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ジープの小さめモデルの選び方!中古価格や種類も紹介

ジープの小さめモデルの種類と特徴を解説
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ジープに乗りたいけれど、日本の道路では大きすぎるかな…」「値段が高いイメージがあるし、中古はどうなんだろう?」このような悩みをお持ちではないでしょうか。

確かにジープは大型でパワフルなイメージが強いですが、実は日本の街乗りにもぴったりな、小さめSUVもラインナップされているのです。

この記事では、近年注目を集めているジープの小さめモデルに焦点を当て、その種類を小さい順に紹介します。

記事の要約
  • ジープの小さめモデルの種類と特徴
  • レネゲードなど人気モデルの中古価格
  • 購入前に知りたいメリット・デメリット
  • 自分に合ったモデルを見つけるための選び方

ジープの小さめモデルの種類と特徴を解説

ジープの小さめモデルの種類と特徴を解説
出典元:ジープ公式
  • ジープのコンパクトモデルにはどんな種類がある?
  • 小さい順にジープのラインナップを紹介
  • 小さめSUVとしてのジープの立ち位置
  • ラングラーに小さめモデルは存在する?
  • Jeep女子とは?コンパクトなジープ人気の理由
  • 小さいジープみたいな車も選択肢に入れよう

ジープのコンパクトモデルにはどんな種類がある?

現在、ジープのラインナップの中で「コンパクト」または「小さめ」に分類される代表的なモデルは、「レネゲード」と「コンパス」の2車種です。

これらは、ジープ伝統のタフなイメージを受け継ぎながらも、日本の都市部での運転しやすさを考慮して設計されています。

特にレネゲードは、ジープブランドのエントリーモデルとして2015年に登場し、その個性的なデザインとコンパクトなボディで新たなファン層を獲得しました。

一方のコンパスは、レネゲードより一回り大きいサイズ感で、より上質さと快適性を求めるユーザーに適しています。

まずは、この2車種の基本的なスペックを比較してみましょう。

項目レネゲードコンパス
全長4,255mm4,420mm
全幅1,805mm1,810mm
全高1,695mm1,640mm
最小回転半径5.5m5.7m
エンジン1.3L 直列4気筒ターボ2.4L 直列4気筒
公式サイト公式サイトへ公式サイトへ

レネゲードは全長が国産のコンパクトSUV(ホンダ ヴェゼルやトヨタ ヤリスクロス)と同等クラスで、非常に取り回しが良いのが特徴です。

コンパスもサイズはミドルクラスSUVに匹敵しますが、ジープの中では比較的小さいモデルと言えます。

小さい順にジープのラインナップを紹介

ジープの現行モデルをボディサイズの小さい順に並べると、そのキャラクターの違いがよく分かります。どのモデルが自分のライフスタイルに合っているか、イメージしながら見ていきましょう。

ジープモデル サイズ比較(小さい順)

  1. レネゲード(全長: 4,255mm)
  2. コンパス(全長: 4,420mm)
  3. コマンダー(全長: 4,770mm)
  4. ラングラー(全長: 4,870mm)
  5. グランドチェロキー(全長: 4,900mm)
  6. グラディエーター(全長: 5,600mm)

ご覧の通り、最もコンパクトなのはレネゲードです。その後にコンパスが続き、この2車種が「小さめジープ」の代表格となります。

コマンダーは3列シートを持つミドルサイズSUV、そしてラングラーやグランドチェロキーはジープの象徴ともいえる本格的な大型モデルです。

グラディエーターはラングラーをベースにしたピックアップトラックで、圧倒的な存在感を放ちます。街中での使い勝手を重視するなら、やはりレネゲードかコンパスが現実的な選択肢となるでしょう。

小さめSUVとしてのジープの立ち位置

日本の自動車市場では、トヨタのヤリスクロスやホンダのヴェゼルなど、数多くの国産コンパクトSUVが人気を博しています。その中で、ジープの小さめモデルはどのような立ち位置にあるのでしょうか。

最大の魅力は、やはりジープならではの唯一無二のデザインとブランドイメージです。丸いヘッドライトや7スロットグリルといった伝統的な意匠は、他のどんなSUVとも違う個性を主張します。

ただの移動手段としてだけでなく、ライフスタイルを表現するアイコンとして車を選びたいユーザーから強く支持されています。

また、コンパクトなボディでありながら、悪路走破性の高さを備えている点もジープならでは。特に「トレイルホーク」というグレードは、過酷なオフロードテストをクリアした証である「Trail Rated」バッジが与えられており、見た目だけでなく本格的な走行性能を秘めています。

一方で、燃費性能や価格面では国産SUVに分がある場合が多いです。デザインや走行性能といったジープならではの価値に、どれだけ魅力を感じるかが選択のポイントになります。

ラングラーに小さめモデルは存在する?

ラングラーに小さめモデルは存在する?
出典元:ジープ公式

「ジープといえば、やはりラングラーの形が好き。でも、あの大きさは…」と感じる方は少なくありません。結論から言うと、現行モデルのラングラーに、レネゲードのようなコンパクトな「小さめモデル」は存在しません。

ラングラーは、そのルーツである軍用車からの伝統を受け継ぐ本格オフローダーであり、高い走破性を実現するために現在のボディサイズとなっています。頑丈なラダーフレーム構造や、大きなサスペンションストロークを確保するための設計が、ボディの小型化を難しくしているのです。

実は、かつてはホイールベースが短い2ドアモデルが存在し、現行の4ドアモデル(アンリミテッド)よりはコンパクトでした。

しかし、これも絶対的には大きな車であり、現在では中古車市場でしか手に入りません。ラングラーを選ぶということは、ある程度の大きさと付き合っていく覚悟が必要と言えるでしょう。

もしラングラーのデザインが好きで、もう少しコンパクトな車が欲しい場合は、後述する「小さいジープみたいな車」を検討するのも一つの方法です。

Jeep女子とは?コンパクトなジープ人気の理由

最近、SNSなどで「Jeep女子」というハッシュタグを見かけることが増えました。これは、ジープをおしゃれに、そしてアクティブに乗りこなす女性たちのことを指す言葉です。

かつては無骨で男性的なイメージが強かったジープですが、レネゲードのようなポップで個性的なコンパクトモデルが登場したことで、女性ユーザーが急増しました。Jeep女子に人気の理由は、主に以下の3点が挙げられます。

1. 個性的で愛らしいデザイン

レネゲードの四角いボディフォルムや丸いヘッドライトは、タフさとかわいらしさを両立しており、「他の人とは違う車に乗りたい」という女性の心をつかんでいます。豊富なボディカラーも魅力の一つです。

2. 運転しやすいサイズ感と見晴らしの良さ

コンパクトなボディは、狭い道や駐車場での取り回しが楽です。また、着座位置が高くスクエアなボディ形状のため視界が良く、車両感覚がつかみやすいというメリットもあります。

3. ライフスタイルを表現できるブランド力

「ジープに乗っている」ということ自体が、アクティブで自由なライフスタイルを象徴します。キャンプやアウトドアなどの趣味との相性も抜群で、自己表現のツールとして選ばれています。

小さいジープみたいな車も選択肢に入れよう

「ジープのデザインは好きだけど、輸入車は少し不安…」「もっと手頃な価格の車がいい」という方には、ジープのような雰囲気を持つ国産車もおすすめです。ここでは、代表的な3車種を紹介します。

スズキ ジムニー / ジムニーシエラ

「和製ジープ」とも呼ばれる、軽自動車の本格オフローダーです。角張ったボディや丸いヘッドライトなど、デザインの共通点が多くあります。悪路走破性は本家ジープに引けを取らず、コンパクトさでは群を抜いています。ただし、非常に人気が高く、新車の納期が長い点がネックです。

トヨタ RAV4 (Adventureグレード)

ミドルサイズSUVのRAV4の中でも、オフロードテイストを強めた「Adventure」グレードは、多角形をモチーフにした力強いデザインが特徴です。ジープほどの悪路走破性はありませんが、最新の4WDシステムを備え、日常からレジャーまで高い実用性を発揮します。

トヨタ ランドクルーザー”250″

新しく登場したランドクルーザー”250″は、原点回帰をテーマにした直線的なデザインが特徴で、どことなくジープに通じるタフな雰囲気を持っています。サイズは大きいですが、信頼性や実用性を重視するなら有力な選択肢となるでしょう。

ジープの小さめモデルの賢い買い方ガイド

ジープの小さめモデルの賢い買い方ガイド
出典元:ジープ公式
  • 新車の価格と中古車の値段を比較してみる
  • レネゲードは買ってはいけないという噂の真相
  • 人気のレネゲード中古モデルの選び方
  • 中古で買うなら知っておきたい注意点
  • 超小型ジープという選択肢も検討しよう

新車の価格と中古車の値段を比較してみる

小さめジープの購入を検討する際、新車と中古車のどちらを選ぶかは大きなポイントです。ここでは、最も人気のレネゲードを例に、価格の違いを見てみましょう。

新車の場合、グレードによって価格が異なります。一方、中古車は年式、走行距離、車両の状態によって価格が大きく変動しますが、新車に比べて初期費用を大幅に抑えられる可能性があります。

モデル新車価格(目安)中古車価格帯(目安)
レネゲードLimited (FF)約450万円~約150万円~350万円
Limited 4xe (4WD/PHEV)約600万円~

中古車であれば、かつて存在したガソリンの4WDモデル「トレイルホーク」や、より装備をシンプルにしたグレードなど、新車にはない選択肢から探せるのも魅力です。予算と希望条件に合わせて、新車と中古車の両方を視野に入れて検討することをおすすめします。

レネゲードは買ってはいけないという噂の真相

インターネットでレネゲードについて調べると、「買ってはいけない」といったネガティブな意見を見かけることがあります。しかし、これは特定のデメリットや輸入車特有の事情を誇張したものが多く、車の特性を正しく理解すれば、決して「買ってはいけない車」ではありません。

噂の主な原因としては、以下のような点が挙げられます。

「買ってはいけない」と言われる理由

  • トランスミッションの癖:初期モデルに搭載されていたデュアルクラッチトランスミッション(DCT)は、低速時にギクシャクとした挙動を示すことがあり、日本のストップ&ゴーが多い交通環境に合わないと感じる人がいました。
  • 燃費性能:デザインやボディ剛性を優先しているため、同クラスの国産SUVと比較すると燃費は優れているとは言えません。(WLTCモード: 14.3km/L~)
  • 信頼性への不安:輸入車全般に言えることですが、国産車ほどの信頼性を期待すると、細かい不具合が気になる可能性があります。

ただし、これらの点は年々改良されています。特に2019年のマイナーチェンジ以降のモデルでは、エンジンの刷新などにより走行性能が大きく改善されました。

デメリットを理解した上で、ジープならではのデザインや世界観に魅力を感じるのであれば、レネゲードは非常に満足度の高い選択となるでしょう。

人気のレネゲード中古モデルの選び方

中古でレネゲードを狙うなら、いくつか押さえておきたいポイントがあります。賢く選ぶことで、満足のいく一台を見つけることができます。

おすすめは2019年以降のマイナーチェンジモデル

前述の通り、2019年に行われたマイナーチェンジは大きな転換点です。1.3Lダウンサイジングターボエンジンが搭載され、走行性能と燃費が向上しました。また、エクステリアデザインも一新されています。予算が許すのであれば、このマイナーチェンジ後のモデルを第一候補にするのがおすすめです。

グレードごとの特徴を理解する

レネゲードにはいくつかのグレードが存在します。代表的なものは以下の通りです。

  • Longitude (ロンジチュード): ベーシックなグレード。
  • Limited (リミテッド): レザーシートやナビなど、豪華装備が特徴の上級グレード。駆動方式はFF(前輪駆動)。
  • Trailhawk (トレイルホーク): 最もオフロード性能を高めたグレード。専用の4WDシステムや外装パーツを備え、悪路走破性は抜群です。

街乗り中心なら「リミテッド」、アウトドアなどで本格的な走りを楽しみたいなら「トレイルホーク」というように、自分の使い方に合ったグレードを選びましょう。

中古で買うなら知っておきたい注意点

中古で買うなら知っておきたい注意点
出典元:ジープ公式

レネゲードに限らず、輸入車を中古で購入する際には、国産車以上に慎重なチェックが必要です。後悔しないために、以下の点に注意しましょう。

中古車選びで最も大切なのは、信頼できる販売店を見つけることです。安さだけで選ぶと、後々思わぬトラブルに見舞われる可能性があります。

1. 保証の有無を確認する

購入後の故障に備え、手厚い保証が付いている販売店を選びましょう。特にエンジンやトランスミッションといった主要部分が保証対象になっているかは重要です。ジープ正規ディーラーの認定中古車は、保証が充実しているため安心感が高いです。

2. 整備記録簿をチェックする

その車がこれまでどのようなメンテナンスを受けてきたかを示す「整備記録簿」は、必ず確認してください。定期的に点検・整備がされていたかどうかが、車のコンディションを知る上で重要な手がかりになります。

3. 必ず試乗する

車の状態は、実際に運転してみないと分かりません。エンジンの異音や振動、トランスミッションの変速ショック、足回りの状態などを自分の五感で確かめましょう。特にレネゲードのDCTのフィーリングは、好みが分かれる部分なので、試乗は必須です。

超小型ジープという選択肢も検討しよう

「レネゲードよりもさらに小さい、超小型のジープはないの?」という声も聞かれます。結論としては、2025年現在、ジープの正規ラインナップに「超小型」と呼べるモデルは存在しません。

ジープブランドは、一定の悪路走破性や安全基準をクリアすることをブランドの核としており、極端な小型化は難しいのが現状です。ただし、近年ヨーロッパ市場を中心に、より小型のEV(電気自動車)モデル「Avenger(アベンジャー)」が発表され、話題となりました。

この「アベンジャー」はレネゲードよりもさらに一回り小さいサイズですが、残念ながら現在のところ日本への導入予定は発表されていません。

今後の市場動向次第では、日本でも新しい小型ジープが登場する可能性はゼロではありません。超小型ジープに乗りたい方は、今後のニュースに期待しつつ、現実的な選択肢としてはスズキ ジムニーなどを検討するのが良いでしょう。

まとめ:自分に合う小さめジープの選び方

  • 小さめジープの代表はレネゲードとコンパス
  • 最もコンパクトなモデルはレネゲード
  • 日本の道路事情でも運転しやすいサイズ感
  • 国産SUVにはない個性的なデザインが魅力
  • ラングラーに厳密な意味での小型モデルはない
  • Jeep女子という言葉が生まれるほど女性にも人気
  • 購入費用を抑えるなら中古車が有力な選択肢
  • レネゲードの中古は2019年以降のモデルが狙い目
  • 「買ってはいけない」はデメリットを理解すれば怖くない
  • 中古車選びは信頼できる販売店と保証が鍵
  • 試乗して走行フィーリングを必ず確認する
  • ジープ以外の選択肢としてジムニーなども面白い
  • 現在ジープブランドに超小型モデルは存在しない
  • 維持費や燃費も考慮して総合的に判断する
  • 自分のライフスタイルに合った一台を見つけることが大切

ジープの中古値段の完全ガイド!人気モデルの価格相場

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