マツダの人気SUV「CX-5」は、登場以来数々の進化を遂げ、グローバルで累計450万台以上を販売してきたベストセラーモデルです。そのCX-5がついにフルモデルチェンジを迎え、次世代SUVとして大きな注目を集めています。
本記事では「マツダCX5 モデルチェンジ」と検索している方に向けて、新型の全貌を分かりやすく解説します。まず、フルモデルチェンジの概要と注目点として、従来の魂動デザインをさらに磨き上げた外観や、快適性を高めた内装の進化を紹介します。
続いて、発売時期はいつ?日本導入スケジュールに触れ、2025年末の欧州発売から2026年にかけての国内展開までの流れを整理します。また、歴代モデルチェンジの流れと特徴を振り返り、初代から続く「人馬一体」の走りと最新の電動化技術との融合を示します。
最後に、モデルチェンジを見送る可能性はある?という疑問にも触れ、最新CX-5がどんな一台になるのかを多角的に読み解きます。
・新型マツダCX-5のフルモデルチェンジ概要
・発売時期や2026年日本導入スケジュールの詳細
・歴代モデルチェンジの流れと今回の進化点
・価格予想・内装装備の改善点・競合比較
マツダCX5 モデルチェンジの最新情報

・フルモデルチェンジの概要と注目点
・発売時期はいつ?日本導入スケジュール
・歴代モデルチェンジの流れと特徴
・先代モデルとの比較で変わった部分
・2025年モデルの価格予想とグレード展開
・内装デザインと装備の進化ポイント
フルモデルチェンジの概要と注目点
新型CX-5のフルモデルチェンジは、マツダが掲げる「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトに据えたことが最大の特徴です。
従来の「魂動デザイン」をさらに磨き上げ、力強さと洗練さを兼ね備えた外観に仕上げられました。フロントマスクはシャープな造形を採用し、SUVらしい存在感を際立たせています。
また、インテリアにおいても大幅な改良が行われ、センターディスプレイの大型化や操作性の向上が図られています。加えて、快適性を高めるためのシート構造の改良や静粛性の強化も見逃せません。
さらに、パワートレインには2.5L直噴ガソリンとマイルドハイブリッドの組み合わせが採用され、燃費性能と滑らかな加速を両立しました。これによって日常使いからロングドライブまで幅広いシーンで満足感を得られるでしょう。
安全装備面では最新の先進運転支援システムが導入され、より安心して運転できる環境が整えられています。つまり、新型CX-5はデザイン・走行性能・環境性能の三拍子を揃えた進化を遂げたといえるのです。
発売時期はいつ?日本導入スケジュール
新型マツダCX-5は2025年7月に欧州で初公開され、年末から順次販売が始まる予定です。
日本市場への導入は2026年中と発表されており、導入タイミングは現行モデルの販売状況や在庫調整を見ながら決定されると予想されます。
これまでマツダの新型車は欧州や北米を先行市場とする傾向があり、その後に日本へ投入される流れが一般的でした。今回のCX-5も例外ではなく、国内ユーザーは約半年から1年ほどの待機が必要になる見込みです。
日本仕様の詳細なグレード展開や価格設定はまだ明らかにされていませんが、欧州モデルと同様にマイルドハイブリッド搭載モデルが中心になると考えられます。
新型マツダCX-5の公開時期や発売スケジュール、日本市場への導入見込み
項目 | 内容 | 補足ポイント |
---|---|---|
初公開 | 2025年7月(欧州) | 欧州でワールドプレミア実施 |
欧州販売開始 | 2025年末〜順次 | 先行市場として導入スタート |
日本発売時期 | 2026年中予定 | 現行モデルの在庫・販売状況に応じて調整 |
日本仕様の特徴(予想) | マイルドハイブリッド中心 | 欧州モデルと同様の電動化戦略 |
廃止の可能性 | ディーゼルエンジン | 従来人気のあった選択肢が消える見込み |
購入準備のポイント | 先行予約・展示イベント | 発売前に情報収集・予約が有利 |
待機期間 | 約半年〜1年 | 欧州・北米先行販売後に日本導入 |
一方で、従来人気のあったディーゼルエンジンは廃止される方向にあり、選択肢が変わる点には注意が必要です。発売が近づくにつれ、販売店での先行予約や展示イベントが増えることも予想されるため、早めに情報収集しておくことが重要です。
歴代モデルチェンジの流れと特徴

マツダCX-5は2012年に初代モデルが登場しました。
当時、マツダ初の「魂動デザイン」と「SKYACTIV技術」を全面採用したSUVとして注目を集め、ブランドの方向性を大きく示した存在でした。続く2017年の2代目では、より洗練されたデザインと上質な内装が導入され、SUV市場での地位を確立しました。
この時期にはガソリン・ディーゼル両方のラインナップが揃い、ユーザーの多様なニーズに応えたことも特徴です。そして今回の3代目は、これまでの「走る歓び」と「環境性能」をさらに高める方向にシフトし、電動化技術を積極的に取り入れています。
時代の変化に対応しながらも、マツダが掲げる「人馬一体」の走行フィールを維持してきた点は一貫しており、歴代を通じての大きな魅力です。こうした進化の積み重ねによって、CX-5は累計450万台以上を販売する世界的なベストセラーSUVへと成長しました。
先代モデルとの比較で変わった部分
新型CX-5と先代モデルを比較すると、外観デザインだけでなく内装や技術面でも多くの違いが見られます。
まず外観では、フロントグリルやヘッドライトの形状が一新され、よりスポーティで迫力のある印象に変わりました。内装面では、従来10.25インチだったセンターディスプレイがさらに大型化し、情報表示の見やすさや操作性が向上しています。
加えて、素材の質感向上やレイアウトの最適化により、高級感が強調されました。走行性能については、従来のガソリンエンジンに加えマイルドハイブリッドが組み合わされ、燃費効率の改善とスムーズな加速が実現されています。
一方で、先代で好評だったディーゼルエンジンは次期モデルでは採用が見送られる可能性が高く、選択肢の変化がデメリットと捉える人もいるでしょう。安全装備は最新の運転支援機能が強化され、より快適で安心なドライブが可能になりました。
このように、先代モデルと比較して新型は多方面で進化し、ユーザー体験を大きく向上させています。
2025年モデルの価格予想とグレード展開

2025年に登場する新型CX-5の価格は、これまでの流れから考えると300万円台前半からスタートする可能性が高いといえます。
現行モデルのエントリーグレードが約281万円から展開されているため、新しいモデルでは装備や安全機能の充実に伴い、やや上昇すると予測されています。中でも注目されるのは、マイルドハイブリッド搭載グレードが中心になる点です。
これにより燃費性能と加速の滑らかさを兼ね備えた仕様が標準化され、従来のガソリン単独モデルは縮小されるかもしれません。
また、特別仕様車や上級グレードに位置づけられる「Exclusive Mode」や「Retro Sports Edition」のようなバリエーションも投入されると考えられます。
これにより、価格帯はエントリークラスで310万円前後、上級グレードでは450万円近くになる可能性があり、幅広い層の顧客を取り込む戦略が見込まれます。
マツダが常に大切にしてきた「安心感と走りの楽しさ」を維持しながら、価格と装備のバランスをどう取るかが大きな注目点となるでしょう。
内装デザインと装備の進化ポイント
新型CX-5の内装は、見た目だけでなく質感や利便性を大きく進化させています。例えば、センターディスプレイは従来の10.25インチからさらに拡大され、地図や各種アプリの表示がより鮮明になりました。
操作系も改良され、タッチ操作と物理ボタンのバランスが見直されているため、走行中でも直感的に使える設計が特徴です。また、シートには新素材が採用され、長距離移動でも疲れにくい座り心地を実現しました。
リアシートにはUSBポートの増設やリクライニング角度の調整機能も追加され、ファミリー層にも配慮した仕上がりになっています。
さらに、安全面では360°ビュー・モニターや最新のADAS(先進運転支援システム)が全車標準装備化される可能性が高く、安心感が向上しました。こうした改良は単なるデザインの刷新にとどまらず、実際の使い勝手や快適性を大きく高めるものです。
新型CX-5は「日常の移動を特別な体験に変える」というコンセプトを、内装からも強く感じられる仕上がりになるといえるでしょう。
マツダCX5 モデルチェンジと価格・装備

・新型の価格帯と値段の目安
・新車価格レンジと競合モデル比較
・内装の快適性と機能性のアップデート
・マツダ CX-50との違いは?
・2026年日本発売予定の最新情報
・モデルチェンジを見送る可能性はある?
新型の価格帯と値段の目安
新型CX-5の価格帯は、先行発表された欧州仕様を参考にすると、日本市場ではおおよそ310万円から420万円程度になると考えられます。
特に注目されるのは、マイルドハイブリッド搭載モデルが主力となるため、従来よりも高めの設定になる点です。
ガソリンモデルの最廉価グレードであれば310万円前後から手が届く一方、先進装備や快適性を重視した上級グレードでは400万円を超える見込みです。
新型CX-5の価格帯と特徴
項目 | 新型CX-5 | 補足ポイント |
---|---|---|
価格帯(予想・日本仕様) | 約310万〜420万円 | 欧州仕様を参考にしたレンジ |
最廉価グレード | 約310万円前後 | ガソリンモデル中心、装備はシンプル |
上級グレード | 400万円超 | 快適装備・先進安全機能を充実 |
特別仕様車 | 最大450万円近く | 内外装の特別デザインや専用装備 |
主力パワートレイン | マイルドハイブリッド | 従来より価格設定が高めになる要因 |
ディーゼルエンジン | 廃止の可能性あり | 選択肢が減るため注意が必要 |
競合SUVとの比較 | RAV4・CR-Vと同水準 | 「上質さと価格バランス」を意識した設定 |
まとめ
- 新型CX-5は 310万円台から手が届く一方、上位グレードや特別仕様は400〜450万円クラス。
- マイルドハイブリッド化によって燃費と環境性能を強化する一方、価格は従来より高め。
- ディーゼル撤退の可能性があり、購入時は用途に応じてガソリン・ハイブリッドの装備選びが重要。
また、特別仕様車が追加されれば450万円近くまで価格が上がる可能性もあります。
こうしたレンジ設定は、トヨタRAV4やホンダCR-Vといった競合SUVと比較しても妥当な範囲であり、マツダが重視する「上質さと価格バランス」を反映しています。
ただし、ディーゼルエンジンが廃止されるとすれば、選択肢の幅が狭まることも予想されます。購入を検討するユーザーは、価格だけでなく自分の利用シーンに合った装備や燃費性能を考慮する必要があるでしょう。
新車価格レンジと競合モデル比較

CX-5の新車価格レンジは310万円から420万円程度になると想定されますが、この水準は同クラスSUVの中でも競争力があります。
例えば、トヨタRAV4の価格は約310万円から500万円、ホンダCR-Vは340万円台からの設定となっており、CX-5はやや抑えめの価格で高級感を味わえるポジションに位置づけられます。
また、日産エクストレイルは300万円台前半から購入可能ですが、上位グレードではCX-5と同程度の価格帯になります。
CX-5と主要ライバルSUV(RAV4・CR-V・エクストレイル)の価格レンジ
車種 | 新車価格レンジ | 特徴・強み | CX-5との比較ポイント |
---|---|---|---|
マツダ CX-5 | 約310万〜420万円 | 高級感ある内装、上質な走行性能、欧州でも評価の高いデザイン | 同価格帯でも質感と走りの満足度が高い |
トヨタ RAV4 | 約310万〜500万円 | 豊富なハイブリッド・PHEV設定、ブランド力、リセールバリュー強い | 上位グレードはCX-5より高額、電動化で優位 |
ホンダ CR-V | 約340万〜480万円 | 室内空間の広さ、ハイブリッドモデルの燃費性能 | CX-5より高めの価格設定だが実用性に強み |
日産 エクストレイル | 約300万〜450万円 | e-POWER搭載、電動4WDで走破性に強み | 価格はCX-5と近いが電動化技術で差別化 |
まとめ
- CX-5はライバルに比べて価格を抑えつつ、高級感や走行性能で差別化。
- RAV4はハイブリッドやPHEVが充実し、環境性能で一歩先行。
- CR-Vは価格がやや高めだが、居住性・燃費性能が魅力。
- エクストレイルはe-POWERや電動4WDを強みとし、CX-5の直接ライバル。
マツダは内装の質感や走行性能で差別化を図っており、単純な価格比較ではなく「同価格でどれだけ上質な体験が得られるか」をアピールしています。
さらに、欧州での評価が高いデザイン性や運転の楽しさも強みであり、価格以上の満足感を与えてくれるモデルといえるでしょう。一方で、競合他社がハイブリッドやPHEVを積極展開している中、CX-5の電動化の進展が今後の課題となります。
この点を踏まえ、購入者は長期的な維持コストや燃費性能も比較検討する必要があるでしょう。
内装の快適性と機能性のアップデート
新型CX-5の内装は、単なるデザイン刷新にとどまらず、快適性と機能性を大幅に高める方向で進化しました。
まず注目すべきはセンターディスプレイの大型化です。従来よりも高解像度で、ナビゲーションや車両情報の視認性が向上し、直感的な操作が可能になっています。
また、インフォテインメントシステム自体が進化し、スマートフォンとの連携機能が強化され、Apple CarPlayやAndroid Autoがよりシームレスに利用できるようになりました。
座席についても改良が加えられており、シートクッションの厚みや角度が見直され、長距離運転時の疲労軽減を意識した設計が施されています。後席にはUSBポートや収納スペースが追加され、ファミリー層にとって使いやすい工夫が盛り込まれました。
さらに、安全性を意識した「360°ビュー・モニター」や最新の運転支援技術も搭載され、日常の利便性と安心感を同時に強化しています。このように、新型CX-5の内装は実用性と上質感を兼ね備えた進化を遂げているといえるでしょう。
マツダ CX-50との違いは?

CX-5とCX-50は一見似た存在ですが、コンセプトやターゲット層に明確な違いがあります。
CX-5は都市部での快適な走行と日常使いを重視したバランス型SUVである一方、CX-50はアウトドアや長距離移動を意識したタフなSUVとして設計されています。
例えば、CX-50は全幅が広く、低めのルーフラインを採用しているため、ワイドで安定感のある走りが特徴です。対してCX-5は取り回しのしやすさを意識し、日本市場でも扱いやすいサイズ感を維持しています。
インテリアについても、CX-5は高級感を重視したシンプルで上質なデザインなのに対し、CX-50はアウトドア用途に合わせてラギッドな装飾や実用的な収納を強化している点が異なります。
また、販売地域にも違いがあり、CX-50は北米市場をメインターゲットとして投入されたモデルで、日本での販売は未定です。したがって、日本国内で購入を検討する場合は、CX-5が依然として主要な選択肢になるといえるでしょう。
2026年日本発売予定の最新情報
新型CX-5は2025年7月に欧州で正式発表され、年末には販売が開始される見込みです。その後、日本市場へは2026年中に投入されると発表されています。
発売時期がずれるのは、グローバルモデルとして各地域ごとに仕様を調整する必要があるためで、特に安全基準や排ガス規制への適合が影響していると考えられます。
日本仕様についてはまだ細部が明かされていませんが、マイルドハイブリッド搭載のガソリンエンジンが主力になる可能性が高いです。
一方で、従来人気があったディーゼルモデルは国内投入が難しいと見られており、これが購買層にどのような影響を与えるか注目されます。
また、発売時期に合わせて特別仕様車や限定モデルが設定される可能性もあり、先行予約が始まる段階から注目が集まるでしょう。クロスオーバーSUV市場は競合が激しいため、マツダとしても早期に国内仕様の詳細を発表し、ユーザーの期待に応える必要があります。
モデルチェンジを見送る可能性はある?
CX-5はマツダのグローバル主力SUVとして長年支持されており、販売台数も安定していることから「モデルチェンジを見送るのではないか」という声が一部で出ることもあります。
しかし実際には、電動化の流れや安全基準の強化に対応するため、フルモデルチェンジは避けられない状況にあります。
自動車業界全体で電動化や環境性能が求められている中で、旧世代のままでは競争力を維持できません。前述の通り、次期モデルではマイルドハイブリッドが導入され、将来的にはストロングハイブリッドの投入も予定されています。
こうした流れを考えると、モデルチェンジを見送る可能性は低いといえます。ただし、特定のエンジンラインナップやグレードに関しては縮小される可能性があり、特にディーゼルモデルが廃止される可能性が高い点には注意が必要です。
つまり、CX-5全体の刷新は続くものの、一部仕様は整理されることで「選択肢が減った」と感じるユーザーが出ることは十分考えられるでしょう。
まとめ:マツダCX5 モデルチェンジについて

・新型CX-5は「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトにしている
・魂動デザインを進化させ、シャープで力強い外観となった
・インテリアはセンターディスプレイ大型化や操作性改善が施された
・シート構造改良や静粛性向上で快適性が強化された
・パワートレインは2.5L直噴ガソリン+マイルドハイブリッドを採用した
・先進運転支援システムが搭載され安全性能が高められた
・2025年7月に欧州で初公開され、年末に欧州販売が開始される
・日本導入は2026年中で、半年から1年遅れの投入となる
・初代は2012年登場、二代目は2017年、三代目で電動化を進めた
・累計販売台数は450万台を超えるグローバルベストセラーSUVとなった
・先代比でフロントデザイン刷新、内装質感向上、ディスプレイ拡大が行われた
・ディーゼルエンジンは廃止される方向で選択肢が変わる
・新型の価格は310万円台から450万円程度まで拡大すると予想される
・内装ではUSBポート増設や後席機能改善で利便性が高まった
・CX-50はアウトドア志向、CX-5は都市向けと位置づけが異なる
👇本記事を見ている人は次のページも読んでいます
・マツダCX5の値段とリセール比較|新車&中古相場と維持費
・初心者必見!マツダの鍵電池交換の種類と交換方法をわかりやすく紹介
・マツダのリコール検索は必須!2025年最新対応と隠れた注意点まとめ