日産ノートに乗っていると、ふとしたときに気になるのが「ワイパーのサイズってどれが正解なんだろう?」という疑問ではないでしょうか。
とくに年式や型式によって適合するワイパーが異なるため、「日産ノートワイパーの適合表」で検索しても、情報が分散していて迷ってしまう方も多いはずです。
この記事では、E13型のワイパーサイズを確認しようという基本から、E12型・HE12型のサイズはどれくらい?という細かな違い、さらには初代E11型ノートの適合サイズとはいった古いモデルまで丁寧に解説します。
また、e-POWER対応車のワイパー選びのコツや、純正サイズと社外品の違いは?といった実用的なポイントも見逃せません。
この記事を読むことで、日産ノートのワイパー選びに迷うことはなくなるでしょう。適合サイズの早見表としても、交換前のチェックポイントとしても、ぜひ参考にしてみてください。
・ノートに適合するワイパーサイズと型式
・純正ワイパーと社外品との違いや選び方
・e-POWERなど特定グレードに合うワイパー
・ワイパー交換に必要な工具や手順
日産ノートワイパーの適合表の基本とサイズ情報

・E13型のワイパーサイズを確認しよう
・E12型・HE12型のサイズはどれくらい?
・初代E11型ノートの適合サイズとは
・e-POWER対応車のワイパー選びのコツ
・純正サイズと社外品の違いは?
・ワイパーゴムの交換時期と選び方の注意点
E13型のワイパーサイズを確認しよう
まず、2020年12月以降に登場した日産ノートのE13型は、現行モデルとして多くのユーザーに親しまれている仕様です。このモデルのワイパーサイズを正確に知っておくことで、交換時のトラブルを防ぎ、常に視界を良好に保てます。
E13型のフロントワイパーは、運転席側が650mm、助手席側が350mmという構成になっており、リヤワイパーの長さは300mmです。この数値は、日産が公式に発表している純正仕様であり、アフターマーケット品を選ぶ際の基準としても非常に重要です。
ここで注意したいのが、E13型は先代モデルと比べて助手席側のワイパーが短くなっている点です。そのため、他のノートシリーズと混同して購入してしまうと、取り付けができなかったり、払拭範囲が合わなかったりする可能性があります。
市販のワイパーを選ぶときには「適合表」や「適合品番」を必ず確認し、E13型に対応していると明記された製品を選ぶようにしましょう。
さらに、PIAAやBOSCHなどのブランドでは、車種別に専用設計されたワイパーを展開しているため、純正品と同等以上の性能を求める方にもおすすめです。これらの製品は静音性や払拭力に優れており、雨の日の安全性向上にもつながります。
適合サイズを誤らずに選べることが、快適なドライブの第一歩といえるでしょう。
E12型・HE12型のサイズはどれくらい?

2012年9月から2020年11月まで販売された日産ノートE12型およびそのハイブリッド仕様であるHE12型は、中古市場でも根強い人気があります。これらのモデルに使用されているワイパーサイズを事前に把握しておくと、交換時に迷わず済みます。
E12型およびHE12型のフロントワイパーは、運転席側が650mm、助手席側が300mmとなっており、リヤワイパーは305mmです。
このワイパーサイズは、E13型と非常によく似ていますが、助手席側の長さが異なる点には注意が必要です。
前述の通り、助手席側が350mmであるE13型に対し、E12/HE12型は300mmと短く設計されています。適合しないサイズのワイパーを取り付けてしまうと、ガラス全体をしっかりと拭き取れず、安全性に影響を与えることがあります。
E12型およびHE12型日産ノートのワイパーサイズ
型式 | 運転席側ワイパー | 助手席側ワイパー | リヤワイパー | 備考 |
---|---|---|---|---|
E12型 | 650mm | 300mm | 305mm | 2012年9月~2020年11月販売。HE12型も同様。 |
HE12型 | 650mm | 300mm | 305mm | ハイブリッド仕様。基本構造はE12型と同じ。 |
E13型(参考) | 650mm | 350mm | 305mm | 助手席側のサイズが異なる点に注意が必要。 |
また、E12型にはPIAAやNWBといった主要メーカーの適合表も豊富に用意されており、純正同等のゴムやブレードを簡単に見つけることができます。ワイパー交換のタイミングとしては、通常1年から2年に1回が目安とされていますが、拭きムラや異音が発生した場合には早めの交換を検討してください。
冬季の使用頻度が高い地域では、撥水加工ワイパーや雪用ワイパーへの切り替えも選択肢に入れるとよいでしょう。ワイパーは消耗品であるだけに、常に適合サイズを意識して選ぶことが、快適なカーライフを支える基本です。
初代E11型ノートの適合サイズとは
初代E11型ノートは、2005年1月から2012年8月まで販売されたモデルで、今でも多くのオーナーが大切に乗り続けています。このモデルに対応するワイパーサイズは、現行モデルとはやや異なるため、選定時には注意が必要です。
フロントワイパーは、運転席側が600mm、助手席側が400mm、リヤワイパーは300mmとなっており、E12型やE13型とはサイズ構成が大きく異なります。
とくに助手席側のワイパーは、後継モデルと比較してかなり長めになっており、誤って短いワイパーを取り付けると拭き取り範囲が不足する可能性があります。また、E11型の一部年式ではアーム形状が異なる場合があるため、ゴムだけでなくブレードごと交換する場合には互換性を確認しましょう。
このように古い車種ほど、ワイパーの適合確認は慎重に行う必要があります。
現在では、E11型専用のPIAAやNWB製のブレードも市販されていますので、パッケージに「ノート E11型対応」と明記された商品を選ぶと安心です。
E11型を長く快適に使い続けるためには、日々のメンテナンスの一環としてワイパーの状態チェックを習慣づけることが大切です。劣化に気づいたら早めに対応することで、急な雨でもクリアな視界を保ち、安全運転につなげることができます。
e-POWER対応車のワイパー選びのコツ

e-POWER搭載車は、HE12型(2016年~)やE13型以降のモデルで採用されており、低燃費と静粛性を両立した先進的なパワートレインが特徴です。このe-POWER仕様に適したワイパーを選ぶ際には、サイズの正確な把握と製品特性の理解が重要です。
なぜなら、e-POWERモデルは静粛性が高いため、ワイパーの動作音が目立ちやすいという特性があります。
そのため、単にサイズが合っているだけでなく、静音性に優れたワイパーを選ぶことがポイントです。具体的には、グラファイト加工が施されたブレードや、エアロ形状のブレードなどが挙げられます。
これらの製品は、雨の拭き取り性能だけでなく、走行中の風切り音を軽減する効果もあるため、e-POWER車にとっては非常に相性が良いといえるでしょう。
加えて、e-POWERモデルは車両重量がやや重いため、ワイパーモーターへの負荷も少なからず存在します。
そのため、軽量かつ耐久性の高いワイパーを選ぶことも長期的なメンテナンスに役立ちます。PIAAやBOSCH、NWBなどの大手メーカーでは、e-POWER適合モデルを明記している製品も多く、専用品を選ぶことで安心感が増します。
このように、e-POWER仕様のノートでは、ワイパー選びにおいても「静かで滑らか、かつ耐久性のある」製品が求められます。価格だけでなく性能も比較しながら、自分のカーライフに合った一本を選びましょう。
純正サイズと社外品の違いは?
NOTEのワイパーを交換する際、「純正品と社外品のどちらを選ぶべきか?」という疑問を持つ方は少なくありません。まず純正ワイパーは、メーカーが設計した車両に対して最も最適化されたサイズ・形状・性能を有しています。
払拭範囲や装着感にズレがなく、車検にも安心して通るのが最大のメリットです。ただし、ディーラーでの交換費用はやや高めに設定されており、予算に余裕が必要です。
一方、社外品は価格の選択肢が広く、最近では性能面でも純正に劣らない製品が多く流通しています。特にBOSCHやPIAA、NWBといった大手メーカーの製品は、静音性や撥水性能に優れ、耐久性も申し分ありません。
また、通販やカー用品店で手軽に購入できる点も魅力のひとつです。ただし注意したいのは、適合車種や型式を誤って選ぶと、取付不良や視界不良を引き起こす可能性があるという点です。
これを防ぐには、製品パッケージやメーカー公式サイトに掲載されている「適合表」を確認することが欠かせません。純正と社外品、どちらを選ぶかは価格・性能・信頼性を総合的に比較し、自分のカーライフに合った選択をすることが大切です。
ワイパーゴムの交換時期と選び方の注意点

ワイパーゴムは消耗品であり、劣化が進むと視界の確保が困難になります。では、どのタイミングで交換するのが理想的なのでしょうか?
一般的には、ワイパーゴムの寿命は約1年とされていますが、使用環境や頻度によっては半年で劣化することもあります。たとえば、直射日光に長時間さらされる駐車環境では、ゴムが硬化してヒビ割れを起こしやすくなるのです。
交換のサインとしては、拭きムラやビビリ音、ゴムの裂け目が挙げられます。特に雨の日に前が見づらいと感じたら、すぐに点検・交換を検討しましょう。その際、注意すべきなのは「ゴムだけ交換するのか、ブレードごと交換するのか」という選択です。
ゴムだけ交換すればコストは抑えられますが、ブレードの劣化が進んでいると本来の性能が発揮されません。
また、近年では撥水加工済みゴムや静音タイプ、寒冷地仕様のゴムなど多様な種類が登場しています。
選ぶ際には、自分の住む地域の気候や走行条件に合った製品を選ぶことが大切です。価格だけでなく、性能や耐久性にも目を向けることで、快適かつ安全なドライブをサポートできるでしょう。
年式別・モデル別で見る日産ノートワイパーの適合表

・NOTEのワイパーゴム 適合表を年式ごとに整理
・ワイパーブレードの型式を調べる方法
・E12の純正ワイパーを選ぶメリット
・PIAA製品での適合確認とおすすめポイント
・自分で交換するために必要な準備と工具
NOTEのワイパーゴム 適合表を年式ごとに整理
日産ノートは年式ごとにモデルチェンジを重ねてきたため、ワイパーの適合サイズも少しずつ変化しています。
まず、初代E11型(2005~2012年)は運転席側600mm・助手席側400mm・リヤ300mmが標準です。次に、E12型とその派生モデルであるHE12型(2012~2020年)は、フロントが650mmと300mm、リヤは305mmとなっています。
最新型のE13型(2020年以降)では、助手席側がやや長めの350mmに設定されており、E12型と誤って選ばないよう注意が必要です。
e-POWER仕様もこれに準じたサイズを採用しています。ここで重要なのは、「同じノート」という車名でも、年式によってゴムの長さが明確に異なるという点です。
日産ノート 型式別ワイパーサイズ一覧
型式 | 年式(販売期間) | 運転席側ワイパー | 助手席側ワイパー | リヤワイパー | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|
E11型 | 2005年~2012年 | 600mm | 400mm | 300mm | 初代モデル。サイズ構成が現行と異なるため注意。 |
E12型 | 2012年~2020年11月 | 650mm | 300mm | 305mm | よく流通している中古車。HE12型も同じ構成。 |
HE12型 | 2016年~2020年 | 650mm | 300mm | 305mm | e-POWER搭載モデル。E12型と同仕様。 |
E13型 | 2020年12月~現在販売中 | 650mm | 350mm | 305mm | 助手席側がE12型より50mm長い。e-POWER仕様含む。 |
適合表を見る際には、まず「型式(E11、E12、E13)」と「年式」をしっかり把握することが第一です。そして、購入時にはメーカーのサイトで最新の車種別適合表を確認し、表に記載されているゴムサイズや品番を選ぶことで、取り付けミスや機能不良を防ぐことができます。
まとめると、NOTEのワイパーゴムを正しく選ぶには、適合表を活用し、年式・型式ごとの違いを理解しておくことが不可欠です。ワイパーは安全運転を支える重要なパーツであるからこそ、情報を整理して適切なものを選びましょう。
ワイパーブレードの型式を調べる方法

ワイパー交換を考えるとき、まず必要になるのが「型式の確認」です。
これは車種や年式に合ったワイパーブレードを正しく選ぶための基本情報になります。最も簡単な方法は、車検証を確認することです。車検証の「型式欄」には、例えば「E13」や「HE12」といった情報が記載されており、この情報がワイパー適合の鍵となります。
また、ボンネットを開けた際の車体プレートや、運転席側のドアを開いた部分に貼られているステッカーにも型式が記載されています。
これらの情報をもとに、各ワイパーメーカーの適合検索ページやパッケージ裏面の表を確認することで、自分のノートに合った型式・サイズのワイパーを見つけることができます。
さらに、通販サイトでは車両情報を入力するだけで適合製品を一覧表示してくれる便利なサービスもあります。
自信がない方や初めて交換する方は、こうしたツールを活用するのもおすすめです。ただし、グレードによってリヤワイパーの有無や長さが異なる場合もあるため、最終的には目視での確認も怠らないようにしましょう。
このように、ワイパーブレードの型式確認は、ワイパー選びの第一歩です。正確に調べることで、不要な買い直しや装着不良を避けることができ、安心して作業に取り組むことができます。初心者の方でも手順を守れば簡単に調べられるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
E12の純正ワイパーを選ぶメリット
E12型ノートのワイパー交換を検討する際、純正品を選ぶメリットは数多くあります。
まず第一に、車両との「完全な適合性」が挙げられます。メーカーが設計段階から専用に開発しているため、ブレードの角度やゴムの密着度が高く、雨天時の視界をしっかりと確保できます。とくにE12型はボンネット形状がやや湾曲しているため、市販の汎用品では拭きムラが生じることもあります。
また、純正ワイパーは耐久性や静音性にも優れており、長期間使用してもビビリ音やガタつきが少ないのが特徴です。これは、ブレードの可動部の精度が高く、ゴム部分の素材にも独自の品質基準が設けられているためです。
実際、交換後に「前より静かになった」「雨の日も安心できるようになった」といった口コミも多く見られます。
もちろん、価格面では社外品より高めに設定されているのは事実ですが、そのぶん取り付けの手間や不適合のリスクを減らすことができます。ディーラーでの交換なら、取り付け後の不具合にもすぐ対応してくれるという安心感もあります。
少しの費用差で長く快適なドライブができるなら、純正ワイパーを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
PIAA製品での適合確認とおすすめポイント

PIAAは日本国内で非常に評価の高いカー用品メーカーであり、ワイパー分野でも豊富なラインナップを誇ります。
特にE12型ノートにおいては、PIAA製品は「性能」と「コストパフォーマンス」のバランスが優れていることで注目されています。例えば、撥水コーティング付きゴムを採用したモデルは、ガラス表面に雨が残りにくく、夜間や高速道路でも安心して運転ができます。
適合確認についても、PIAAは公式サイトに車種別の検索機能を提供しており、「E12 ノート」と入力すれば前後ワイパーの型番がすぐに表示される仕組みになっています。この点で、初心者でも安心して製品選びができるでしょう。
また、ホームセンターやカー用品店でも広く取り扱っているため、入手のしやすさという点でも利便性があります。
さらに、PIAAのワイパーは日本製であることが多く、品質に対する信頼性が高いという声も根強いです。実際に装着したユーザーからは、「拭き取りがスムーズ」「長持ちする」といった実感のこもったレビューも見受けられます。
一方で、撥水タイプのゴムはやや価格が高めなので、価格重視で選ぶ方は標準モデルを検討するのが賢明です。
このように、PIAAの製品は性能・信頼性・検索のしやすさという3点で非常に優れており、E12ノートのオーナーにとって魅力的な選択肢となるはずです。
自分で交換するために必要な準備と工具
ワイパー交換は車の整備作業の中でも比較的難易度が低く、DIY初心者でもチャレンジしやすい作業のひとつです。
ただし、事前にしっかりと準備を整えておくことが、スムーズな交換につながります。まず必要なのは、交換予定の車両に適合したワイパーブレードまたはゴムの購入です。サイズや取り付け方法は車種や年式によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
準備する工具としては、基本的に「ワイパーゴムを交換するだけ」であれば特別な道具は不要です。素手でも取り外し可能な構造になっていることが多いため、説明書を読みながら作業することで問題なく完了できます。
ただし、ブレードごと交換する場合はドライバーが必要な場合がありますので、プラスとマイナス両方を用意しておくと安心です。
また、作業時にワイパーアームがフロントガラスに戻ってしまうと傷が付くおそれがあります。これを防ぐためには、タオルをワイパー下に敷いておくと安全です。作業中に手が滑ってしまっても、ガラスを守るクッションになってくれます。
作業場所も重要で、できれば屋根付きの場所や風の少ない環境を選びましょう。野外での作業はゴミがワイパーゴムに付着する原因にもなります。作業前後にはしっかり手を洗い、ゴムに汚れがつかないよう注意することも忘れてはいけません。
安全かつ確実に交換するために、落ち着いた環境と丁寧な作業が求められます。
まとめ:日産ノートワイパーの適合表について

・日産ノートは世代ごとにワイパーサイズが異なる
・E13型はフロントが650mm・350mm、リアが300mm
・E12・HE12型は運転席600mm・助手席380mm・リア300mm
・E11型は運転席600mm・助手席400mm・リア300mm
・e-POWER搭載車も型式により適合サイズが異なる
・純正サイズはフィット性と静音性に優れる
・社外品はコストパフォーマンスに優れるが品質に差がある
・PIAA製の適合ワイパーは専用表で確認が必要
・ワイパーゴムは1〜2年に一度の交換が目安
・NOTEの年式別ワイパー適合表は整備前に確認すべき
・ブレード型式は車検証やメーカーサイトで調べられる
・E12の純正ワイパーは専用設計で安定性が高い
・PIAA製ワイパーは撥水機能や耐久性で人気
・自分で交換するには専用工具と安全対策が必要
・適合表と実車サイズを照合して間違いを防ぐべき