ステップワゴンの四代目について調べている方にとって、「四代目は何年式から登場したのか?」や「前期と後期で何が変わったのか」といった基本的な情報が気になるのではないでしょうか。
本記事では2009年に登場したステップワゴンの四代目の特徴を多角的に掘り下げ、初めて購入を検討する方にもわかりやすく解説します。
特に注目されるのが「スパーダ仕様との違いを比較」した際のデザイン性や装備面での差、そして「室内空間とシートアレンジのポイント」に見られる快適性と実用性の高さです。加えて、「人気の理由と支持されるユーザー層」や、「4代目と5代目、どう違う?」といった比較情報も丁寧にまとめました。
もちろん、スパーダの長所と購入の判断基準についても具体的に触れており、総合的にステップワゴン 四代目の魅力を把握できる構成になっています。
・ステップワゴン 四 代目が何年式から登場したかがわかる
・前期型と後期型の違いや変更点を理解できる
・スパーダ仕様との装備やデザインの違いを比較できる
・中古市場での価格帯や購入時のチェックポイントを把握できる
ステップワゴン四代目の魅力を徹底解説

・四代目は何年式から登場したのか?
・前期と後期で何が変わったのか
・スパーダ仕様との違いを比較
・室内空間とシートアレンジのポイント
・人気の理由と支持されるユーザー層
・4代目と5代目、どう違う?
四代目は何年式から登場したのか?
ホンダの人気ミニバン「ステップワゴン 四代目」は、2009年10月に初登場しました。このモデルは先代の設計をベースにしながらも、多くの点で大胆な進化を遂げています。発売当初から注目されたのは、その広い室内空間と扱いやすい5ナンバーサイズのボディ構造でした。
2009年に販売が開始された初期モデルは、一般的に「前期型」と呼ばれており、2012年のマイナーチェンジを経て「後期型」に移行します。この年式の区切りを知っておくことは、購入や中古車選びの際に非常に役立ちます。なぜなら、年式によって装備内容や仕様が異なってくるからです。
四代目の登場時期は、日本国内のミニバン市場が特に競争の激しいタイミングでもありました。トヨタのヴォクシーや日産のセレナといったライバル車との比較の中で、ステップワゴンは「室内の広さ」と「シートアレンジの多彩さ」で差別化を図っていました。
なお、ステップワゴンの中でも「スパーダ」などの派生モデルは同じく2009年から順次登場していますが、標準モデルと異なる外装・装備が特徴です。こうした年式の情報は、整備やカスタムを検討する際にも非常に重要です。
このように、四代目ステップワゴンは2009年式から始まり、以降2015年に五代目が登場するまで、約6年間にわたって多くのユーザーに支持されてきました。その背景には、ユーザー目線の実用性と、時代に合った改良がしっかり施されていたことが挙げられます。
前期と後期で何が変わったのか
ステップワゴン 四代目は2009年に発売された「前期型」と、2012年のマイナーチェンジによって登場した「後期型」に大きく分かれています。両者の違いは外観のデザイン変更だけに留まらず、装備の内容や安全機能の強化など、実用面でも改良が加えられました。
まず、外観の違いについてですが、後期型ではフロントグリルやヘッドライト形状が変更され、よりシャープで現代的な印象となっています。これにより、デザイン性を重視するユーザーにも訴求力が高まったと言えるでしょう。
加えて、リアコンビランプにも一部変更が加えられており、視認性の向上にもつながっています。
一方、機能面では後期型で「Gコンフォートセレクション」や「GインターナビEセレクション」といった新グレードが追加されました。これにより、より多くのニーズに対応できるようになっています。特に注目すべきは、7人乗り仕様が追加されたことです。
8人乗りではやや窮屈さを感じていたファミリー層にとって、これは歓迎すべき改良でした。
また、後期型では一部安全装備の追加や燃費性能の微調整も行われています。ただし、エンジン形式や排気量自体は変更されておらず、2.0Lエンジンのままでした。
このように前期と後期の違いを把握することで、購入後の満足度や中古車選びの際の判断材料にもなります。年式による変化は見た目以上に日常の利便性や快適性に直結する要素ですので、しっかりチェックしておきたいポイントです。
スパーダ仕様との違いを比較

ステップワゴン 四代目の中でも特に人気が高かったのが「スパーダ」仕様です。このモデルは通常グレードと比較して、よりスタイリッシュな外観と充実した装備が特徴となっています。では、スパーダは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
まず目を引くのは外装デザインです。
スパーダは専用のフロントグリル、大型バンパー、エアロパーツを備えており、スポーティーで迫力のある印象を与えます。このデザインは、若年層のファミリーユーザーや、クルマの見た目にこだわる層から強く支持されてきました。
内装面でも、スパーダ仕様は上質なシート素材や加飾パネルが使用され、全体的に高級感があります。標準モデルと比較すると、見た目だけでなく触感からも「ワンランク上」の体験ができるのが魅力です。
機能面では、スパーダはナビゲーションやマルチビューカメラといった先進装備が充実しているグレードが多く、安全性や快適性の面での差も明確です。また、足回りに関しても専用サスペンションが採用されているため、よりしっかりとした走りを体感できます。
一方で注意点としては、価格が若干高めに設定されている点や、エアロパーツによる車高の低さから段差などでの擦りやすさも考慮する必要があります。いくら見た目が良くても、実用性を重視する家庭では慎重に検討すべきでしょう。
このように、スパーダ仕様はデザインと装備の面で通常グレードより優れていますが、用途や予算によっては過剰な部分もあるため、自分のニーズに合わせた選択が重要です。
室内空間とシートアレンジのポイント
ステップワゴン 四代目の大きな魅力のひとつは、室内空間の広さとシートアレンジの自由度にあります。家族での移動やアウトドアなど、さまざまな用途に柔軟に対応できる設計が施されているのです。
このモデルは低床・低重心設計を維持しつつ、全高を高くすることで頭上空間に余裕を持たせています。これにより、乗車時の圧迫感が軽減され、背の高い大人でも快適に座ることができます。とくに2列目と3列目のウォークスルーがしやすく、子どもや高齢者でも移動がスムーズです。
注目すべきは、3列目シートが床下収納式になっている点です。従来の跳ね上げ式と違い、収納時に力を入れなくても簡単にしまえる構造となっており、力の弱い方でも扱いやすくなっています。また、リアクオーターウィンドウの視界を妨げないため、安全面でも優れています。
さらに、シートアレンジにより最大限のラゲッジスペースを確保することも可能です。
例えば3列目を収納し、2列目を前方にスライドさせれば、大型の荷物も余裕で積載できます。これはキャンプや引っ越しといった特別なシーンでも大いに活躍するでしょう。
このように、ステップワゴン 四代目はただ広いだけでなく、用途に応じて多彩なレイアウトが可能です。その自由度の高さが、多くのファミリーユーザーから長年にわたって支持され続ける理由のひとつとなっています。使い勝手を重視したい方には非常におすすめできるモデルです。
人気の理由と支持されるユーザー層

ステップワゴン 四代目が長年にわたり高い人気を誇る理由は、なんといってもその“使いやすさ”にあります。特に子育て世代を中心としたファミリー層からの評価が非常に高く、日常使いからレジャーまで幅広く活用できる点が支持の鍵となっています。
まず、多くの方が高く評価するのは「広さ」です。
5ナンバーサイズに収まりながらも、室内空間は非常に広く、2列目・3列目のシート配置にも余裕があります。小さな子どもをチャイルドシートに乗せたり、高齢の家族を乗せたりする場面でも、空間のゆとりがあることで移動時のストレスが軽減されるのです。
また、床下格納式の3列目シートは、荷室を広く使いたいときに非常に便利です。
簡単な操作でフラットな空間を確保できるため、買い物やキャンプ道具の積載にも柔軟に対応できます。こうした実用性が、忙しい毎日を送る家族世帯にとって非常に心強いポイントとなっているのです。
さらに、外観は無難でありながらも現代的なデザインを取り入れており、老若男女問わず違和感なく乗れる車という点も見逃せません。日常的に使いやすいボディサイズでありながら、内装や装備面では価格以上の質感を感じさせる点も、多くのユーザーに選ばれている理由の一つでしょう。
このように、ステップワゴン 四代目は利便性と快適性のバランスが取れたモデルであり、主に30〜50代のファミリー層を中心に、幅広い層に受け入れられています。日常のあらゆる場面で“ちょうどいい”と感じさせてくれるその設計こそが、根強い人気の秘密です。
4代目と5代目、どう違う?
ステップワゴンの四代目と五代目では、見た目だけでなく設計思想そのものに大きな違いがあります。表面的には似ているように見えても、中身は大きく刷新されており、特に「使い勝手」と「パワートレイン」に関する部分に注目する必要があります。
まず外観については、四代目が直線基調のスクエアなデザインだったのに対し、五代目ではよりスタイリッシュで現代的なフォルムに進化しています。
また、五代目では「わくわくゲート」と呼ばれる独自のリアゲートが導入され、横にも縦にも開くという斬新な機構が話題となりました。これにより、狭い場所でも荷物の出し入れがしやすくなり、ユーザーの利便性が向上しました。
次に注目すべきはエンジンです。四代目は2.0Lガソリンエンジンのみの設定でしたが、五代目ではターボエンジンやハイブリッド仕様もラインアップに加わり、走行性能と燃費性能の両立を図っています。
この変化により、走りを重視するユーザーや環境意識の高い層にもアピールできるモデルへと変化しました。
内装に関しても五代目は一段と進化しており、インパネ周辺のデザインやスイッチ配置がより洗練され、操作性が高まりました。安全性能の面でもホンダセンシングなどの先進運転支援システムが搭載され、ファミリー層にとってさらに安心して使える車へと成長しています。
このように、四代目が“安定と実用”を重視した設計であったのに対し、五代目は“新しさと多機能性”に軸を移しています。どちらが優れているかというよりも、ユーザーのライフスタイルに合った選び方が求められるでしょう。
ステップワゴン四代目を選ぶ前に知っておきたいこと

・燃費はどれくらいかかるのか
・中古市場の価格帯と選び方
・故障しやすい箇所とその対策
・内装の質感と装備の特徴
・税金や維持費の目安
・スパーダの長所と購入の判断基準
燃費はどれくらいかかるのか
燃費は車選びにおいて非常に重要な指標のひとつです。
特にファミリーカーとしての使用を想定している方にとって、燃料費は日々の家計に直結するため、無視できないポイントでしょう。では、ステップワゴン 四代目の燃費性能はどうなのでしょうか。
公式のカタログ値では、四代目ステップワゴン(2.0Lエンジン/CVT車)の燃費はおおよそ13.0km/L前後となっています。ただし、これはあくまで標準状態での数値であり、実際の燃費は走行条件によって大きく変わります。
例えば、市街地での短距離走行が多い場合は10km/L前後、高速道路を使う長距離移動が多い方なら14〜15km/Lといったケースも見られます。
一方、四輪駆動(4WD)モデルは重量が増すことから若干燃費が劣り、実走行で9〜11km/L程度に落ち着く場合もあります。これを踏まえると、燃費性能においては決して「優れている」とは言えないものの、ミニバンというジャンルで見れば平均的な水準です。
なお、エコアシスト機能(ECONモードやコーチング機能)も搭載されているため、運転者の意識次第では燃費をある程度向上させることも可能です。これを活用することで、無駄な燃料消費を抑えられる点は嬉しいポイントです。
つまり、ステップワゴン 四代目の燃費は特筆するほどではないものの、日常使いにおいて不満のないレベルに収まっています。燃費ばかりに注目するのではなく、走行性能や車内空間とのバランスを踏まえて総合的に評価することが大切です。
中古市場の価格帯と選び方

ステップワゴン 四代目は、現在の中古車市場でも根強い人気を誇るモデルです。
発売から時間が経過しているにもかかわらず、室内の広さや高い実用性が評価され、ファミリー層を中心に安定した需要があります。では、実際に中古車として購入する場合、どのような価格帯やポイントに注目すればよいのでしょうか。
まず価格帯ですが、2025年現在における中古市場では、年式や走行距離、グレードによって価格は大きく異なります。
前期型であれば50万円前後から探すことができ、後期型の人気グレードやスパーダ仕様になると80万〜120万円程度の価格帯が一般的です。特に走行距離が少なく、整備記録簿がしっかり残っている車両は価格が高く設定される傾向にあります。
選び方のポイントとしては、まず年式だけでなく「グレード」と「装備内容」をしっかり確認することが大切です。例えば、両側パワースライドドアが付いている「G Lパッケージ」以上のグレードは、日常の使い勝手に優れており、人気が高い傾向にあります。
また、3列目シートの床下収納構造に傷みがないか、ナビやエアコンなどの電装系が正常に動作するかなどもチェックしておきたいポイントです。加えて、車検の残り期間やタイヤ・ブレーキパッドの状態など、維持費に関わる部分も見逃せません。
最後に、購入後の保証やアフターサービスがしっかりしている販売店を選ぶことも重要です。価格が安くても、トラブル時の対応が悪ければ満足度は大きく下がってしまいます。
このように、中古のステップワゴン 四代目を購入する際は「価格」だけでなく「状態」「装備」「サポート体制」の4点をしっかり見極めることが、満足のいく一台と出会うコツです。
故障しやすい箇所とその対策
ステップワゴン 四代目は信頼性の高いホンダ車として知られていますが、年数の経過とともに特定の部位に不具合が生じやすくなるのも事実です。特に中古での購入を検討している場合には、あらかじめ故障しやすい箇所を知っておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
まず、よく報告されるのが電動スライドドアの不具合です。
使用頻度の高いこの装備は、モーターやレールの劣化によって動作不良を起こしやすくなります。スライドドアが途中で止まる、異音がするなどの症状が見られた場合は、早めにモーターやヒンジ部分の点検・清掃を行うことが推奨されます。
次に注意すべきはエアコンの不調です。
冷風が出にくくなる、風量が安定しないといった問題が起きやすいのは、エアコンフィルターやブロアモーターの劣化が原因である場合が多いです。これを防ぐためには、1年に1回程度の定期的な点検とフィルター交換が効果的です。
また、走行距離が10万kmを超えた車両では、CVT(無段変速機)の滑りやショックも起こりやすくなります。オイルの劣化が主な要因となるため、規定よりも早めのCVTフルード交換がトラブル予防につながります。
こうしたメンテナンスを怠ると、修理費用が高額になる恐れがあるため注意が必要です。
さらに細かい部分では、ドアミラー格納モーターやパワーウィンドウスイッチの接触不良なども発生しがちです。これらは部品の寿命に起因するケースが多く、予防策としては使用の際に無理な力をかけない、動きに違和感を覚えた時点で早めに点検を依頼することが肝心です。
このように、ステップワゴン 四代目は基本的に耐久性の高い車ですが、年式や走行距離によっては部品の摩耗や劣化が進行していることもあります。購入前に点検記録を確認するだけでなく、購入後も定期的なメンテナンスを行うことで、長く快適に乗り続けることができます。
内装の質感と装備の特徴

ステップワゴン 四代目の内装は、ファミリーミニバンとしての使いやすさを重視しながらも、落ち着いたデザインと機能性の両立が図られています。日常的な使い勝手はもちろん、長距離ドライブやレジャーにも適した装備が多く搭載されており、その完成度の高さが購入者から評価されています。
まず、全体的なインテリアデザインはシンプルで機能的。
グレードによって内装の色味や素材が異なるものの、どの仕様も手入れがしやすく、汚れが目立ちにくい工夫がなされています。特にファブリックシートは肌触りが良く、家族全員が快適に過ごせる環境を提供してくれます。
装備面では、前期型から一部グレードに「パワースライドドア」や「スマートキー」が標準化され、後期型になるとさらに「インターナビ」や「スカイルーフ」など、より快適性や利便性を高める装備が充実してきます。
これにより、操作性やドライバーのストレス軽減に一役買っています。
特筆すべきは、シートアレンジの柔軟性です。2列目キャプテンシート(またはベンチシート)と、床下収納可能な3列目シートによって、乗員の構成や荷物の量に応じて空間を自在に変化させることができます
。例えば、大型のベビーカーやアウトドア用品も簡単に積載できるほどのラゲッジスペースが確保できます。
また、収納ポケットや小物入れが豊富で、車内で過ごす時間が多いファミリーにとっては非常に便利です。USB電源やエアコンの後部座席吹き出し口など、細部にわたる使い勝手への配慮も忘れられていません。
一方で、ライバル車に比べて高級感という面ではやや物足りなさを感じる方もいるかもしれません。豪華さよりも“実用本位”な設計であることが、ステップワゴン 四代目の内装の特徴ともいえます。
税金や維持費の目安
車を所有するうえで、税金や維持費といったコストは避けて通れません。ステップワゴン 四代目はファミリーカーとして人気ですが、ランニングコストを把握しておくことは大切です。ここではおおよその税金と年間維持費の目安について解説します。
まず、自動車税ですが、ステップワゴン 四代目は排気量2.0Lのガソリン車であるため、年間の自動車税は39,500円(2025年現在の基準)となります。これは排気量1.5Lクラスの車に比べるとやや高額ですが、ミニバンとしては一般的な水準です。
次に、重量税は新車登録からの年数により変動します。初年度登録から13年未満であれば年間約16,400円程度が目安です。中古車購入の際は登録年が古くなると重量税が増額されるため、年式にも注意しましょう。
車検費用は法定費用に加えて整備内容によって変動しますが、おおむね80,000円~120,000円ほど見ておくとよいでしょう。これには点検整備費用やブレーキパッド交換、エンジンオイルやバッテリーの交換なども含まれるケースがあります。
さらに、ガソリン代についても考慮が必要です。
先述したように、実燃費は10km/L前後とされるため、月1,000km走行する方であれば、ガソリン代は月に約15,000円程度(ガソリン単価が150円/Lの場合)かかる計算となります。
任意保険も忘れてはいけません。ステップワゴン 四代目のようなファミリーミニバンは事故リスクが低めと見なされる傾向にあり、全年齢対象のフルカバー保険でも年間約70,000円~100,000円が相場となります。
このように、税金や維持費はトータルで年間30万~40万円ほどを見込んでおくのが現実的です。日常的に車を頻繁に使うライフスタイルの方であれば、このコストに見合うだけの快適性と機能性を備えているのがステップワゴン 四代目といえるでしょう。
スパーダの長所と購入の判断基準

ステップワゴン 四代目には「スパーダ」と呼ばれるスポーティ仕様が存在します。
見た目のスタイリッシュさと装備の充実度で人気の高いこのモデルは、通常モデルとは異なる魅力を持っています。ここではスパーダの特長と、それがどのようなユーザーに向いているかについて解説します。
まず最大の特徴は、外観のデザインです。専用のフロントグリルやエアロバンパー、メッキパーツが装着され、標準グレードに比べてより精悍な印象を与えます。また、ホイールも専用デザインとなっており、全体として洗練されたスタイルを演出しています。
見た目にこだわる方にとっては、大きなポイントです。
内装についても、ブラック基調のシートや加飾パネルなどにより高級感が演出されており、落ち着いた雰囲気と上質さを感じさせます。家族だけでなく、ビジネス用途としても使用できる汎用性の高さが評価されています。
さらに、装備面でも優れており、パワースライドドア、HDDナビ、マルチビューカメラなどが標準もしくはオプション設定されています。特に運転が不慣れな方にとって、駐車支援システムがあることは大きな安心材料です。
一方で、車両価格は同年式の通常モデルより10〜20万円ほど高くなる傾向があるため、予算とのバランスを考える必要があります。また、見た目に重きを置いた仕様のため、走行性能や燃費が大きく改善されているわけではない点も理解しておくべきでしょう。
購入の判断基準としては、「日常的に使いやすいミニバンが欲しいが、外観もおしゃれでありたい」「内装にも一定の上質感を求めたい」といった方にはスパーダが向いています。
逆に、コストパフォーマンスを重視する方には標準グレードでも十分な満足感が得られるでしょう。
まとめ:ステップワゴンの四代目について
・ステップワゴン 四代目は2009年10月に登場し、2015年まで販売
・前期型と後期型があり、2012年にマイナーチェンジが行われた
・後期型ではフロントグリルやライト類がデザイン変更された
・スパーダ仕様はエアロパーツや専用装備でスポーティさを強調
・3列目シートが床下収納式で荷室の活用度が高い
・シートアレンジの自由度が高く多目的に使える
・広い室内空間と低床設計で乗降性が優れている
・スパーダは見た目と内装に高級感があり若年層に人気
・公式燃費は13km/L前後だが実燃費は10km/L前後が多い
・中古価格は前期型で50万円〜、後期スパーダで100万円前後
・故障しやすい箇所は電動スライドドアやエアコン周辺
・内装は実用性重視でシンプルながら収納力に優れる
・年間の税金や維持費は約30万〜40万円が目安
・スパーダは価格が高めだが装備が充実している
・ファミリー層を中心に「ちょうど良い」使い勝手で人気が高い
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