ドライブレコーダーに記録された映像をいざ確認しようとしたとき、「どうやって再生するの?」と迷った経験はありませんか?特に日産ノートをお使いの方で、「日産ノートのドライブレコーダー再生方法」と検索している場合、その答えを探している最中かもしれません。
実は、再生方法はナビ連動の有無や機器の仕様によって大きく異なります。
この記事では、録画した映像はどこで確認できるのか、ナビ画面を使った再生手順とはどういう流れなのかを丁寧に解説していきます。スマートフォンアプリで映像を見る方法や、パソコン専用ソフトでの再生の流れなど、利用環境に応じた操作方法もわかりやすくまとめました。
また、日産純正ドライブレコーダーの再生方法の違いや、ノート以外の車種との再生方法の比較もご紹介。さらに、再生できないときにチェックすべきポイントや、ナビと連動しない場合の原因と対処法、スマホで操作できないときの設定確認といったトラブル解決のヒントもまとめています。
アプリ「withDR」や「DR DH5」の活用法、取扱説明書で確認できる設定項目、エラー音が鳴ったときの対応方法まで、この記事を読めば日産ノートのドライブレコーダー操作がぐっと身近になるはずです。
・ドライブレコーダーの映像を再生する方法
・ナビ画面・スマホ・パソコンを使った再生手順
・機種別(ナビ連動/非連動)による再生方法
・再生できない場合の原因と対処法
日産ノートのドライブレコーダー再生方法の基本ガイド

・録画した映像はどこで確認できる?
・ナビ画面を使った再生手順とは
・スマートフォンアプリで映像を見る方法
・パソコン専用ソフトでの再生の流れ
・日産純正ドライブレコーダーの再生方法の違い
・ノート以外の車種との再生方法の比較
録画した映像はどこで確認できる?
日産ノートに搭載された純正ドライブレコーダーで録画した映像は、ナビゲーション画面・スマートフォン・パソコンといった複数の方法で確認できます。どの確認方法が使えるかは、ドライブレコーダーのタイプ(ナビ連動タイプか非連動タイプか)や車種、装備により異なります。
したがって、まず自分の車両に搭載されているドライブレコーダーの型番や接続方式を確認することが大切です。
例えば、DJ6-Sのようなナビ非連動タイプでは、ナビ画面での直接再生はできません。その場合、スマートフォンアプリ「withDR」を用いて、Wi-Fi経由で映像ファイルを確認・再生する必要があります。
一方、ナビ連動タイプであれば、ナビ画面上から録画映像を表示し、タッチ操作や車載カメラのスイッチ操作で必要な映像ファイルを再生できます。
また、日産オリジナルナビが搭載されている場合には、ドライブレコーダーの映像をナビで再生できる可能性が高いですが、ディスプレイオーディオなどの機種によっては、スマートフォンやパソコンでの確認が前提となることもあります。
なお、SDカードを取り出してパソコンに挿入することで、専用ソフトを通じて映像をチェックする方法も有効です。
このように、映像の確認方法は機器の仕様や搭載システムに左右されます。確認方法を間違えると再生できない、または記録されたデータにアクセスできないといったトラブルにもつながるため、事前に説明書や車両情報を把握しておくことが大切です。
ナビ画面を使った再生手順とは

ナビ画面を使用してドライブレコーダーの録画映像を再生する手順は、ナビ連動型のドライブレコーダー(例:DH5-DやDJ6-D)を搭載している場合に利用できます。ここでは日産ノートに搭載されることの多いNissanConnectナビや日産オリジナルナビを例に、操作手順をわかりやすく解説します。
まず、ナビのランチャーメニューから「アプリ」もしくは「ドライブレコーダー」アイコンをタッチします。ドライブレコーダーの画面が表示されたら、カメラのインカメラ操作スイッチを使って録画データのメニューを呼び出します。
ここで「ファイル再生」を選択することで、録画された映像の再生に進むことができます。
日産ノートのナビ連動型ドライブレコーダー映像再生の手順
手順・操作項目 | 内容説明 | 注意点・ポイント |
---|---|---|
1. ナビのランチャーメニューから「アプリ」または「ドライブレコーダー」選択 | ナビ画面のメニューから対象アプリをタッチして起動 | ナビとドライブレコーダーが連動していることが前提 |
2. 録画データメニュー表示 | インカメラ操作スイッチを使用して「ファイル再生」メニューを呼び出す | 録画データの再生準備画面に進む |
3. フォルダ選択 | 「常時録画」「イベント記録」「手動録画」「静止画」などのフォルダから目的のものを選ぶ | 目的の映像がどのフォルダにあるかを把握しておくとスムーズ |
4. 録画ファイル選択 | フォルダ内の映像ファイルをスイッチ操作で選択し、再生開始 | 操作はナビ画面または付属スイッチで行う |
5. 再生中の注意点 | 再生中は常時録画が一時停止する | 運転中の映像確認は避け、安全確保を最優先に |
6. 自動戻り機能 | 一定時間操作がないと録画画面に自動で戻る | 操作忘れ防止と安全面への配慮 |
7. 非連動モデルの注意点 | ナビ連動していないドライブレコーダーではこの操作は不可 | 購入時・装着時に連動機能の有無を確認することが重要 |
次に、フォルダを選択します。フォルダには「常時録画」「イベント記録」「手動録画」「静止画」などの分類があり、どのタイミングで録画された映像かによって格納場所が異なります。希望のフォルダを選択後、目的の映像ファイルをスイッチ操作で選び、再生を開始します。
ただし、ナビでの再生中は常時録画が一時停止されるため、運転中に確認を行うのは避けるべきです。また、一定時間操作を行わないと録画画面に自動で戻る設計になっており、安全性にも配慮されています。
このように、ナビ画面での再生は視覚的にも直感的に操作できるため便利ですが、ナビとドライブレコーダーが連動していることが前提となるため、非連動モデルではこの方法は使えません。購入時や装着時にナビ連動かどうかを必ず確認しておきましょう。
スマートフォンアプリで映像を見る方法
ドライブレコーダーの映像をスマートフォンで確認したい場合、専用アプリの活用が欠かせません。
日産純正ドライブレコーダーには、それぞれ対応するアプリが用意されており、DH5-D/S型には「DR DH5」、DJ6-D/S型には「withDR」、セレナ(C28型など)には「Nissan Drive Recorder」アプリが対応しています。
アプリの使用には、まずスマートフォンとドライブレコーダーをWi-Fiで接続する必要があります。接続方法は機種によって多少異なりますが、基本的にはドライブレコーダーがWi-Fiアクセスポイントとなり、スマートフォン側からネットワーク名を選んでパスワードを入力する流れです。
ネットワーク情報は機器の取扱説明書に記載されています。
接続が完了すると、アプリ上でリアルタイム映像を確認できたり、録画されたファイルの再生やダウンロードが可能になります。また、機種によっては録画設定の変更や音量調整、SDカードの初期化といった操作もアプリ経由で行えます。
ただし、ナビ連動タイプ(例:DH5-D)の場合、一部設定項目はアプリからは操作できないため、ナビ上での操作が必要です。
注意点として、Wi-Fi接続中はスマートフォンの外部ネットワーク接続が使えなくなる点が挙げられます。地図アプリなど他の通信アプリを同時に使いたいときには不便に感じることもあるでしょう。
このように、アプリによる映像確認はとても便利ですが、アプリの種類や接続方式、対応機種を事前に確認しておくことがスムーズな操作につながります。
パソコン専用ソフトでの再生の流れ

ドライブレコーダーの映像をパソコンで確認したい場合、専用ソフトを使用する方法が推奨されます。
日産純正ドライブレコーダーでは、DH5シリーズには「DR DH5 Viewer」、DJ6シリーズには「DRIVE REVIEWER」がそれぞれ対応しています。これらのソフトは日産のサポートページからダウンロードが可能です。
まず、ドライブレコーダーからmicroSDカードを取り出し、パソコンのカードリーダーに挿入します。その後、専用ソフトを起動してSDカード内の映像ファイルを読み込むことで、録画されたデータを一覧表示で確認できます。
ソフト上では映像の再生、ファイルの保存、バックアップ、設定変更など多機能な操作が可能です。
日産純正ドライブレコーダーの映像をパソコンで確認する際の専用ソフトと操作手順
項目 | 内容・操作説明 | ポイント・注意事項 |
---|---|---|
対応ドライブレコーダー | DH5シリーズ:専用ソフト「DR DH5 Viewer」 DJ6シリーズ:専用ソフト「DRIVE REVIEWER」 | 日産公式サポートページからダウンロード可能 |
映像データ取り出し | ドライブレコーダーからmicroSDカードを取り出す | カードリーダーを使いパソコンに接続 |
ソフト起動・映像読み込み | 専用ソフトを起動し、microSDカード内の映像ファイルを読み込む | ファイル一覧表示で目的の映像を選択可能 |
ソフトの主な機能 | 映像再生、保存、バックアップ、設定変更、再生速度調整、音声ON/OFF | 録画日時、カメラ種類(フロント・リア・インカメラ)、GPS情報の確認可能 |
動作環境 | 主にWindows PC向け | Mac非対応の場合が多いため動作環境を事前確認すること |
microSDカード対応 | フォーマット形式・容量に依存 | 対応状況は取扱説明書やサポート情報を参照 |
パソコン利用のメリット | 大画面で複数映像の比較がしやすい、詳細な映像解析に適している | 業務用途や保険対応など正確な証拠確認に最適 |
ポイント
- 専用ソフトのダウンロードは日産公式サイトから行うこと。
- Windows環境での使用を想定しているため、Macユーザーは注意が必要。
- microSDカードを安全に取り扱い、正しいフォーマットや容量の確認が重要。
- パソコンでの再生は映像検証の精度向上に貢献。
再生画面では、録画時の日時・カメラの種類(フロント/リア/インカメラ)・速度や位置情報(GPS対応モデルのみ)も一緒に確認できるため、事故やトラブル発生時の証拠資料としても有効活用できます。
さらに、音声の有無や再生速度の調整も対応しており、詳細な検証に役立ちます。
ただし、専用ソフトはWindows PC向けに設計されていることが多く、Macでは動作しないこともあるため注意が必要です。また、microSDカードの形式や容量がソフトに対応しているかどうかも確認しておくと安心です。
パソコンを使うメリットは、スマートフォンやナビに比べて画面が大きく、複数の映像を比較しながら確認しやすい点にあります。特に業務用途や保険対応などで詳細な映像確認が求められる場合は、パソコンでの再生が最も正確で効果的といえるでしょう。
日産純正ドライブレコーダーの再生方法の違い
日産純正ドライブレコーダーには、主に「ナビ連動タイプ(例:DH5-D、DJ6-D)」と「ナビ非連動タイプ(例:DH5-S、DJ6-S)」の2種類が存在し、再生方法もそれぞれ異なります。
ナビ連動タイプは、ナビゲーションと直接接続されているため、車内のナビ画面から録画映像を再生することが可能です。
画面上の「ドライブレコーダー」アイコンをタッチし、インカメラの操作スイッチなどを使ってファイルを選択・再生します。録画内容は「常時録画」「イベント記録」「手動録画」などに分かれており、用途に応じて視聴可能です。
一方、ナビ非連動タイプの場合はナビ画面に直接映像を表示することができません。その代わりに、スマートフォンアプリやパソコン専用ビューアーソフトを用いて再生する形式となります。
たとえば、「DR DH5 Viewer」や「withDR」といった公式アプリをスマートフォンにインストールし、Wi-Fi接続で映像を確認します。また、パソコンではSDカードを読み込んで映像を表示する形式が一般的です。
このように、同じ日産純正のドライブレコーダーであっても、再生方法には明確な違いがあります。
購入時や車両に装着されているモデルを把握した上で、適切な再生手段を選ぶことが大切です。どちらのタイプにもメリットはあるものの、ナビ連動タイプのほうが車内での操作性に優れており、手軽に確認できる点で利便性が高いといえるでしょう。
ノート以外の車種との再生方法の比較

日産ノートで採用される再生方法は非常に汎用性が高い一方で、他の車種とはいくつか異なる点も見られます。
特に注目したいのは、アリア(FE0)やエクストレイル(T33)といった車種です。
これらのモデルでは、NissanConnectナビとドライブレコーダーの連携機能が高度化されており、ナビ画面での直接再生に加えて、インカメラの操作スイッチを使用して録画映像の切り替えや再生が可能です。
日産車種ごとのドライブレコーダー録画映像再生方法の違い
車種 | ドライブレコーダー連携形態 | 録画映像再生方法 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|
ノート | ナビ連動型 | ナビ画面で直接再生可能 | インカメラ操作スイッチでフォルダ切替や再生操作も可能 |
アリア(FE0) | 高度なナビ連動型 | ナビ画面で直接再生、インカメラ操作対応 | ノートより高度な連携機能搭載 |
エクストレイル(T33) | 高度なナビ連動型 | ナビ画面で直接再生、インカメラ操作対応 | 同上 |
セレナ(C28・GC28) | 工場装着ドライブレコーダー+専用アプリ | 専用スマホアプリ「Nissan Drive Recorder」でWi-Fi経由再生・保存 | ナビ操作でSSID・パスワード初期化可能 |
デイズ、ルークス | ナビ非連動型(軽自動車向け) | スマホ・パソコンで映像確認 | ナビ画面での再生非対応。スペースやナビ仕様により制約あり |
また、セレナ(C28・GC28)のように、特定の車種には工場装着のドライブレコーダーが搭載されており、専用のスマートフォンアプリ「Nissan Drive Recorder」が用意されています。
このアプリは、車両とWi-Fiで接続することで録画映像をダウンロードし、再生や保存が可能となっています。特徴的なのは、ナビの操作を通じてSSIDやパスワードの初期化ができる点です。
一方、日産デイズやルークスといった軽自動車では、スペースの制約やナビの仕様から、ナビ非連動タイプのドライブレコーダーが採用される傾向があります。この場合、スマートフォンやパソコンを通じた確認がメインとなり、ナビ画面での再生には対応していません。
このように、再生方法は車種ごとの仕様や装備構成に応じて異なってきます。
あらかじめ自分の車の仕様に応じた再生手段を確認しておくことで、「見られない」「使えない」といったトラブルを避けることができます。特に中古車を購入した場合や装着オプションが不明な場合には、取扱説明書や販売店に確認することをおすすめします。
よくある疑問|日産ノートのドライブレコーダー再生方法

・再生できないときにチェックすべきポイント
・ナビと連動しない場合の原因と対処法
・スマホで操作できないときの設定確認
・アプリ「withDR」や「DR DH5」の活用法
・取扱説明書で確認できる設定項目
・エラー音が鳴ったときの対応方法
再生できないときにチェックすべきポイント
ドライブレコーダーの映像が再生できない場合には、いくつかの基本的なポイントを順に確認することが重要です。
まず最初にチェックしたいのが、使用している機器の互換性です。ナビ連動タイプであればナビのソフトウェアバージョンが古い可能性があり、スマートフォン再生であればアプリの対応OSやバージョンが要因となることがあります。
次に注目すべきはmicroSDカードの状態です。
録画データはすべてSDカードに保存されているため、カードに不具合があると再生に影響が出ます。容量不足、フォーマット形式の不一致、またはカード自体の劣化が原因でデータが正しく読み込めないケースも珍しくありません。
カードのフォーマットはFAT32またはexFATが一般的ですが、機種によって対応形式が異なるため取扱説明書で確認する必要があります。
さらに、アプリやソフトが正しく起動しない場合には、Wi-Fi接続の設定に誤りがないかを見直しましょう。
特にスマートフォンとの接続においては、外部ネットワークとの競合や、誤って端末の設定画面からWi-Fi接続を行ったことが原因で、接続できない状態になることがあります。アプリ内から接続することで、こうしたトラブルを回避しやすくなります。
また、録画ファイルそのものが破損している場合もあります。イベント発生時に電源が落ちた、または保存処理中に強制終了されたなどのトラブルがあれば、ファイルが再生できなくなることもあるのです。
これらのチェック項目を一通り確認しても解決しない場合は、日産販売店に相談するのが確実です。
専門的な診断やSDカードの交換対応など、適切なサポートが受けられます。再生トラブルは多くの場合、設定ミスや機器の仕様理解不足が原因となっているため、焦らず一つずつ確認することが大切です。
ナビと連動しない場合の原因と対処法

日産ノートに装着されたドライブレコーダーがナビと連動しない場合、複数の原因が考えられます。
その一つは、ドライブレコーダー自体がナビ非連動タイプであることです。たとえば、DJ6-SやDH5-Sなどの非連動モデルでは、そもそもナビ画面での映像表示や操作はできないため、スマートフォンやパソコン経由での操作が前提となります。
仮にナビ連動モデルであるにもかかわらず連動しない場合、配線や設定の不具合が疑われます。
ディーラーオプションで後付けした場合には、接続ケーブルが適切に装着されていないケースや、ナビ側の設定でドライブレコーダーの連携機能が無効になっていることもあります。
また、ナビのソフトウェアが古く、対応していない可能性もあるため、アップデートの有無を確認してみましょう。
このほか、接続確認をする上で見落としがちなのが、GPSアンテナの有無です。ナビ連動タイプではGPSデータをナビから取得する仕様になっているため、対応するGPSアンテナが接続されていないと、正常な動作ができない場合もあります。
対処法としては、まずドライブレコーダーの型番を確認し、それがナビ連動タイプであるかどうかを明らかにすることが第一です。
その上で、ナビ設定画面にドライブレコーダーの項目が表示されているかを確認し、項目が非表示になっている場合は、再度接続やソフトウェア設定を見直します。必要に応じてディーラーへ持ち込み、装着状況やソフトのバージョンなどをチェックしてもらうとよいでしょう。
誤った操作や設定変更を自己判断で行うと、かえって問題を複雑化させることもあるため、無理せず専門家に相談するのが最善の選択といえます。
スマホで操作できないときの設定確認
スマートフォンで日産純正ドライブレコーダーの操作がうまくいかない場合、まずはWi-Fi接続の状態を確認することが大切です。
多くのモデルでは、スマホとドライブレコーダーをWi-Fiで直接接続する仕組みを採用しているため、設定ミスや接続手順の誤りによって操作不能になるケースが多く見受けられます。
特にiPhoneやAndroid端末で、自動的に別のWi-Fiネットワークに切り替わる設定になっている場合、ドライブレコーダーのネットワークにうまく接続できないことがあります。
次に確認すべきポイントは、アプリからの接続手順を正しく踏んでいるかどうかです。
「withDR」や「DR DH5」などの公式アプリは、スマホの設定画面からではなく、アプリ内からWi-Fiに接続することが推奨されています。設定アプリから接続した場合、その後の通信に支障が出ることがあるため注意が必要です。
また、SSIDとパスワードの入力ミスもよくある原因の一つです。取扱説明書の裏表紙に記載されている情報を使い、正確に入力することが大切です。
それでも接続できない場合、スマホの機種やOSバージョンがアプリの対応範囲外である可能性もあります。アプリのダウンロードページにある対応OS情報を確認し、要件を満たしているかを見直しましょう。
さらに、ドライブレコーダー本体が正しく起動していない場合や、電源供給が不安定な場合にも接続に失敗することがあります。このような場合は、一度車のエンジンを切って再始動し、再度接続を試みると改善することがあります。
アプリ「withDR」や「DR DH5」の活用法

日産のドライブレコーダーに対応するスマートフォンアプリ「withDR」や「DR DH5」は、録画映像の再生やファイル管理を簡単に行える便利なツールです。特にナビ非連動モデルにおいては、アプリが映像確認の中心的役割を担うため、活用方法を正しく理解しておくことが非常に重要です。
「withDR」はDJ6-D/Sモデル向けで、Wi-Fi接続によってリアルタイム映像の表示や録画映像のダウンロードが可能です。
さらに、アプリ内で映像の一覧を表示し、常時録画・イベント記録・手動録画といったカテゴリごとに整理されているため、目的のファイルをすばやく見つけられる設計になっています。また、再生時には進捗バーや再生速度の調整機能も用意されており、細かな映像確認が可能です。
一方の「DR DH5」はDH5-D/Sモデル用のアプリで、主に映像再生・ファイル管理・システム設定を担います。特にDH5-Sでは、アプリ側から「駐車録画の感度調整」「音量設定」「SDカードの初期化」などの詳細な設定が可能です。
録画設定や通知音のオンオフも自由に切り替えることができ、自分の使いやすい状態に調整できます。
どちらのアプリも、初回接続時にはSSIDとパスワードの入力が必要であり、設定が煩雑に感じられるかもしれませんが、一度接続すれば自動接続設定を活用できるため、日常の操作がスムーズになります。
外出先での録画確認や、事故後の証拠映像の早期保存など、活用の幅は広がるばかりです。操作に慣れておくことで、万が一の際に落ち着いて対応できるようになります。
取扱説明書で確認できる設定項目
日産純正ドライブレコーダーの取扱説明書は、単なる操作マニュアル以上に、細かな設定内容や再生方法、トラブル時の対処法が記載された重要な情報源です。初めてドライブレコーダーを使用する方や、再生・設定でつまずいてしまった方にとっては、まず最初に確認すべき資料といえるでしょう。
取扱説明書には、録画モードの種類や録画時間の目安、ファイルの保存形式など、基本的な仕様に関する情報が網羅されています。
さらに、録画感度の調整や静止画撮影、手動録画の手順、駐車録画の動作条件など、ユーザーが自由に変更可能な設定項目が詳しく記されています。
特にDH5-Sのようなナビ非連動タイプでは、スマートフォンアプリでの設定が中心になるため、その設定内容を理解しておくことが求められます。
また、Wi-Fi接続に必要なSSIDと初期パスワードも、取扱説明書の裏表紙に記載されています。これがないとスマホとドライブレコーダーの接続ができず、再生や設定が行えないため、説明書の保管場所は常に把握しておくべきです。
仮に紛失してしまった場合には、販売店や公式サイトでの問い合わせ・再発行を検討しましょう。
注意点としては、説明書の内容が機種ごとに異なる点です。
例えば、DJ6-DとDH5-Dでは操作方法や録画フォーマット、保存先が異なるため、他モデルの説明書では対応できない場合があります。そのため、自分が使用している機種に対応した説明書を正しく参照する必要があります。
正しい知識を持って設定を確認・調整することで、より効果的にドライブレコーダーを活用できるようになります。設定の確認や操作で迷ったときには、まず説明書を開くクセをつけることが大切です。
エラー音が鳴ったときの対応方法

ドライブレコーダーから突然エラー音が鳴ると、不具合が起きたのではないかと不安になるかもしれません。しかし、原因を正確に把握し適切に対応することで、多くのトラブルは解決できます。まず確認すべきは、エラー音の種類と発生タイミングです。
一定間隔で繰り返し鳴る音なのか、特定の操作時にだけ発生するのかで、原因が異なります。
よくある原因の一つが、microSDカードのエラーです。長期間使用しているカードが劣化していたり、対応していないフォーマット形式(例:NTFSやexFAT)になっていると、録画ができずエラー音が鳴る場合があります。
このような場合は、一度カードを抜き差しし、必要に応じて再フォーマットを行うか、新しい対応カードに交換することで改善することが多いです。
また、Wi-Fi接続中に何らかのエラーが発生した場合や、録画中に強制的に電源がオフになった場合にも、警告音が出ることがあります。接続中にスマートフォンを遠ざけすぎたり、他の電波機器と干渉していることが原因になるケースもあるため、使用環境にも注意が必要です。
他にも、車両のバッテリー電圧が低下していると、ドライブレコーダーの動作が不安定になり、エラー音が鳴ることがあります。エンジン停止中の長時間使用や、古いバッテリーが影響している可能性もあります。
対処法としては、まず取扱説明書を参照し、音のパターンと照合して原因を特定することが基本です。それでも解決しない場合には、販売店で診断を受けるか、サポートセンターに問い合わせるのが確実です。
自己判断でリセット操作を繰り返すと、逆に設定が初期化されてしまう恐れもあるため、注意しましょう。
適切に対応すれば、エラー音は単なる警告として受け止めることができ、不安を感じる必要はありません。早めの対処が快適なドライブレコーダー利用につながります。
まとめ:日産ノートのドライブレコーダー再生方法について

・日産ノートの録画映像はナビ、スマホ、PCで確認可能
・ナビ連動タイプはナビ画面から直接映像を再生できる
・ナビ非連動タイプはスマホやPCを使って映像を再生する
・ナビ画面での再生には「アプリ」→「ドライブレコーダー」の順で操作する
・再生中は常時録画が停止するため運転中の再生は避けるべき
・スマホで映像を確認するには専用アプリとWi-Fi接続が必要
・DJ6シリーズは「withDR」、DH5シリーズは「DR DH5」を使用する
・アプリでは映像の再生や設定変更が可能だがモデルによって操作範囲が異なる
・パソコンでは専用ソフトを使ってSDカードの映像を再生できる
・専用ソフトは「DR DH5 Viewer」または「DRIVE REVIEWER」を使用する
・機種によってナビ連動の有無や再生方法に違いがあるため型番の確認が重要
・他車種では専用アプリや操作方法が異なる場合がある
・再生できないときはSDカードやアプリ、Wi-Fi設定を確認する
・ナビと連動しない場合は接続不良やソフト未対応の可能性がある
・エラー音が鳴った際はSDカードやバッテリー状態などの確認が必要
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