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光岡M55ベース車の値段や予約方法は?スペックを解説

光岡M55のベース車から見る購入ガイド
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70年代の国産GTカーを彷彿とさせるデザインで登場し、自動車業界に衝撃を与えた光岡M55

発表と同時にSNSや各種メディアで大きな話題となり、多くの自動車ファンがその詳細、特に光岡M55のベース車に関する情報を探しています。

クラシカルで心を鷲掴みにするスタイルの源泉はどの車なのか、そして現代の車としてどの程度の性能を秘めているのか。

この記事では、そんな疑問に答えるべく、M55のベース車の正体から、そのエンジン性能や排気量、オーナーの所有感を満たす特別な内装まで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げていきます。

記事の要約
  • 光岡M55のベース車は信頼性の高いホンダ・シビック
  • 1.5L VTEC TURBOエンジンの詳細と特徴的な内装
  • 限定モデルの値段と予約方法
  • プレミア化必至?M55の中古市場と将来性

光岡M55のベース車はホンダ・シビック

光岡M55のベース車はホンダ・シビック
出典元:光岡
  • 光岡自動車の他のベース車一覧
  • ベース車のエンジンとスペック
  • 1st Editionは250台限定で予約受付中
  • 1st Editionの予約方法と抽選の詳細
  • 特別仕様のZero Editionの内装

光岡自動車の他のベース車一覧

光岡自動車は、国内外の信頼性が高い市販車をベースに、他に類を見ない独創的なデザインの車両を創造する「ファッションカー」のパイオニアです。

M55が大きな注目を集めるきっかけとなりましたが、同社には長年にわたり多くのファンを魅了してきた多彩なモデルが存在します。

それぞれのモデルがどの市販車をベースにしているかを知ることは、光岡自動車のユニークな車作りの哲学と面白さをより深く理解する上で欠かせません。

ここでは、代表的な現行および近年の人気モデルとそのベース車をご紹介します。

モデル名ベース車特徴とコンセプト
バディ (Buddy)トヨタ・RAV41980年代のアメリカンSUVが持つ、力強くもどこか懐かしい雰囲気を現代のRAV4に見事に融合。
直線基調のデザインと縦型テールランプが特徴で、大ヒットモデルとなりました。
ビュート ストーリー (Viewt Story)トヨタ・ヤリス1993年の初代登場以来、光岡自動車の顔とも言えるロングセラーモデル。
ジャガー・マークIIを彷彿とさせるクラシカルで優雅なデザインが、世代を超えて愛され続けています。
ロックスター (Rock Star)マツダ・ロードスター (ND)C2コルベット・スティングレイをモチーフにした、ワイルドで自由なアメリカンスポーツカーの世界観を表現。
200台の限定生産だったため、現在も中古市場で高い人気を誇ります。
ヒミコ (Himiko)マツダ・ロードスター (NC)船のような優雅なラインを持つ、ロングノーズ・ショートデッキの古典的なプロポーションが美しい2シーターオープンカー。
「自動車の歴史は、美しいクルマへの憧れの歴史」という想いが込められています。
リューギ (Ryugi)トヨタ・カローラアクシオ/フィールダー「自分の流儀を貫く」をコンセプトに、重厚感のある縦基調の大型フロントグリルと丸目4灯ヘッドライトが特徴的なセダンおよびワゴン。
クラシックとモダンが融合した独特の存在感を放ちます。

このように、光岡自動車はトヨタやマツダ、そしてM55ではホンダといった、高い基本性能と信頼性を持つ国産車をベースに選定しています。

これにより、ユーザーは「個性的なデザイン」と「日常使いの安心感」という、二つの大きな価値を同時に享受することができるのです。

ベース車のエンジンとスペック

光岡M55の心臓部、それは紛れもなく現代の技術が詰まった高性能ユニットです。

ベースとなっているのは、世界的に評価の高いホンダ・シビック。特に、100台限定の「M55 Zero Edition」は、2024年のマイナーチェンジ前に設定されていたシビック LXの6速マニュアルトランスミッションモデルを基にしています。

この選択により、M55はノスタルジックな外観とは裏腹に、極めて現代的で信頼性の高い走行性能を手に入れました。

ホンダの名機、1.5L VTEC TURBOエンジン

M55に搭載されるエンジンは、ホンダのダウンサイジングターボ技術の結晶である「L15C型」1.5L VTEC TURBOエンジンです。

このエンジンは、小排気量ながらターボチャージャーによって力強いパワーを引き出し、さらにホンダ独自の可変バルブタイミング・リフト機構「VTEC」を組み合わせることで、全回転域で効率の良い燃焼を実現しています。

具体的にはどんなメリットがあるエンジンなのでしょうか?

低回転域ではターボが効いて力強いトルクを発生させるため、街乗りでのストップアンドゴーも軽快です。

そしてアクセルを踏み込めば、VTECが高回転域での吸気効率を高め、胸のすくようなスムーズな加速とフィーリングを味わうことができます。

まさに「走りのホンダ」を象徴するようなエンジンと言えるでしょう。その詳細なスペックは以下の通りです。

項目スペック詳細 (M55 Zero Edition)
エンジン型式L15C 水冷直列4気筒DOHCターボ
総排気量1,496cc
最高出力134kW(182PS)/ 6,000rpm
最大トルク240N・m(24.5kgf・m)/ 1,700-4,500rpm
使用燃料無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
トランスミッション6速マニュアル
駆動方式FF (前輪駆動)

この卓越したエンジン性能により、M55はただ眺めるだけの車ではなく、ドライバーが意のままに操る喜びを存分に感じられるスポーツハッチとしての側面も持ち合わせているのです。

1st Editionは250台限定で予約受付中

光岡1st Editionは250台限定で予約受付中
CAR LIFE イメージ

2024年11月に発表され、瞬く間に自動車ファンの心を掴んだ「M55 Zero Edition」。

限定100台という希少性も相まって、抽選申込はわずか10日ほどで上限の350名に達し、その人気の凄まじさを見せつけました。

その熱狂的な反響を受け、光岡自動車は多くのファンの声に応える形で、2026年モデルとして「M55 1st Edition」の生産を決定しました。

「M55 1st Edition」の概要

生産台数: 2026年 年間生産予定台数 250台
予約状況: 現在、先行予約受付中(2025年7月時点)
特記事項: 予定台数に達した時点で予約受付は一旦終了となります。

Zero Editionを手に入れられなかった方々にとって、この1st EditionはM55のオーナーになるためのまたとない機会です。

しかし、250台という生産枠も、その人気を考えれば決して多くはありません。購入を検討している方は、早めの情報収集と行動が不可欠です。

Zero Editionとの違い

1st Editionは、単なる再生産ではありません。ユーザーの多様なニーズに応えるため、選択肢が大幅に拡充されています。

比較項目M55 Zero Edition (100台限定)M55 1st Edition (250台限定)
トランスミッション6速MTのみ電気式無段変速機 (CVT) のみ
パワートレイン1.5L ガソリンターボ1.5L ガソリンターボ / 2.0L ハイブリッド (e:HEV)
ボディカラーレジェンダリーグレーメタリックのみ標準4色+オプション6色の計10色

このように、オートマチックで快適に乗りたいという要望や、環境性能と力強さを両立したハイブリッドモデルを求める声に応えるラインナップとなっています。

ボディカラーも大幅に増え、より自分らしい一台を選べるようになった点も大きな魅力です。

1st Editionの予約方法と抽選の詳細

「M55 1st Edition」の入手方法は、Zero Editionの抽選販売形式とは異なり、原則として先着順での予約受付となっています。

しかし、その圧倒的な人気から、状況は刻一刻と変わる可能性がありますので、最新情報の確認が非常に重要です。

今からでも予約は間に合うのでしょうか? 具体的にどうすれば良いですか?

2025年7月現在、公式サイトでは先行予約受付中とアナウンスされています。

申し込み方法は、全国に展開されているミツオカ販売拠点へ直接足を運び、対面で手続きを行う必要があります。

残念ながら、お電話やインターネット経由での申し込みは一切受け付けていません。

予約手続きの重要ポイント

1. 販売店へ訪問: まずは最寄りのミツオカ販売店を探し、訪問のアポイントを取りましょう。
2. 詳細情報の確認: 納期、選択可能なオプション、申込金の有無や金額など、不明点をクリアにしましょう。
3. 正式申込: 専用の申込用紙に記入し、必要な申込金を支払うことで正式なエントリーとなります。

(参照:光岡自動車公式サイト

Zero Editionの際には、わずか10日間で抽選応募が締め切られたという前例があります。250台の生産枠が埋まり次第、1st Editionの受付も予告なく終了となる可能性が高いです。

購入を真剣に検討されているのであれば、「後で考えよう」と先延ばしにせず、今すぐに行動を起こすことをお勧めします。

特別仕様のZero Editionの内装

光岡M55が放つ魅力の源泉は、70年代の記憶を呼び覚ますノスタルジックなエクステリアデザインに留まりません。

特に、記念すべき最初の100台である「M55 Zero Edition」では、その世界観を完璧なものにするため、非常にこだわりの強い特別な内装が与えられています。

コックピットに乗り込んだ瞬間に目に飛び込んでくるのは、鮮烈な印象を与えるブルーの専用本革シートです。このシートこそ、M55のインテリアを象徴する存在と言えるでしょう。

魂を揺さぶるシートデザインの秘密

デザイナーが目指したのは、単なるレトロ調ではなく、「あの時代の空気感」そのものの再現です。シートの背もたれと座面には、「ハトメ」と呼ばれる金属製のリングがリズミカルに配置されています。

これは、当時のレーシングカーや高性能GTカーで、軽量化や通気性のために施された機能的なデザインでした。このハトメをあしらうことで、M55のシートは機能美とスパルタンな雰囲気を手に入れています。

デザイナーによれば、「幼いころに見た、父親が乗っていた”ハコスカ”のようなスパルタンなシートの記憶」や、「マニュアル車を操る父親の格好良さ」といった原体験がデザインのインスピレーションになっているとのこと。単なる意匠ではなく、作り手の情熱や物語が込められているのです。

さらに、ヘッドレストには光岡自動車のロゴ、そしてバックレストには「M55 Zero Edition」の特別なロゴが丁寧に刺繍され、この車が限定モデルであることを静かに、しかし誇らしげに主張します。

ベースとなったシビックの機能的でモダンなインパネデザインと、M55の情熱的なシートデザインが見事に融合し、他では決して味わうことのできない唯一無二の空間を創り出しているのです。

光岡M55のベース車から見る購入ガイド

光岡M55のベース車から見る購入ガイド
出典元:光岡
  • Zero Editionの排気量は1,496cc
  • Zero Editionの値段は808万円
  • 発表当初のM55の価格予想
  • M55の中古車市場の現状と今後
  • なぜ光岡自動車は恥ずかしいと言われる?

Zero Editionの排気量は1,496cc

前述の通り、「M55 Zero Edition」が搭載するエンジンの総排気量は1,496ccです。この数値は、単にエンジンの大きさを示すだけでなく、車の維持費、特に税金面において重要な意味を持ちます。

このセクションでは、購入ガイドとして、排気量がランニングコストにどう影響するかを少し掘り下げてみましょう。

自動車税(種別割)と排気量の関係

日本の自動車税は、エンジンの総排気量に応じて年間の税額が定められています。1,496ccは「1リットル超1.5リットル以下」の区分に該当し、その税額は年間30,500円(2019年10月1日以降の新車登録の場合)です。

これが例えば2.0Lクラスになると36,000円、2.5Lクラスになると43,500円と段階的に上がっていきます。

もちろん、絶対的な金額差は大きくないと感じるかもしれませんが、長く所有することを考えると無視できないポイントです。

M55のクラシカルなスタイルを楽しみつつ、税金面では現代のダウンサイジングターボ車の恩恵を受けられる、というのは賢い選択と言えるかもしれません。

1st Editionで選択可能なe:HEVモデルは1,993ccとなり税金の区分は上がりますが、その分ハイブリッドシステムによる優れた燃費性能が期待できます。

ご自身の年間走行距離や、走りの好み(MTで操る楽しさか、ハイブリッドの滑らかさか)を考慮して、最適なグレードを選ぶのが良いでしょう。

Zero Editionの値段は808万円

自動車ファンを熱狂させた「M55 Zero Edition」。その車両本体価格は8,085,000円(消費税込)という、インパクトのある価格で発表されました。

ベースとなったシビック LX(6速MT)の当時の価格が約320万円だったことを考えると、その差額は約500万円。この価格には、光岡自動車ならではの価値が凝縮されています。

808万円という価格の背景

この価格は、単に外装を変えただけのカスタム費用ではありません。そこには、

  • デザイン開発費: 70年代のスピリットを現代に蘇らせるための、膨大な時間と試行錯誤。
  • 金型製作費: ドアとルーフを除く、ほぼ全ての外装パネルを新規に製作するための金型費用。
  • 職人による手作業: 機械による大量生産では不可能な、熟練の職人による手作業(ハンドメイド)での組み立て・塗装・仕上げ。
  • 専用部品のコスト: 専用デザインのアルミホイールや、ハトメ付き本革シートなど、このモデルのためだけに作られた部品の費用。

といった、光岡自動車の情熱とクラフトマンシップが詰まっています。言わば、「走る工芸品」としての価値が価格に反映されているのです。

中古新規登録と初回車検について

購入を検討する上で、必ず理解しておくべき重要な点があります。M55は、ベースとなるシビックを光岡自動車が調達し、メーカーとして一度新規登録を行うというプロセスを経ます。

そのため、最終的にオーナー様へ納車される際には法規上「中古新規登録」という扱いになります。

これにより、初回車検までの有効期間が、一般的な新車の3年から2年へと短縮されます。車両自体は誰も使用していない全くの新車状態ですが、この法的な取り扱いの違いは、将来のメンテナンス計画を立てる上で忘れてはならないポイントです。(参照:光岡自動車公式サイト

発表当初のM55の価格予想

光岡発表当初のM55の価格予想
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2023年11月16日、光岡自動車の公式サイトで「M55 CONCEPT」が突如として公開された日、自動車業界には大きな衝撃が走りました。

市販化については「未定」とされながらも、そのあまりにも完成されたスタイルに、誰もが市販化を確信し、その価格に思いを巡らせました。

発表直後は、SNSや自動車メディアでも「いくらになるか?」という話題で持ちきりでしたね。

当時、多くのメディアやファンの間で行われた価格予想は、概ね650万円から750万円の間に集中していました。

これは、大ヒットした「バディ」や限定生産でプレミア化した「ロックスター」の価格設定(ベース車両価格におおよそ300万円〜400万円を上乗せ)を参考に算出されたものが多かったです。

しかし、実際に発表されたZero Editionの価格は808万5000円。多くの予想を上回る結果となりました。この価格に驚きの声があった一方で、

  • 「この作り込みなら納得」
  • 「むしろ安いくらいだ」
  • 「1000万円を超えてもおかしくなかった」

といった、肯定的な意見が多数を占めたのが印象的でした。それは、コンセプトカーの段階からM55が放っていた圧倒的なオーラと、光岡自動車の車作りに対する信頼の表れだったと言えるでしょう。

結果として、高額であるにもかかわらず抽選応募が殺到した事実は、M55が価格を超えた「夢」や「憧れ」という価値を提供していることの証明となりました。

M55の中古車市場の現状と今後

「新車の予約はもう間に合わないかもしれない…」「ならば中古車で」と考える方も少なくないでしょう。ここでは、M55の中古車市場の現状と、誰もが気になる将来の見通しについて解説します。

現状:中古車は市場に皆無

結論から申し上げますと、2025年7月現在、M55の中古車は市場に一台も存在していません。 最初のモデルであるZero Edition(限定100台)は、2025年5月から順次納車が開始されたばかりです。

まだほとんどの車両がオーナーの元で大切にされており、中古車として市場に出てくるまでには至っていないのが現状です。

今後の見通し:プレミア化は必至か?

では、今後M55が中古車市場に現れた場合、その価格はどうなるのでしょうか。これは、ほぼ間違いなく新車価格を大幅に上回る「プレミア価格」での取引になると予想されます。

参考:光岡ロックスターの事例

最も分かりやすい前例が、2018年に200台限定で発売された「ロックスター」です。新車価格は約478万円からでしたが、その希少性と人気の高さから、中古車市場では一時期800万円~1000万円近い価格で取引されていました。

現在でも700万円前後で推移しており、その資産価値の高さを示しています。(2025年7月時点の相場情報より)

つまり、M55もリセールバリューが非常に期待できるということになります。

M55はロックスター以上に生産台数が少なく(Zero Edition 100台、1st Edition 250台)、注目度も極めて高いことから、同様かそれ以上のプレミア化が起こる可能性も十分に考えられます。

単に趣味性の高い車としてだけでなく、価値の落ちにくい資産としての一面も持っていると言えるかもしれません。ただし、中古車での購入を狙う場合は、高額な出費と、市場に現れるのを待つ根気が必要になるでしょう。

なぜ光岡自動車は恥ずかしいと言われる?

光岡自動車やM55について調べると、検索候補に「恥ずかしい」という少しネガティブな言葉が現れることがあります。

これは、唯一無二の魅力を持つ光岡の車を検討する上で、一度は気になってしまうポイントかもしれません。

この言葉の背景には、いくつかの批判的な視点と、それを上回る熱狂的な支持が存在します。

批判的な意見の根拠

1. 「模倣」と見なされるデザイン: 光岡の車の多くは、過去の名車へのオマージュとしてデザインされています。これを「独創性がない模倣(パロディ)だ」と捉え、否定的に見る意見があります。
2. ベース車の制約による歪み: 市販車をベースにする宿命として、どうしてもデザインにしわ寄せが来ることがあります。例えば、FF車ベースなのにロングノーズに見せようとするとフロントオーバーハングが不自然に長くなるなど、元の車の骨格に起因するデザインの歪みを「不格好だ」「バランスが悪い」と指摘する声です。

こうした意見は、自動車のデザインにおける「完全なオリジナリティ」や「機能に根差した造形美」を至上とする視点からは、ある意味で的を射ていると言えるかもしれません。

しかし、光岡自動車が多くのファンから愛され続けているのには、それを超越した確固たる理由があるのです。

それでも圧倒的に支持される理由

1. 「夢」の具現化: 誰もが一度は憧れた、あの時代のあのフォルム。しかし、本物のクラシックカーを維持するのは、費用も手間も覚悟も必要です。光岡の車は、「現代の信頼性と安全性を備えたクラシックカーに乗る」という、多くの自動車好きが抱く夢を叶えてくれる存在です。
2. 圧倒的な個性と遊び心: どのメーカーの車も似通って見える現代において、光岡の車が放つ個性は際立っています。「人とは違う車に乗りたい」という欲求を完璧に満たし、所有する喜び、運転する楽しさを再認識させてくれます。

結局のところ、「恥ずかしい」か「最高にクール」かは、その人の美学や価値観が決めると言えます。

他人の評価を気にするのではなく、ご自身の心がそのデザインに本当にときめくかどうか。

M55を選ぶということは、そうした自分自身の感性を肯定し、貫くということなのかもしれません。

知っておきたい光岡M55ベース車の情報

  • 光岡M55のベース車両は信頼性と走行性能に定評のあるホンダ・シビック
  • 最初の限定車Zero Editionは2024年式の6速MT搭載モデルがベース
  • 第2弾の1st EditionではCVTや環境性能に優れたe:HEVも選択可能に
  • 心臓部はホンダの名機と名高い1.5L VTEC TURBOエンジン
  • Zero Editionの最高出力は182馬力で力強い走りを実現
  • 総排気量は1,496ccで日本の自動車税制において有利な区分に属する
  • Zero Editionは限定100台で発表後すぐに抽選受付が終了
  • 1st Editionは250台限定で2025年7月現在も先行予約を受付中
  • 予約方法は全国のミツオカ販売店での対面申し込みのみ
  • Zero Editionの車両本体価格は808万5,000円
  • 1st Editionはグレードにより756万8,000円からと価格帯が広がる
  • 内装は70年代GTカーを彷彿とさせるハトメ付きの専用本革シートを採用
  • Zero Editionのブルーのシートは特に象徴的な装備
  • 中古車市場ではプレミア価格になる可能性が極めて高い
  • 過去の限定車ロックスターは新車価格を大幅に上回る価格で取引された
  • 法規上は中古新規登録扱いとなり初回車検が2年後になる点には注意が必要
  • デザインは一部で批判的な意見もあるがそれを上回る熱狂的なファンが存在する
  • 光岡の車は現代の信頼性でクラシックな世界観を楽しめる唯一無二の価値を持つ
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