維持で取り回し配慮 |
6代目(RP6〜8) | 2022年 | 4,800 | 1,750 | 1,840 | Lサイズミニバン級、広々室内 |
こうしたサイズアップにより、室内空間の広さや快適性が大幅に向上し、3列目シートの居住性も格段に改善されました。
一方で、サイズの大型化は都市部での取り回しや駐車スペースに影響を与える側面もあります。前述の通り、狭い道や立体駐車場では注意が必要になる場面もあるでしょう。
つまり、ステップワゴンのサイズ変化は、「使いやすさ」と「広さ」のバランスをどこで取るかという設計思想の変遷を反映しています。これから購入を検討する方は、自身の使用環境や駐車スペースの条件と照らし合わせて、どの世代が最適かを見極める必要があります。
スパーダシリーズのサイズ推移とは?

ステップワゴンの派生モデルである「スパーダ」シリーズは、よりスポーティで上質な装備が特徴のグレードとして人気を集めてきました。そしてそのサイズも、歴代でわずかに異なる変遷を辿っているのです。
初めてスパーダが登場したのは2003年の2代目後期型で、当時のスパーダはベース車と同じく全長4,630mm、全幅1,695mmと標準的なサイズでしたが、専用エアロパーツにより実質的なボリューム感はひとまわり大きく見えるデザインでした。
その後、3代目・4代目と進化するにつれて、スパーダは明確に「上級志向」へと進みます。
5代目(RP型)では、全長4,760mm、全幅1,695mm、そして6代目では全幅が1,750mmまで拡大され、堂々としたシルエットになっています。
こうして見ると、スパーダはベースグレードよりも先進的なデザインや装備を持つだけでなく、サイズ面でも存在感を強めていることがわかります。
ステップワゴン「スパーダ」シリーズの歴代モデルごとのサイズ比較表
世代 | 登場年 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|
初代(設定なし) | ― | ― | ― | ― | スパーダ未設定 |
2代目 後期(RF型) | 2003年 | 4,630 | 1,695 | 約1,850 | 初代スパーダ。専用エアロでスポーティ感を演出 |
3代目(RG型) | 2005年 | 4,640 | 1,725 | 約1,770 | ワイド感のあるデザインと快適装備が特徴 |
4代目(RK型) | 2009年 | 4,690 | 1,695 | 約1,815 | スタイリッシュなエアロデザイン、内装も上質に |
5代目(RP型) | 2015年 | 4,760 | 1,695 | 約1,840 | LEDヘッドライトなど先進装備が標準に |
6代目(RP6〜8) | 2022年 | 4,800 | 1,750 | 約1,840 | 全幅が拡大、より堂々とした高級感ある佇まいに進化 |
※全高は装備や仕様により若干異なる場合があります。
ただし、スパーダのサイズは見た目ほど極端な差があるわけではありません。
前述の通り、幅は若干広がっているものの、運転感覚に大きな違いを感じるほどではないのが実情です。むしろ内装の快適さや上質さ、エクステリアの迫力など、サイズ以外の部分で差別化されている点に注目すべきです。
2010年式モデルのサイズ詳細

2010年に登場した4代目ステップワゴン(RK型)は、当時のミニバン市場において非常に高い評価を受けたモデルのひとつです。
そのサイズは、全長4,690mm、全幅1,695mm、全高1,815〜1,835mmという構成で、先代に比べてやや大きく、よりスクエアで広々としたボディデザインが採用されました。
この形状は、3列目の居住性とラゲッジスペースの確保に貢献し、多人数乗車や荷物運搬の利便性を高めています。
また、全高が1,800mmを超える設計となっているため、天井の高さにゆとりがあり、立体駐車場での制限には注意が必要です。一方で、全幅は1,700mm未満に抑えられており、都市部の細い道でも比較的スムーズに走行できるバランス設計となっています。
この点が、ファミリーユーザーやシニア層から支持された理由のひとつです。
さらに、2010年式モデルではスパーダも同時にラインナップされており、専用のエアロバンパーやLEDライトを装備したことによって、実際のサイズ以上のボリューム感を感じさせる外観になっていました。
したがって、見た目と実用性をバランスよく兼ね備えたモデルを求める方には、非常に魅力的な一台といえるでしょう。
タイヤサイズの歴代変遷もチェック

タイヤサイズの変遷を見ていくと、ステップワゴンがどのように進化してきたかがよくわかります。
初代モデルでは14インチが主流で、タイヤサイズは185/70R14と控えめなものでした。
このサイズは乗り心地を優先した設計で、サスペンションのストロークを活かす構造に合致していました。しかし、時代が進むにつれ、より高い安定性とデザイン性が求められるようになります。
2代目・3代目にかけては、15インチ(195/65R15)が中心となり、走行時の安定性が向上。さらに4代目では、16インチ(205/60R16)が採用されるグレードが増え、スポーティな走行性能と外観のバランスが取られています。
スパーダ系グレードでは専用アルミホイールにより17インチや18インチが採用されることもあり、ドレスアップ需要にも応える形となっています。
ステップワゴンの歴代モデルにおけるタイヤサイズの変遷表
世代 | 登場年 | 標準タイヤサイズ | インチ | 特徴・補足情報 |
---|---|---|---|---|
初代(RF1/2) | 1996年 | 185/70R14 | 14インチ | 乗り心地重視。ストロークの長いサスペンションに適合 |
2代目(RF3〜8) | 2001年 | 195/65R15 | 15インチ | 安定性向上。市街地・郊外ともにバランス良好 |
3代目(RG1〜4) | 2005年 | 195/65R15 一部グレードで205/60R16 | 15〜16インチ | スタビリティ重視。16インチは上級グレード中心 |
4代目(RK1〜6) | 2009年 | 205/60R16 スパーダ系:215/50R17 | 16〜17インチ | スパーダではスポーティ性能と見た目強化 |
5代目(RP1〜5) | 2015年 | 205/60R16 スパーダ系:215/45R17〜225/45R18 | 16〜18インチ | 高速安定性・ドレスアップ対応。18インチはオプション |
6代目(RP6〜8) | 2022年 | 205/60R16 スパーダ:215/55R17〜225/50R18 | 16〜18インチ | 接地性と静粛性向上。選択肢も多様に進化 |
※上記サイズは主要グレードを基にした代表例です。年式や特別仕様車によって異なる場合があります。
現在のRP型では、グレードによって16インチ〜17インチが標準装備されており、タイヤ幅も215mmクラスとなっています。これにより接地面積が広がり、高速域での安定性や静粛性がさらに向上しました。
ただし、インチアップによって乗り心地が若干硬くなる傾向もあるため、用途に合わせたタイヤサイズ選びが重要です。
なお、タイヤ交換時のコストや燃費性能にもタイヤサイズは関係してくるため、見た目だけでなく、維持費の観点からもサイズ選定は慎重に行うことをおすすめします。
型式ごとのボディサイズ比較
ステップワゴンは世代ごとに型式が異なり、そのたびにボディサイズも変化しています。
ボディサイズを把握することは、駐車スペースや取り回しのしやすさを考えるうえで非常に重要です。例えば初代(RF1/RF2型)は全長4,600mm前後・全幅1,690mmとコンパクトでしたが、年式を重ねるごとに徐々に大型化していきました。
2代目(RF3〜RF8型)になると全長が4,700mmを超え、3代目RG型ではさらに全高が高くなったことで、車内空間の広さが格段に向上しています。
近年のRP型(RP1〜RP8)では、全幅1,695mm→1,735mmと拡張されており、5ナンバー枠に収まるサイズながらもミニバンとしての利便性を高めています。
ホンダ・ステップワゴンの型式別ボディサイズ一覧表
世代 | 型式 | 登場年 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
初代 | RF1 / RF2 | 1996年 | 約4,605 | 約1,690 | 約1,830 | 取り回し抜群のコンパクトミニバン |
2代目 | RF3〜RF8 | 2001年 | 約4,735 | 約1,695 | 約1,840 | 室内空間と快適性が大幅に向上 |
3代目 | RG1〜RG4 | 2005年 | 約4,640 | 約1,725 | 約1,770 | 高さを抑えつつ幅が広がり安定感アップ |
4代目 | RK1〜RK6 | 2009年 | 約4,690 | 約1,695 | 約1,815 | 3列目の快適性が向上。実用性重視 |
5代目 | RP1〜RP5 | 2015年 | 約4,690 | 約1,695 | 約1,840 | 全幅は5ナンバー枠内、燃費・安全性向上 |
6代目 | RP6〜RP8 | 2022年 | 約4,800 | 約1,735 | 約1,840 | 全幅拡張でゆとりの室内。堂々たる存在感 |
※上記サイズは代表グレードの参考値です。装備や仕様により若干異なる場合があります。
このように、型式ごとのサイズ変化を知っておくことで、自分の使用環境に合ったモデル選びがしやすくなります。とくにマンションの立体駐車場に停める場合や、狭い道を頻繁に通る方には、全長や全高がコンパクトな型式の方が適しているケースもあります。
購入前には必ずサイズを確認しておきましょう。
セレナとのサイズ差はどれくらい?

日産セレナとホンダ・ステップワゴンは、国内ミニバン市場で長年競合してきた人気モデルです。
この2車種を比較すると、意外にもサイズに微妙な違いが見えてきます。たとえば2020年代の最新モデル同士では、セレナの全長が4,770mm、ステップワゴンは4,800mm前後となっており、全長ではステップワゴンがやや長めです。
しかし、全高に関してはセレナの方が高く、車内の縦空間には余裕を感じるユーザーもいます。一方で、全幅はどちらも1,695〜1,735mmとほぼ同等であり、5ナンバー枠内に収まっているため、狭い道での取り回しに大きな差はありません。
日産セレナとホンダ・ステップワゴンのサイズ比較表(2020年代モデル基準)
項目 | 日産セレナ(C28型) | ホンダ・ステップワゴン(RP6〜8型) | 備考 |
---|---|---|---|
全長 | 約4,770mm | 約4,800mm | ステップワゴンがやや長い |
全幅 | 約1,695〜1,735mm | 約1,735mm | 両車とも5ナンバー枠(グレードにより3ナンバー) |
全高 | 約1,870〜1,895mm | 約1,840mm | セレナの方が高く、車内の天井が高め |
ホイールベース | 約2,870mm | 約2,890mm | ステップワゴンの方がやや広い足元空間 |
室内長(参考) | 約3,240mm | 約3,220mm | 大差なし、実用性は同等 |
室内高(参考) | 約1,400〜1,450mm | 約1,410mm | セレナが若干高め |
※上記は代表的なガソリンモデル・ハイブリッドモデルの平均値を基にした目安です。グレードや仕様により差異があります。
こうして見ると、どちらが「優れている」というより、使用目的や好みによって向き不向きが分かれるのが実情です。
例えば、車中泊やキャンプなどで車内の高さを重視する人にはセレナが適しており、反対に都市部での走行や駐車のしやすさを重視する場合は、全高が低く抑えられたステップワゴンに軍配が上がることもあります。
これを踏まえたうえで選ぶと、後悔のないクルマ選びにつながります。
ステップワゴンのサイズで見る歴代モデルの選び方

・旧型モデルのサイズに魅力はあるか
・型式一覧でわかるサイズの特徴
・スパーダの過去カタログを参考にする
・年式別スパーダのサイズを比較
・中古購入時に役立つカタログ情報とは
旧型モデルのサイズに魅力はあるか
古い型のステップワゴンに魅力を感じるかどうかは、何を重視するかによって変わります。確かに近年のモデルはサイズが大きくなり、機能や安全装備も充実しています。しかし、初代や2代目といった旧型モデルには独自の魅力があるのも事実です。
まず挙げられるのが、コンパクトなボディサイズです。
特にRF系では全長4.6m前後・全幅1.7m未満と、現在の基準から見ればかなり小さめです。
このため、狭い路地や立体駐車場でも扱いやすく、都市部での使用に向いています。また、車両価格も手頃なものが多く、初めてのファミリーカーやセカンドカーとして選ばれることもあります。
ただし、デメリットとしては安全装備が最新モデルに比べて不十分だったり、燃費性能がやや劣る点が挙げられます。さらに、年式が古いためメンテナンスや部品交換の必要が高くなる場合もあります。
このように、旧型モデルのサイズは取り回しのしやすさというメリットを持ちながらも、機能面では割り切りが必要になります。予算や用途に応じて、慎重に検討することが大切です。
型式一覧でわかるサイズの特徴

ステップワゴンの型式ごとの一覧を眺めると、各モデルのボディサイズには時代背景やユーザーのニーズが反映されていることがわかります。
初代RF系は1996年登場で、全長4,600mm・全幅1,690mmという、今の感覚ではかなりスリムなボディでした。2代目以降のRF3〜RF8型では全長が4,700mmを超え、3代目RG系になると全高が1,845mm前後まで伸び、居住性を重視した方向へ進化しています。
4代目RK系からは、全高を1,815mm前後に抑えつつも室内空間を最大化する設計が取り入れられました。そして近年のRP型では、エクステリアのスタイリッシュさと使い勝手のバランスを追求しながら、全幅を1,735mmまで広げており、もはや5ナンバーの限界を攻めるレベルです。
これにより室内の横方向のゆとりが確保され、3列シートの快適性が向上しました。
ホンダ・ステップワゴンの型式ごとのボディサイズ一覧表
世代 | 型式 | 発売年 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
初代 | RF1 / RF2 | 1996年 | 約4,600 | 約1,690 | 約1,830 | 初代モデル。コンパクトな5ナンバーサイズで取り回し良好 |
2代目 | RF3〜RF8 | 2001年 | 約4,735 | 約1,695 | 約1,840 | 全長拡大で居住性UP。スパーダ初登場 |
3代目 | RG1〜RG4 | 2005年 | 約4,640 | 約1,725 | 約1,845 | 全高が最も高い世代。頭上空間が広い |
4代目 | RK1〜RK6 | 2009年 | 約4,690 | 約1,695 | 約1,815 | 全高を抑えつつ室内空間を最大化 |
5代目 | RP1〜RP5 | 2015年 | 約4,690 | 約1,695 | 約1,840 | デザイン刷新、低床フロア設計で使い勝手向上 |
6代目 | RP6〜RP8 | 2022年 | 約4,800 | 約1,735 | 約1,840 | 全幅拡張、3列目の快適性向上、5ナンバー枠ギリギリ |
※サイズは代表グレードの目安。装備・グレードにより多少異なります。
このように、型式の違いを知ることで、どの世代がどのような特徴を持ち、自分の生活スタイルに合っているかを判断しやすくなります。車選びで後悔しないためにも、各型式のサイズ感をしっかり把握しておくことが欠かせません。
スパーダの過去カタログを参考にする

スパーダの過去カタログを参照することは、中古車を検討している方にとって非常に有益です。
なぜなら、カタログには各年式やグレードごとのボディサイズ、装備、燃費性能、そして安全機能など、実際の車選びに必要な情報が網羅されているからです。
とくにスパーダはモデルチェンジごとに外観や機能が大きく変化しており、見た目の印象だけで判断すると、購入後に「思っていたより広くない」「必要な機能がついていなかった」と後悔するケースもあります。
これを防ぐためにも、まずはメーカー公式のカタログや、販売当時のディーラーカタログをチェックして、スペックや装備表を確認することが大切です。
中古車販売店によっては、当時のカタログを保管しており、商談時に見せてもらえることもあるので、積極的に聞いてみるとよいです。
インターネット上でもPDF形式の過去カタログが見られるサイトがあるため、事前に閲覧しておくのもおすすめです。
そうすることで、同じスパーダでも装備やサイズ感の違いを正しく理解し、納得のいく選択が可能になります。
年式別スパーダのサイズを比較
スパーダはその誕生以来、年式ごとにボディサイズが微妙に異なってきました。
たとえば2000年代前半のモデルと、現行のスパーダを比べると、全長や全幅がそれぞれ拡大されており、室内空間の広さも増しています。とはいえ、古いモデルのほうが取り回しがしやすく、都市部の駐車場などではむしろ便利に感じる場面もあります。
これを理解するには、年式ごとにサイズを比較するのが近道です。
具体的には、全長は初期型(RF系)で約4,600mm、RP系後期では4,800mm近くにまで延びており、全幅も1,695mmから1,750mm程度へと変化しています。
これにより、3列目の居住性や荷室容量に差が出る一方で、走行時の安定性も向上しました。ファミリーユースを重視する方は後期モデルが快適ですが、軽快な走りや運転のしやすさを求めるなら、初期型も選択肢として有力です。
年式ごとの寸法を把握しておけば、自身の生活スタイルに最も合うスパーダを見つけやすくなります。
中古購入時に役立つカタログ情報とは

中古車の購入において、カタログ情報は非常に重要な手がかりとなります。
とくにスパーダのように多くの年式・グレードが存在するモデルでは、「どの年式にどの装備が標準でついているか」「オプションだったのか」がひと目で分かるカタログは大きな判断材料です。
例えば、ある年式のスパーダには両側パワースライドドアが標準だった一方、前年モデルでは片側のみだったというケースもあります。
また、安全性能に関わるHonda SENSINGの有無や、その搭載内容(衝突軽減ブレーキ・車線維持支援システムなど)も、カタログを見れば明確です。
さらに、シートアレンジや荷室寸法、カラーラインナップといった情報も記載されているため、実際の使用シーンを具体的にイメージしやすくなります。中古車サイトの情報だけでは読み取れない細かい違いを知るうえでも、カタログを活用する価値は非常に高いです。
購入前に必ずチェックしておきたい資料のひとつと言えます。
まとめ:ステップワゴンの歴代サイズについて

・ステップワゴンは5代目以降でサイズが拡大傾向にある
・初代モデルは全長4,600mm前後でコンパクトな設計
・3代目から全高が1,800mmを超え室内空間が広がった
・現行のRP型は全長4,800mmを超えるモデルもある
・スパーダ系はエアロ付きで全幅や全高が微妙に異なる
・モデルごとにホイールベースが変わり走行安定性も異なる
・フルモデルチェンジのたびに荷室や3列目の居住性が進化
・年式により全長・全幅・全高すべてに数十ミリの差がある
・初代・2代目は5ナンバーサイズを維持していた
・近年はミニバン全体の大型化トレンドに沿って拡大中
・乗車定員やシートアレンジもサイズ変化に影響されている
・サイズの変化により取り回しのしやすさが異なる
・駐車スペースや自宅の車庫に合うサイズ確認が必須
・カタログで数値を比較すれば目的に合う年式が絞れる
・歴代のボディサイズ比較で中古車選びの判断材料となる
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