フリードのオイル量の正確な目安と型式別一覧表・おすすめ粘度

フリードに乗っていて、「オイル交換の時ってどれくらい入れればいいの？」と迷ったことはありませんか？とくに「フリードのオイル量」で検索しているあなたは、型式やモデルごとに異なるエンジンオイル量や、ハイブリッドモデルの推奨量について正確な情報を知りたいはずです。

この記事では、車種ごとのフリードエンジンオイル量まとめをはじめ、GB3・GB5・GB7型式別の違い、スパイクやプラスのモデル別仕様解説など、知っておくべきポイントを詳しく紹介します。

また、オイル量を確認する正しい手順やオイル交換時の正確な注入量とはといった実践的な内容も盛り込み、初めての方でも迷わず対応できるよう解説。

新型フリードのエンジンオイル容量は？という疑問にも答えつつ、おすすめのエンジンオイルと粘度規格やCVT・ミッションオイルの適正容量、さらには純正オイルと社外オイルの違いやオイル交換にかかる料金の目安まで、幅広く網羅しています。

最後にはよくある質問とオイル量に関する注意点も取り上げていますので、ぜひ最後までご覧ください。

フリードのオイル量に関する基本情報

・車種ごとのフリードエンジンオイル量まとめ
・ハイブリッドモデルの推奨オイル量とは
・オイル量を確認する正しい手順
・GB3・GB5・GB型式別の違い
・スパイクやプラスのモデル別仕様解説
・新型フリードのエンジンオイル容量は？

車種ごとのフリードエンジンオイル量まとめ

ホンダ・フリードのエンジンオイル量は、車種や型式によって微妙に異なります。

これは搭載されているエンジンの種類や駆動方式、さらには年式による仕様変更が影響しているためです。ユーザーが愛車のメンテナンスを行う際には、正しいオイル量を把握しておくことが非常に重要になります。

間違った量を注入すると、エンジンの性能低下や燃費の悪化、最悪の場合は故障を招くリスクもあるからです。

例えば、初代モデルである「フリード GB3（ガソリン車）」は、エンジンオイルのみの場合で約3.2L、オイルフィルター交換を伴う場合は約3.4Lが目安とされています。

これに対して、2代目の「フリード GB5」も同様に約3.2L〜3.4Lとされていますが、細かい仕様や年式によって若干の差が出ることがあります。さらに、ハイブリッドモデルである「フリード GB7」は少し異なり、オイルのみの場合は約3.1L、フィルター交換時は約3.3Lが推奨量です。

このように、同じ「フリード」という車名であっても型式によって推奨オイル量が異なるため、オイル交換の際には車検証やメーカーの整備マニュアルを必ず確認する必要があります。ディーラーや整備工場に任せる場合でも、知識として把握しておくと安心です。

正しいオイル管理は、車を長く快適に乗るための基本とも言えるでしょう。

ハイブリッドモデルの推奨オイル量とは

ハイブリッド車のエンジンオイル量は、ガソリン車と比較してやや異なる傾向があります。

ホンダ・フリードのハイブリッドモデル、特に「GB7型」はその典型的な例で、推奨されるエンジンオイルの量は、オイル交換のみの場合で約3.1L、オイルフィルターも同時に交換する場合は約3.3Lとなっています。

これはハイブリッド専用エンジン「LEB-H1」が搭載されているため、エンジン内部の構造や冷却方式が通常のガソリン車と異なることに起因しています。

さらに注目すべき点は、使用されるオイルの粘度と規格です。ハイブリッドモデルには燃費性能を最大限に引き出すために、低粘度の「0W-16」などが指定されることが多くなっています。この粘度は始動性に優れ、寒冷地でもスムーズにオイルが循環する特徴があります。

一方で、走行条件が厳しい地域や高温多湿の環境では、エンジン保護の観点から「0W-20」などを選択する場合もあります。

このように、ハイブリッドモデルのオイル量と粘度の選択は、単なる容量の問題だけではなく、エンジンの特性や使用環境も含めて判断する必要があります。車両の性能を維持し、燃費効率を高めるためにも、メーカー推奨の条件を守ることが最も確実な方法です。

たとえディーラーに整備を依頼する場合でも、基本的な数値を把握しておくことが安心につながります。

オイル量を確認する正しい手順

エンジンオイル量の確認は、誰でもできる基本的なメンテナンス作業のひとつですが、意外と正確な手順を知らずに行っている方も多いのではないでしょうか。

誤った方法で確認してしまうと、正確な量を把握できず、過不足によるエンジントラブルの原因にもなりかねません。そこで、ここではフリードを例に、正しいオイル量の確認手順を解説します。

まず、エンジンが完全に停止している状態で行うことが重要です。

走行直後はオイルがエンジン全体に循環しているため、正確な量が確認できません。理想的なのは、エンジンを停止してから約5〜10分程度待ち、オイルがオイルパンに戻ってきた状態で計測することです。

次に、ボンネットを開け、エンジンのオイルレベルゲージ（ディップスティック）を探します。黄色またはオレンジ色のリングが付いていることが多く、引き抜いてウエスやティッシュで一度拭き取ります。

その後、もう一度ゲージを奥まで差し込んでから引き抜き、ゲージ先端に付着しているオイルの位置を確認します。ゲージにはMIN（最小）とMAX（最大）のマークが刻まれており、オイルがこの間に収まっていれば適正範囲です。

もしMIN以下であれば補充が必要ですが、一気に入れ過ぎると逆効果になるため、少しずつ注ぎながら再度チェックするのが基本です。

また、補充するオイルは必ず車両に適した粘度・規格のものを使用してください。誤った種類を入れると、オイルポンプやエンジン内部に悪影響を及ぼす可能性があります。このように、オイル量の確認はシンプルでありながらも慎重さが求められる作業です。

定期的なチェックを習慣づけることで、トラブルの予防にもつながります。

GB3・GB5・GB7型式別の違い

ホンダ・フリードには様々な型式が存在し、それぞれに応じてエンジンオイル量や仕様が異なります。

特に代表的な「GB3」「GB5」「GB7」は、時代背景や技術の進化に応じて設計が異なり、オイル関連の仕様も変化しています。この違いを理解することで、より正確なメンテナンスが可能になります。

まず「GB3」は初代フリードのガソリン車にあたります。

搭載されているエンジンはL15A型で、オイルのみの交換では約3.2L、フィルター交換を含めると約3.4Lが標準です。このモデルは整備性も高く、初期モデルであることから多くの整備書や情報が流通しているのが特徴です。

ホンダ・フリードの各型式ごとのエンジンオイル量

型式	エンジンタイプ	エンジンオイル量（オイルのみ）	フィルター交換時オイル量	オイル粘度	特徴
GB3	ガソリン車（L15A型）	3.2L	3.4L	5W-30	初代フリード、整備性が高く情報豊富
GB5	ガソリン車（改良型）	3.2L	3.4L	5W-30	静粛性と燃費向上、若干のオイル粘度変更
GB7	ハイブリッド車（LEB-H1型）	3.1L	3.3L	0W-16	電動モーターとの連携、低粘度オイル指定

次に「GB5」は2代目モデルで、同じくガソリン仕様ですが、エンジンが改良されたことにより燃費性能や静粛性が向上しました。オイル量に関してはGB3とほぼ同様ですが、若干のチューニング変更により、粘度や指定オイルの違いが出てくる場合もあります。

そして「GB7」はハイブリッドモデルに位置づけられ、搭載されるLEB-H1エンジンは電動モーターと連携して作動する特性を持ちます。オイル量は少し少なめで、オイルのみで3.1L、フィルター交換時は3.3Lとされています。

また、オイルの粘度は0W-16と低粘度の指定が多く、燃費性能に特化した設計になっています。

これらの違いを把握しておくことで、DIY整備やオイル購入の際にも迷うことなく対応できます。特に中古車で購入したフリードは、前オーナーの管理状況によって状態が異なるため、正確な型式とオイル量を確認することが大切です。

スパイクやプラスのモデル別仕様解説

フリードシリーズには「スパイク」や「プラス」といった派生モデルが存在します。どちらもホンダのアイデアが詰まったユーティリティ重視の設計ですが、それぞれに異なる特徴があり、エンジンオイル容量や整備性にも違いが見られます。

まず「フリード スパイク」は、2列シートの5人乗り仕様を中心としたモデルで、広大なラゲッジスペースが特徴です。このモデルはアウトドアや車中泊に適しており、リヤシートを格納すればフルフラットな空間を作ることができます。

搭載エンジンはGB3型のL15Aエンジンで、基本的なエンジン構造やオイル容量は通常のフリードと大きな差はありません。

一方、「フリード プラス」は2016年以降に登場した2代目フリードのバリエーションで、荷室へのアクセス性を重視した構造になっています。

フロアが低く設計されており、車椅子の積み下ろしや重い荷物の搭載がしやすくなっている点が魅力です。このモデルにはハイブリッドとガソリンの両方の仕様があり、それぞれGB6・GB7といった型式が採用されています。

エンジンオイル量に関しても、ガソリン車で3.2～3.4L、ハイブリッド車で3.1～3.3Lと差があるため注意が必要です。

このように、スパイクやプラスといったモデルは、用途に応じて最適化された設計がなされているため、同じフリードシリーズでも仕様に差異があります。整備やオイル交換の際には、車検証に記載された型式と使用状況を照らし合わせることが大切です。

新型フリードのエンジンオイル容量は？

2024年以降に登場した新型フリード（3代目モデル）は、外観の刷新だけでなくエンジンや内部構造にも多くの改良が施されています。

とくに注目すべきは、e:HEVシステムを搭載したハイブリッド仕様の進化と、それにともなうエンジンオイル容量の違いです。新型フリードには新開発の1.5Lエンジンが採用されており、従来のGB7型と比べると熱効率や燃焼効率が向上しています。

これにより、オイルの循環効率も見直され、必要なオイル量も若干調整されました。例えば、ガソリン車モデルの場合は、オイル交換時の容量が約3.3L、フィルター交換を含む場合は約3.5L前後が目安とされています。

一方で、ハイブリッドモデルでは、通常のオイル交換で約3.1L、フィルター交換時には約3.3L程度が推奨されており、従来モデルと大きな差はないものの、細かい仕様に合わせたオイル量の調整が必要です。

また、新型フリードではエンジンオイルの交換インターバルにも見直しが入り、長寿命オイルの使用を前提としたメンテナンス計画が想定されています。これはドライバーにとっては手間の軽減につながる一方で、推奨粘度や品質基準をしっかり守る必要があります。

オイル量だけでなく、こうした仕様変更を理解しておくことで、長く安心して新型フリードを運用できるでしょう。

フリードオイル交換と選び方のポイント

・オイル交換時の正確な注入量とは
・おすすめのエンジンオイルと粘度規格
・CVT・ミッションオイルの適正容量
・純正オイルと社外オイルの違い
・オイル交換にかかる料金の目安
・よくある質問とオイル量に関する注意点

オイル交換時の正確な注入量とは

エンジンオイルを交換する際には、「どれだけ入れるべきか」が大きな課題になります。

少なすぎればエンジン内部の潤滑が不十分となり、逆に多すぎればオイルが泡立ち、燃焼室へと流れ込むことで不具合を起こすリスクがあります。このようなトラブルを防ぐためには、メーカーが定めた推奨注入量を正確に把握し、それに基づいて注ぐことが基本です。

フリードシリーズでは、車種や型式により目安の注入量が異なりますが、ガソリンモデルであればオイル交換のみの場合は約3.2L、オイルフィルターも同時に交換する場合は約3.4L程度が標準とされています。

ハイブリッドモデルの場合は、オイル交換時で3.1L、フィルター交換込みで3.3L前後が目安となっています。車両の年式やエンジン形式により微差が生じるため、整備マニュアルやメーカーの公式情報を確認することが推奨されます。

また、注入の際には一度に全量を入れるのではなく、半量ずつ数回に分けて入れるのが理想的です。少しずつ入れながら、都度ディップスティックでオイル量を確認し、MAXラインに近づけていく方法が安全です。

最後にエンジンを始動し、数分アイドリングを行ってから再度チェックすることで、実際の循環状態を反映したオイル量が確認できます。こうした慎重な手順を踏むことが、愛車を長持ちさせるうえで欠かせないポイントです。

おすすめのエンジンオイルと粘度規格

フリードに適したエンジンオイルを選ぶ際は、単に容量だけでなく「粘度」と「API規格」も確認することが重要です。

オイルの粘度はエンジンの保護性能と直結しており、季節や地域によって適したタイプが異なります。とくにフリードでは、ハイブリッドモデルとガソリンモデルで推奨粘度が異なるため注意が必要です。

たとえば、ガソリンエンジン搭載のGB3・GB5型では、一般的に「0W-20」が推奨されており、燃費とエンジン保護を両立したバランスのよいオイルとされています。

寒冷地では「0W-16」も適用可能ですが、エンジン音や耐熱性能に不安を感じる方は、やや粘度の高い「5W-30」を選択するケースもあります。

一方で、ハイブリッドモデルのGB7型や新型フリード e:HEVでは、「0W-16」のような低粘度オイルが指定されており、燃費性能を最大化する設計となっています。

API規格については、「SN」や「SP」などの最新規格に対応したオイルを選ぶことで、より高い清浄性能や酸化安定性が得られます。また、省燃費性を示す「ILSAC GF-6」規格の認証を受けている製品は、フリードに適した高品質オイルとして信頼できます。

具体的な製品としては、ホンダ純正ウルトラLEOシリーズや、モービル1、カストロールEDGEなどが人気です。整備工場でも手に入りやすく、安心して使用できます。

なお、オイルの選択に迷った場合は、ディーラーに相談するのが無難です。オイル選びは車の寿命を左右する要素であるため、慎重に判断しましょう。

CVT・ミッションオイルの適正容量

CVT（無段変速機）やAT（オートマチックトランスミッション）を採用しているフリードでは、エンジンオイルだけでなくミッションオイルの管理も非常に大切です。

特にCVT搭載車では、専用のCVTフ루이드を使用する必要があり、一般的なATF（オートマチックトランスミッションフ루イド）と混同してはいけません。CVTフリードの代表的な型式であるGB5・GB7などにおいては、オイル交換時のCVTフルード容量は約3.3〜3.5Lが目安となっています。

全量交換では6〜7L必要になる場合もあり、使用環境や走行距離によってメンテナンスのタイミングが左右されるのも特徴です。

フリードの各トランスミッションタイプ（CVT、AT、MT）におけるオイル容量と交換の目安

型式	トランスミッションタイプ	オイルタイプ	オイル容量（交換時）	交換時期・目安	特徴
GB3	AT（オートマチック）	ATF（オートマチックトランスミッションフルード）	約1.5〜1.6L	4万〜6万kmごと	定期的な交換でスムーズな変速を維持
GB5	CVT（無段変速機）	CVTフルード	約3.3〜3.5L	4万〜6万kmごと	CVT専用フルードを使用、全量交換時は6〜7L
GB7	CVT（無段変速機）	CVTフルード	約3.3〜3.5L	4万〜6万kmごと	CVT専用フルードを使用、全量交換時は6〜7L

MT車（マニュアルトランスミッション）やAT搭載車の場合、使用するオイルの粘度や容量も異なります。たとえば、旧型GB3型であれば、ミッションオイルは約1.5〜1.6Lとやや少なめですが、定期的な交換によってスムーズな変速と駆動効率を保つことができます。

CVTやATのトランスミッションオイルは、劣化すると金属摩耗や変速ショックの原因となるため、走行距離が4万〜6万kmに達するタイミングで点検や交換を検討するのが理想です。

ディーラーや整備工場に相談し、車種や年式に応じた容量と交換時期を把握しておきましょう。

純正オイルと社外オイルの違い

「エンジンオイルを交換するなら純正が安心」と思う方も多いかもしれませんが、実際には社外オイルにも数多くの選択肢があります。それぞれにメリットと特徴があるため、自分の使い方に合わせて選ぶことが大切です。

まず純正オイルは、ホンダが各エンジンに最適化して設計したオイルで、たとえば「ウルトラLEO」や「ウルトラNEXT」などは、摩耗防止性能や清浄効果が高く、最新の排ガス規制にも対応しています。純正品は信頼性が高く、ディーラーでの整備記録にも安心して残せるという強みがあります。

一方、社外オイルは多種多様なブランドがあり、モービル1やカストロール、ワコーズなどが有名です。

性能や粘度バリエーションが豊富で、高温時の粘度保持性に優れたものや、極限状態での潤滑性能に特化した製品も存在します。価格面でも、純正品より安価な場合があるため、コストを抑えたいユーザーには魅力的な選択肢となるでしょう。

ただし、社外オイルを選ぶ際には「API規格」「ILSAC規格」「推奨粘度」など、フリードに適合しているかをしっかり確認する必要があります。

とくにハイブリッドモデルではエンジン構造が繊細なため、低粘度の0W-16や0W-20といった規格に対応していることが必須です。メンテナンスの手間や安心感を重視するなら純正オイル、用途やコストに応じた選択をしたい場合は社外品といったように、目的に応じて選びましょう。

オイル交換にかかる料金の目安

フリードのエンジンオイル交換にかかる費用は、選ぶオイルの種類や交換場所によって大きく変わります。

一般的に、ディーラーで純正オイルとオイルフィルターを使用して交換する場合、4,000円〜6,000円程度が相場です。この価格には工賃が含まれており、メンテナンス記録もきちんと残るため安心して任せることができます。

車検や点検と同時に依頼すれば、割引が適用されるケースもあるので、タイミングを見て予約すると効率的です。

一方、カー用品店や整備工場を利用する場合は、オイルの持ち込みが可能な店舗も多く、コストをさらに抑えることができます。たとえば、通販で購入したオイルを持参し、交換工賃1,500円〜2,500円ほどで済ませられるケースもあります。

フィルターも一緒に交換する場合、部品代として1,000円〜1,500円程度が加算されると考えておきましょう。

フリードのエンジンオイル交換にかかる費用

交換方法	オイルの種類	工賃・部品代	備考
ディーラー	純正オイル・純正フィルター	4,000円〜6,000円	メンテナンス記録が残る、安心して任せられる
カー用品店・整備工場	オイル持ち込み可	1,500円〜2,500円（工賃）	オイル持ち込みでコストを抑えられる
DIY	高品質オイル（例：0W-20）	約2,000円〜（オイル代）	オイル処理箱や工具が必要、初回は出費が増える

DIYでのオイル交換を行う場合は、オイル本体の価格だけで済むため最も経済的です。たとえば、0W-20の高品質オイルをネット通販で購入すれば、4Lで2,000円前後の製品も見つかります。ただし、オイル処理箱や工具が必要になるため、初回は出費が増えることも。

自分で整備ができるスキルがあるかどうかも重要な判断ポイントになります。いずれにしても、価格だけでなく品質や安心感とのバランスを見て選ぶことが大切です。

よくある質問とオイル量に関する注意点

フリードのオイル管理について、ユーザーから多く寄せられる質問のひとつが「オイル量は多少多くても問題ないのか？」というものです。

結論から言えば、オイル量は多すぎても少なすぎてもエンジンに悪影響を及ぼします。

特に多すぎた場合、クランクシャフトがオイルをかき回すことで泡立ちが生じ、潤滑効果が低下してしまう危険性があります。また、オイルが燃焼室に侵入して白煙が出るといったトラブルにつながるケースもあります。

また、「ディップスティックでオイル量を測るときの正確なタイミングはいつか？」という疑問もよく聞かれます。

最適なのは、エンジン停止後5分〜10分程度経過してから確認すること。これにより、エンジン内部に分散していたオイルがオイルパンに戻り、正確な量を把握しやすくなります。エンジンが冷えている状態で測定することも大切です。

さらに、「どのタイミングでオイル量をチェックすべきか」という質問に対しては、1,000km走行ごとや月に1回の点検を推奨しています。

とくに長距離運転や渋滞の多い都市部では、思った以上にオイルが消耗することもあるため、こまめなチェックが安心につながります。最後に重要なのは、使用しているオイルの粘度や特性を把握しておくこと。

車種に合わないオイルを選ぶと、適切な量であっても性能が発揮されないことがあるため注意が必要です。

まとめ：フリードのオイル量について

・フリードのエンジンオイル量は車種や型式によって異なる
・フリードGB3はエンジンオイル量が約3.4L（フィルター交換時）
・フリードGB5のオイル量は約3.6L前後である
・ハイブリッドモデルのGB7は約3.5Lのエンジンオイルが必要
・フリードプラスも基本はGB5やGB7と同等のオイル量
・スパイクやGP3型も仕様によりオイル量が異なる
・オイル交換時はフィルターの有無で注入量が変わる
・オイルゲージで量の確認ができるが冷間時が理想
・CVTやミッションオイルも別途確認と交換が必要
・ホンダ純正ウルトラシリーズが推奨されている
・オイル粘度は5W-30が一般的である
・社外オイルはコスト面では有利だが品質にばらつきがある
・オイル交換費用は工賃込みで4,000〜8,000円が目安
・型式ごとの違いを把握しておくとメンテナンスに役立つ
・オイル量の管理不足はエンジン故障の原因となる

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