マツダの小型・中型トラック「タイタン」は、1971年の初代登場から半世紀以上にわたり物流や建設の現場を支えてきたロングセラーモデルです。
「マツダ タイタンの歴代」と検索する人が知りたいのは、各世代の特徴や違いでしょう。
例えば、初代タイタンの登場と搭載エンジンはどのようなものだったのか、2代目タイタンが示した改良ポイントには何があったのか、そして3代目で進化した安全装備とデザインは業界にどんな影響を与えたのかなど、時代ごとの進化には多くの注目点があります。
さらに、4代目タイタンとタイタンダッシュの追加によって選択肢が広がり、5代目から始まったOEM供給モデルでは大きな転換点を迎えました。
記事内では型式一覧から見るマツダ タイタン 歴代の流れを整理し、歴代カタログで比較する装備と仕様の変化もわかりやすく紹介します。
・初代から現行までのマツダタイタン各世代の特徴と進化
・型式一覧やカタログを通じた仕様や装備の違い
・新車価格の推移や中古市場での相場感、特にダンプの需要
・OEM供給モデル以降の現行仕様と選び方
マツダタイタンの歴代モデルの特徴と変遷

・初代タイタンの登場と搭載エンジン
・2代目タイタンが示した改良ポイント
・3代目で進化した安全装備とデザイン
・4代目タイタンとタイタンダッシュの追加
・5代目から始まったOEM供給モデル
・型式一覧から見るマツダ タイタン 歴代の流れ
初代タイタンの登場と搭載エンジン
1971年に誕生した初代マツダタイタンは、当時の小型・中型トラック市場に大きなインパクトを与えました。背景には、物流の需要拡大や都市部での配送ニーズの高まりがあり、信頼性と使いやすさを両立したモデルが求められていたのです。
この初代タイタンには、VA型直列4気筒1,985ccのガソリンエンジンと、XA型直列4気筒2,522ccディーゼルエンジンが搭載されました。当時としてはパワフルで耐久性に優れており、運送業や建設業を中心に広く利用されるようになりました。
さらに、1973年の改良では安全性を意識した装備が追加されます。クラッチの踏力を軽減し、運転の疲労を抑える工夫がなされ、2系統ブレーキや助手席シートベルトの採用によって、商用車としての安全基準が向上しました。
1976年には、イギリス・パーキンス社と共同開発したXC型3,663ccディーゼルエンジンを搭載した「タイタン3700」が登場し、低回転からの力強いトルクを発揮。これにより、積載時や坂道走行でも余裕を持った運転が可能になりました。
初代マツダタイタン(1971年~)の主要スペック・改良点
年代 | 搭載エンジン / 型式 | 排気量 | 特徴・改良点 |
---|---|---|---|
1971年 | VA型ガソリンエンジン | 1,985cc | 初代タイタン誕生。小型・中型トラック市場で高評価。都市配送・物流需要に対応。 |
1971年 | XA型ディーゼルエンジン | 2,522cc | 耐久性・燃費性能に優れ、運送業・建設業で広く利用。 |
1973年 | 上記エンジン継続 | – | 安全性強化:クラッチ踏力軽減、2系統ブレーキ、助手席シートベルト採用。 |
1976年 | XC型ディーゼル(パーキンス社と共同開発) | 3,663cc | 「タイタン3700」登場。低回転から力強いトルクを発揮し、積載時や坂道走行で高性能。 |
初代モデルの特徴を振り返ると、単なる貨物車ではなく、ドライバーの作業効率や快適性を意識した設計がなされていたことが分かります。
こうした工夫が後続モデルの基盤となり、マツダタイタンがロングセラーとして支持される理由につながったのです。
2代目タイタンが示した改良ポイント

1980年に登場した2代目タイタンは、初代で培った実績をさらに発展させるべく、多方面にわたる改良が加えられました。
このモデルの大きな特徴は、ディーゼルエンジン専用車となった点です。ラインナップには2,500ccと3,000ccの直列4気筒HA型、さらに4,000ccの直列6気筒エンジンが用意され、幅広い用途に対応できるようになりました。
商用車においてエンジンの選択肢が豊富であることは、使用環境や業種に合わせた最適な選択を可能にし、ユーザーにとって大きなメリットとなります。また、副変速機(2ウェイシフト)の採用も注目点です。
これはギア比を切り替えることで走行状況に合わせた効率的な運転を実現する仕組みで、積載量が多い場面や長距離運転時に特に効果を発揮しました。さらに1984年には昭和58年排出ガス規制に適合し、環境性能の強化が図られた点も重要です。
排出ガス対策は現在の基準から見れば当然のように思えますが、当時としては先進的な取り組みでした。このように、2代目タイタンは動力性能の強化と環境対応を両立したモデルといえます。
特に耐久性と経済性を兼ね備えたディーゼル専用化は、業務車両としての魅力を一段と高め、タイタンの地位を確固たるものにしました。結果として、幅広い業種で導入が進み、日本の物流や建築現場で欠かせない存在となっていったのです。
3代目で進化した安全装備とデザイン

1989年に登場した3代目タイタンは、単なる働く車という枠を超え、快適性や安全性にも重点を置いたモデルでした。
まず大きな進化として挙げられるのが、全車標準でパワーステアリングを装備した点です。大型トラックに比べ小型・中型クラスでは小回り性能が求められますが、パワステの採用によって長時間の運転でも疲労を軽減できるようになりました。
さらにクラス初のエアサスペンションや4速ATの設定が加わり、乗り心地や操作性が格段に向上します。これにより、都市部での配送業務から地方での長距離輸送まで幅広く対応可能になりました。
デザイン面でも変化が見られました。これまで「Titan」と表記されていた車名ロゴが「TITAN」と大文字に変更され、より力強い印象を与えています。
1997年のマイナーチェンジではフォグランプの標準装備、撥水ドアミラーや耐候性鋼板の採用など実用面が強化されました。特にダンプ車両の荷台に耐候性鋼板を使用した点は、サビや劣化に強く、長期間使用するユーザーにとって大きなメリットでした。
一方で、装備が充実するにつれて価格が上昇する傾向もあり、導入コストが課題となった側面もあります。しかし、安全性や耐久性を重視する企業にとっては、その価値は十分に見合うものでした。
結果的に3代目タイタンは、商用トラックの枠を超えて「使いやすさと安心感」を両立したモデルとして評価されることになったのです。
4代目タイタンとタイタンダッシュの追加
2000年に発売された4代目タイタンは、それまでのモデルで積み重ねてきた技術をさらに進化させ、多様なニーズに応える体制を整えたモデルでした。
特に注目すべきは、4ナンバーハイルーフ仕様や箱バン専用シャシーといった新たなバリエーションの追加です。これにより、一般的な貨物用途に加えて、特殊用途や小規模配送業者にも適した選択肢が増えました。
同年10月には、積載量1tクラスの「タイタンダッシュ」が追加され、小回り性能や取り回しのしやすさを重視するユーザー層に支持されます。さらにCNG仕様車が導入され、環境対応の面でも一歩進んだ取り組みがなされました。
このCNG車は従来のディーゼル車に比べて排出ガスを大幅に削減でき、都市部での利用に適したモデルとして注目を集めました。ただし、2004年に登場した5代目以降は、いすゞ「エルフ」のOEM供給へ移行することになり、自社生産モデルとしては4代目が最後となります。
そのため、純粋なマツダオリジナルトラックとしての最終世代という位置づけもあり、コレクション的な価値を見出すファンも存在します。結果として、4代目タイタンとタイタンダッシュは、機能性と多様性を兼ね備えたモデルとして評価されました。
特にダッシュの登場は、新しいユーザー層を開拓する契機となり、マツダの商用車ラインナップに新たな歴史を刻んだといえるでしょう。
5代目から始まったOEM供給モデル

2004年に登場した5代目タイタンは、マツダがいすゞ自動車の小型トラック「エルフ」をベースにしたOEM供給モデルへと移行した最初の世代です。
これにより、自社開発から離れたという大きな転換点を迎えました。OEM化の背景には、開発コストの抑制や市場競争力の維持といった要因があり、他社の強みを取り入れることで安定した供給体制を確立する狙いがあったのです。
このモデルでは、3.1Lから4.8Lまで複数のディーゼルエンジンが用意され、用途に応じた選択肢が広がりました。また、従来のCNG車に加え、LPG車も設定されたことで環境対応力も強化されます。
さらに、クラッチ操作を不要とする「スムーサーE」の採用により、AT限定免許でも運転可能になった点は、当時の商用車市場において画期的な変化でした。
安全性能面ではABSやASRを標準装備し、商用車の枠を超えた先進性を実現しています。一方で、自社設計ではないことから「マツダらしさが薄れた」と感じる声も一部にありました。
しかし、利便性や選択肢の広さを重視するユーザーにとっては、信頼性の高いエルフをベースにしたOEM供給はむしろ安心材料となりました。
結果的に、5代目は「効率性と実用性を兼ね備えた現実的な選択」として評価され、タイタンが長寿モデルとして継続する基盤を築いたといえます。
型式一覧から見るマツダ タイタン 歴代の流れ
マツダタイタンの歴史を整理する際に、型式を基準に確認すると進化の流れが非常にわかりやすくなります。
1971年に登場した初代モデルはEシリーズの後継としてVA型やXA型エンジンを搭載し、その後1980年の2代目ではHA型ディーゼルが採用されました。これらの型式は単なる記号ではなく、エンジンの排気量や世代を示す重要な手掛かりとなります。
1989年に登場した3代目は型式表記が刷新され、装備や駆動方式の多様化が進みました。2000年に発売された4代目では、タイタンダッシュ専用の型式も追加され、小型配送ニーズに応える柔軟性を発揮します。
2004年以降の5代目と2007年の6代目現行モデルでは、いすゞエルフのOEM供給を受けたことから、型式もエルフと共通する部分が増えました。
例えば「2RG-LKR88」や「2RG-LPR88」といった表記は、エンジンやキャビン形状、駆動方式を示すもので、仕様の違いを見分けるポイントとなります。
このように、型式を追うことで単に「年式が違う」という理解を超えて、技術的進化や市場ニーズへの対応の変化を読み解くことができます。
中古車選びにおいても型式の確認は不可欠であり、積載量や環境基準の違いを把握する上で欠かせない要素となっているのです。
マツダタイタンの歴代の魅力と最新情報

・歴代カタログで比較する装備と仕様
・OEMモデル現行仕様の特徴
・新車価格の推移と相場感
・中古市場で注目されるタイタンダンプ
・型式から選ぶおすすめの一台
歴代カタログで比較する装備と仕様
マツダタイタンの魅力をより深く理解するには、歴代のカタログを比較して装備や仕様の変遷を確認することが効果的です。
初代から2代目にかけては、基本性能や安全装備の充実が重点的に進められました。1970年代のカタログには「クラッチの軽さ」や「ブレーキの信頼性」といった実用面が大きくアピールされています。
1989年に登場した3代目のカタログでは、パワーステアリングやエアサスペンションなど乗り心地を改善する装備が前面に押し出され、従来の「働くための車」から「快適に使える車」へとコンセプトが進化したことが読み取れます。
1997年の改良版では、フォグランプや撥水ミラーといった細かな快適装備が紹介され、ユーザー目線の改良が進んだ様子が見て取れます。5代目以降のカタログでは、環境性能や安全性能の強化が大きなテーマとなりました。
特にエコストップ機能やABS、ASRなどの先進装備は強調され、都市部の物流業者にとって安心感を与える内容になっています。こうした資料を見比べることで、時代ごとの社会背景や規制に合わせてトラックがどう進化したのかを把握できるのです。
カタログ比較は単なる仕様確認にとどまらず、マツダタイタンが果たしてきた役割の変遷を理解する手がかりとなります。
OEMモデル現行仕様の特徴
2007年に登場した6代目タイタン現行モデルは、いすゞエルフをベースにしたOEM供給車として販売されています。この仕様の特徴は、最新の排出ガス規制や燃費基準に対応した環境性能の高さです。
4JZ1ディーゼルエンジンを採用し、尿素SCRシステムを組み合わせることで平成28年規制をクリア。燃費と環境負荷低減の両立を実現しました。
さらに、ドライバーの負担を軽減する「ecostop(エコストップ)」機能を標準搭載し、停車中の燃料消費を抑える仕組みを取り入れています。キャビン設計も改良され、広々とした空間や操作しやすいレイアウトが確保されているため、長時間運転においても快適性を維持できます。
安全装備も充実しており、衝突回避支援ブレーキや誤発進抑制機能が導入され、商用車としての安心感が一段と強化されました。ただし、OEMモデルゆえに「独自性が薄い」と感じるユーザーもいる点は否めません。
マツダ独自のデザインや走行フィーリングを求める人にとっては物足りなさが残るかもしれませんが、実用性を重視する業務用途では、耐久性と安全性を兼ね備えたこの現行モデルは高く評価されています。
つまり、現代の物流や配送の現場において、最も信頼できる選択肢の一つといえるのです。
新車価格の推移と相場感

マツダタイタンの新車価格は、登場した時代ごとの社会背景や技術的な進歩を反映しながら変動してきました。
初代モデルが登場した1970年代は、シンプルな装備と堅牢な作りで比較的手に入れやすい価格帯でした。当時は物流需要が急増していたため、導入コストよりも稼働率や耐久性が重視されていたのです。
1980年代の2代目、1989年の3代目に進むにつれて、ディーゼルエンジンの高性能化や安全装備の追加によって価格は徐々に上昇しました。2000年に発売された4代目では、タイタンダッシュの追加やCNG仕様車の導入など、多様なバリエーションが展開されました。
その分、グレードや仕様によって価格差が拡大し、ユーザーの選択肢が広がる一方で、フル装備車両は高額になる傾向が見られます。
OEM供給へと移行した5代目以降は、エルフとほぼ同水準の価格設定となり、400万円台から600万円近くまで幅広く設定されました。特に環境規制への対応や先進安全装備の搭載に伴い、コスト増が価格に反映されています。
現行モデルでは、エコストップ機能や先進安全装備を備えた仕様が標準化され、価格帯は高止まり傾向にあります。ただし、商用車としては耐用年数の長さやリセールバリューも考慮されるため、単純な高価格ではなく「投資価値」として捉えることが重要です。
新車価格の推移を理解することは、購入判断だけでなく、今後の維持コストや下取り価格を見通す上でも大きな意味を持つと言えるでしょう。
中古市場で注目されるタイタンダンプ
中古市場において、特に需要が高いのが「タイタンダンプ」です。建設現場や農業用途では、運搬能力と耐久性を兼ね備えたダンプ車両の存在は欠かせません。
そのため新車時から人気の高い仕様ですが、中古でも需要が衰えることはなく、相場も比較的安定しています。例えば、10年以上経過したモデルでも状態が良ければ100万円を超える価格で取引されることも珍しくありません。
タイタンダンプの魅力は、積載量と取り回しの良さにあります。2tクラスから4tクラスまで幅広く展開されており、都市部の狭い道路から郊外の土木現場まで柔軟に対応可能です。
さらに、4代目以降では耐候性鋼板を採用するなど荷台の耐久性が強化され、長期使用にも耐えられる設計がなされています。中古市場で評価される理由は、単なる価格の安さだけでなく「すぐに現場で使える実用性の高さ」にあります。一方で注意すべき点も存在します。
ダンプ車両は過酷な環境で使われることが多いため、フレームや荷台部分のサビや摩耗を入念に確認する必要があります。外観が整っていても、内部の劣化が進んでいるケースも少なくありません。
そのため購入の際には、信頼できる販売店や専門業者で整備履歴を確認することが欠かせません。中古市場でのタイタン ダンプは、コストを抑えつつも現場で即戦力となる車両を探すユーザーにとって、非常に有力な選択肢となっているのです。
型式から選ぶおすすめの一台
マツダタイタンを検討する際、型式を理解することは適切な一台を選ぶための重要な指標になります。
型式は車両の仕様や世代を示すコードであり、エンジンの種類や駆動方式、キャビン形状などを知る手掛かりとなるのです。例えば、初代から4代目までは自社開発による型式が与えられ、それぞれの世代で技術的な進化が明確に読み取れます。
5代目以降はOEM化によって「LKR88」「LPR88」など、いすゞエルフと共通する表記が使われている点が特徴です。中古車市場で型式を確認するメリットは、単に年式を知るだけではなく「どの規制に適合しているか」を把握できる点にあります。
平成27年度燃費基準をクリアしているか、あるいは平成28年排出ガス規制に適合しているかなど、型式ごとに適用される環境基準が異なるため、購入後の維持費や使用制限に直結します。また、型式によって積載量やボディサイズも変わるため、自身の業務内容に適したモデルを選びやすくなります。
例えば都市部での配送なら小回りの利く「標準キャブ」、長距離輸送なら「ワイドキャブ・ロングボディ」といった具合です。
逆に型式を確認せずに購入すると、必要な用途に合わない車両を選んでしまうリスクもあります。このように、型式から選ぶという視点を取り入れることで、より効率的かつ長期的に安心して使える一台を見極めることができます。
結果として、型式を理解することは「失敗しない選び方」につながる大切なポイントなのです。
まとめ:マツダ タイタンの歴代モデルについて

・初代タイタンは1971年登場でガソリンとディーゼルを搭載
・1973年改良でクラッチ軽量化やシートベルト採用など安全性強化
・1976年にはパーキンス社と共同開発した3,663ccディーゼル搭載モデルを追加
・2代目タイタンは1980年登場でディーゼル専用化された
・2代目では2,500ccから4,000ccまで幅広いエンジンラインナップを採用
・1984年マイナーチェンジで昭和58年排ガス規制に適合
・3代目は1989年発売で全車パワーステアリングを標準装備
・3代目にはクラス初のエアサスペンションや4速ATが設定された
・1997年改良でフォグランプや耐候性鋼板採用など実用性が向上
・4代目は2000年登場でハイルーフ仕様や箱バン専用シャシーを追加
・4代目では積載量1t級のタイタンダッシュが派生モデルとして登場
・2004年の5代目からはいすゞエルフのOEM供給に移行
・5代目ではスムーサーE採用でAT限定免許でも運転可能となった
・6代目現行モデルは2007年登場で最新排ガス規制に対応
・現行モデルはエコストップ機能や先進安全装備を搭載している
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