スポンサーリンク

オデッセイの横幅実寸と歴代ホンダ車種のサイズ差を詳しく比較

ホンダオデッセイの横幅の実際と特徴
記事内に広告が含まれています。

ホンダ・オデッセイの購入を検討している方、またはすでに所有している方にとって、「オデッセイの横幅」は大切なポイントになります。

特に都市部に住んでいる方や、車庫のスペースが限られている方にとって、車の全幅は日常の使い勝手を左右する決定的な要素となります。

この記事では、歴代オデッセイのサイズはどう変わった?という視点から始まり、オデッセイRB1とRB3の横幅を比較し、RC1型の横幅と最小回転半径に注目することで、各世代の特長を具体的に紹介していきます。

車内空間と荷室寸法の実用性や、型式別に見るサイズの傾向と特徴にも注目し、あなたに最適なオデッセイ選びをサポートします。

記事の要約

・歴代オデッセイの横幅の変化とモデルごとの特徴
・型式(RB1、RB3、RC1)やグレードごとの横幅
・他車種とのサイズ比較
・横幅が車庫入れや日常使用に与える影響

ホンダオデッセイの横幅の実際と特徴

ホンダオデッセイの横幅の実際と特徴
ホンダ・オデッセイ・イメージ

・歴代オデッセイのサイズはどう変わった?
・オデッセイRB1とRB3の横幅を比較
・RC1型の横幅と最小回転半径に注目
・新型オデッセイの寸法図をチェック
・アブソルートの横幅と他グレードの違い
・横幅と車庫入れのしやすさ

歴代オデッセイのサイズはどう変わった?

ホンダ・オデッセイは1994年に初代が登場して以来、数度のフルモデルチェンジを経て、そのサイズは大きく変化してきました。

初代から5代目まで、全長・全幅・全高のバランスは時代ごとのニーズや家族構成、ライフスタイルの変化に対応するかたちで進化しています。オデッセイの魅力の一つが「扱いやすいサイズ感」にあるため、この点は購入を検討している人にとって重要なポイントになるでしょう。

まず、初代(1994~1999年)は全長4.750m、全幅1.770m、全高1.675mと、ミニバンとしては比較的コンパクトなサイズでした。

全高が低めでセダン感覚に近く、運転しやすいという声も多く聞かれました。次に2代目(1999~2003年)はわずかにサイズアップし、全長が4.770m、全幅が1.795mになっています。

一方、3代目(2003~2008年)では全高を1.550mまで抑え、よりスタイリッシュなデザインに方向転換。ミニバンらしからぬスポーティさが人気となりました。

Honda Odyssey Dimensions by Generation

Generation全長 (mm)全幅 (mm)全高 (mm)
初代 (1994-1999)4750.01770.01675.0
2代目 (1999-2003)4770.01795.0
3代目 (2003-2008)1550.0
4代目 (2008-2013)4800.01545.0
5代目 (2013-)4830.01820.01715.0

しかし、4代目(2008~2013年)でもそのスタイルは継続され、全高1.545mと低さを維持したまま全長を4.800mに拡大。車内空間を保ちながら、スリムで洗練された印象を与えることに成功しています。

そして5代目(2013年~)ではついにフルサイズミニバンへと進化。全長は4.830m、全幅は最大で1.820m、全高は最大1.715mと、歴代最大の車格となりました。

このように、オデッセイはモデルチェンジごとにサイズが少しずつ拡大されてきましたが、ただ大きくなるだけでなく、時代に合った乗りやすさや車内の快適性を追求している点が評価され続けている理由です。

オデッセイRB1とRB3の横幅を比較

オデッセイRB1(2003~2008年)とRB3(2008~2013年)は、いずれも3代目・4代目に該当するモデルであり、低全高でスタイリッシュなデザインが特徴です。しかし、この2世代間では外観だけでなく、横幅にもわずかな違いが見られます。

細かい違いがあるとはいえ、日常での取り回しや駐車のしやすさに関わるため、サイズの変化には注目すべきです。

まずRB1型の横幅は1.800mです。

これは現在の基準から見るとコンパクトに感じられるサイズで、マンションや立体駐車場でも比較的問題なく利用できる寸法といえるでしょう。一方でRB3型も同様に1.800mの横幅を維持しており、全幅に関してはモデルチェンジに伴う大きな変化はありませんでした。

ただし、ホイールやエアロパーツなどグレードによっては、見た目の印象や実測値にわずかな差が出ることもあります。

これには設計思想の一貫性が関係しています。ホンダはこの時期、「低床・低重心でスポーティなミニバン」を掲げ、セダンと同様の感覚で運転できるミニバンづくりを重視していました。

結果として、RB1とRB3は外形サイズを大きく変えずに、内装の快適性や安全装備の充実を図ることで、商品力を高めています。

運転が苦手な方や狭い道を走る機会が多い人にとって、横幅の扱いやすさは非常に重要です。RB1とRB3はその点で大きな差はないものの、乗り味や装備の面での進化があるため、自身の利用目的に応じて選ぶとよいでしょう。

RC1型の横幅と最小回転半径に注目

RC1型の横幅と最小回転半径に注目
ホンダ・オデッセイ・イメージ

RC1型は2013年に登場した5代目オデッセイの型式であり、ホンダが初めてこのシリーズにスライドドアを採用したことでも知られています。その車体サイズは歴代最大級で、特に横幅の拡大と室内空間の快適性が大きな特徴です。

RC1型はファミリーユーザーや多人数乗車を前提とした使い方に最適なモデルとして高く評価されています。

具体的には、RC1の全幅は最大で1.820mに達し、これは従来型よりもやや広めです。この数値は、同クラスのミニバンであるアルファードやヴェルファイア(1.850m)よりは小さいものの、一般的なマンション駐車場などではぎりぎりのラインともいえるサイズです。

したがって、駐車時の不安を感じる人は、ミラーの格納機能やパーキングセンサーの有無など装備面を確認しておくことが大切です。

一方で、最小回転半径が5.4mという点は特筆に値します。

RC1型オデッセイの概要表

項目内容
型式RC1型(5代目オデッセイ)
登場年2013年
特徴シリーズ初のスライドドア採用、横幅拡大
全幅1,820mm
全長4,830mm(参考値)
全高1,715mm(参考値)

この数値は5ナンバーサイズのミニバンと同等であり、全長や全幅が大きくなっても、小回り性能に優れていることが分かります。日常の運転で頻繁にUターンを行うシーンや、狭い住宅地での取り回しにもストレスを感じにくいというのは、大きなメリットといえます。

RC1型はサイズアップと同時に、超低床プラットフォームや室内設計の工夫により、乗り心地や利便性も向上しています。単に横幅が広いだけでなく、操縦性や視界の確保など総合的な運転のしやすさに配慮されたモデルだと言えます。

新型オデッセイの寸法図をチェック

新型オデッセイ(再販モデル・2023年以降)は、ホンダが国内向けに再びラインアップした大型ミニバンとして注目されています。

スタイリッシュな外観と利便性を兼ね備えた設計で、特に「寸法図」が示すように各所に使いやすさへの配慮が見られます。車両サイズを正しく理解することは、日々の運転だけでなく、車庫のサイズとの相性確認にも重要です。

このモデルの外形寸法は、全長4.855m、全幅1.820m、全高1.695mとされています。

これらの数値はRC1型と大きく変わらない一方で、デザインが刷新され、より存在感ある佇まいに進化しています。注目すべきは、車体サイズの拡大にもかかわらず、超低床設計が踏襲されており、ラゲッジ開口地上高が525mmと非常に低いため、荷物の出し入れが楽になっている点です。

また、室内の寸法も見逃せません。室内長は最大2.935m、幅は最大1.625m、高さは1.325mと、クラスを超える広さを確保。

3列目まで大人がしっかり座れるスペースを実現し、長距離移動時の快適性が向上しています。寸法図から読み取れるように、フロントからリアにかけての設計も工夫されており、空間効率の高さが際立っています。

前述の通り、車体サイズが拡大したにも関わらず最小回転半径は5.4mを維持しており、都市部での取り回し性能にも優れています。

つまり、新型オデッセイは「大きくても運転しやすい」理想的な一台といえるでしょう。寸法図の情報を活用して、自宅ガレージとの適合性をチェックすることをおすすめします。

アブソルートの横幅と他グレードの違い

アブソルートの横幅と他グレードの違い
ホンダ・オデッセイ・イメージ

オデッセイの中でも「アブソルート」は特に人気の高いグレードです。スタイリッシュな外観や装備の充実度に加えて、走行性能の高さも評価されています。

しかし、購入を検討するうえで見落としがちなのが、グレードごとのサイズの違い、とくに「横幅」に関するポイントです。ここではアブソルートとその他のグレードの横幅の違いに注目し、比較していきます。

アブソルートの全幅は、RC型であれば最大で1.820mmに達します。これは標準的なグレードと比べて数センチ程度の違いですが、実際にはエアロパーツの装着やタイヤサイズによって「体感的な大きさ」に差を感じることがあります。

例えば、アブソルートには専用の17インチアルミホイールやスポーティなロアスカートが装備されるため、見た目の印象がよりワイドになります。

一方で、e:HEVなどのハイブリッドモデルも含めた他のグレードは、同じく1.820mm前後の横幅でありながら、外装パーツの厚みに違いがあることも。そのため、カタログ上の数字だけでなく、実車の見た目や駐車スペースでの取り回しにも着目する必要があります。

また、アブソルートは走行安定性を重視した設計になっており、全幅の広さを活かした低重心ボディが特徴です。そのため、高速道路での直進性やコーナリング時の安定感に優れている一方で、狭い道ではやや気を使う場面もあるかもしれません。

このように考えると、アブソルートの横幅は、単なるサイズの話にとどまらず、走行性能やデザイン、使い勝手にまで影響を与える重要な要素といえるでしょう。購入を検討する際は、スペックシートの数値だけでなく、実際の使用環境に適しているかどうかも確認することが大切です。

横幅と車庫入れのしやすさ

車の横幅は、単に道路での走行時だけでなく、日常的に行う「車庫入れ」に大きな影響を及ぼします。

特に、マンションや戸建て住宅のガレージがコンパクトな設計になっている場合、車幅が広い車両では取り回しが難しくなることがあります。オデッセイのような大型ミニバンの場合、この点は購入前にしっかりとチェックしておくべきポイントです。

オデッセイの横幅はモデルによって異なりますが、代表的なRC型では約1.820mmとなっており、これは一般的な立体駐車場の制限(全幅1.850mm前後)に収まる範囲です。

ただし、ミラーを含めると2.0m近くになるため、ドアの開閉や隣の車との間隔に注意が必要になります。車庫の幅が2.5m未満の家庭では、左右に余裕がないケースも珍しくありません。

これに対し、同じホンダのステップワゴンやフリードといった5ナンバーミニバンは、全幅が1.695mm程度に抑えられているため、駐車のしやすさという点ではやや優れています。

しかし、オデッセイは最小回転半径5.4mという優れた小回り性能を持っており、ハンドルを切る際の自由度が高いため、狭いスペースでも切り返し回数を減らせる利点があります。

さらに、アブソルートやEXグレードにはマルチビューカメラや前後センサーが搭載されており、障害物の検知や死角の確認がスムーズになります。これにより、狭い車庫へのバック駐車でも安心感が得られます。

まとめると、横幅が広めのオデッセイでも、回転半径や装備によって車庫入れの難易度はかなり軽減されているといえるでしょう。ただし、自宅の車庫が狭い、あるいは通路が直角に曲がっている場合などは、実際に試乗して動線を確認することをおすすめします。

他のミニバンと比べたオデッセイの横幅

他のミニバンと比べたオデッセイの横幅
ホンダ・オデッセイ・イメージ

・アルファードやセレナとのサイズ比較
・ステップワゴンより大きいのか?
・フリードと比べたときのボディサイズ
・車内空間と荷室寸法の実用性
・型式別に見るサイズの傾向と特徴

アルファードやセレナとのサイズ比較

オデッセイを検討している方の中には、トヨタのアルファードや日産のセレナと比較している方も多いはずです。これらはすべて日本を代表するミニバンであり、ファミリー層から高い人気を集めています。

ただ、サイズ感には明確な違いがあるため、日常での使い勝手や運転のしやすさに影響を与えることがあります。

まず、横幅で比べてみると、アルファードはおおよそ1.850mm、セレナは1.695mm、そしてオデッセイは1.820mm前後となります。単純に数値だけを見ると、アルファードが最も幅広で存在感があり、セレナは5ナンバー枠に収まる設計となっているのが特徴です。

オデッセイはその中間に位置し、堂々としたスタイルと実用性を両立しています。

全長についても見てみましょう。

オデッセイが約4.855mに対して、アルファードは約4.945mと一回り長く、セレナは4.690mとやや短め。つまり、オデッセイはミドルクラスミニバンとしてバランスの取れたサイズ感を持っており、都市部の立体駐車場や狭い道路でも無理なく運転できる絶妙な大きさといえます。

一方、車内の広さではどうでしょうか。アルファードは天井が高く、まるでリビングのような空間設計が魅力ですが、オデッセイも独自の超低床プラットフォームによって、低全高でも室内高をしっかり確保。

セレナは設計思想が異なり、よりファミリー向けの効率的な空間づくりがなされています。

このように、3車種を比較すると「大きすぎず、小さすぎず」の立ち位置にあるのがオデッセイです。室内空間、運転のしやすさ、横幅の扱いやすさなどを総合的に見て、自分のライフスタイルに合った1台を選ぶことが最も重要です。

ステップワゴンより大きいのか?

ステップワゴンより大きいのか?
ホンダ・オデッセイ・イメージ

ホンダが展開する人気ミニバンには「オデッセイ」と「ステップワゴン」がありますが、この2車種のサイズ差について気になっている方も多いでしょう。どちらもファミリーカーとして非常に高い評価を得ていますが、外寸や室内空間、用途の違いには明確な特徴があります。

まず、横幅に関していえば、ステップワゴンの全幅はおおよそ1.695mmで5ナンバーサイズに収まるのに対し、オデッセイは1.820mmと3ナンバーサイズです。この違いは、都市部での運転や駐車場の使い勝手に直接影響します。

例えば、狭い道路や立体駐車場ではステップワゴンのほうが取り回しやすい場面が多いかもしれません。

しかし、オデッセイには「超低床プラットフォーム」が採用されており、車体の重心が低く安定感のある走行性能を実現しています。これにより、高速走行時やカーブでのふらつきを抑えられ、長距離移動でも乗員の疲労を軽減する工夫がされています。

また、室内空間にも違いがあります。ステップワゴンは縦方向の広さが特徴で、大人が立ったまま着替えられるほどの天井高が魅力です。

一方で、オデッセイは低めの全高でも室内高を確保しつつ、横方向のゆとりやシートの上質さに重点を置いています。家族の人数や荷物の量、運転頻度に応じて、どちらが向いているかは大きく変わるでしょう。

総合的に見ると、ステップワゴンはコンパクトで扱いやすい万能型ミニバン、オデッセイは快適性と上質感を重視した上級ミニバンといった住み分けがされています。どちらが優れているというよりも、使用目的や環境に応じて選ぶべきであり、サイズの違いはその判断基準の一つにすぎません。

フリードと比べたときのボディサイズ

ホンダの人気ミニバンである「フリード」と「オデッセイ」は、いずれもファミリー層から高い支持を受けています。しかし、両車はサイズ面で明確な違いがあり、日常の使い方や駐車環境によってどちらが適しているかは大きく異なります。

ここでは、フリードとオデッセイをボディサイズという観点から比較してみましょう。

まず、全長に注目するとフリードは4,265mm〜4,310mmとコンパクトにまとまっており、街中や狭い道でも扱いやすいサイズ感です。これに対してオデッセイは4,750mm〜4,855mmと、一回り以上長く設計されています。

この差は約50cmに及び、立体駐車場や車庫スペースの条件によっては選択に影響を与えるでしょう。

「フリード」と「オデッセイ」のサイズ比較

項目フリードオデッセイ
全長4,265mm〜4,310mm4,750mm〜4,855mm
全幅1,695mm〜1,720mm1,770mm〜1,820mm
全高1,710mm〜1,780mm1,545mm〜1,830mm
ナンバー区分5ナンバー3ナンバー
取り回し街中・狭い道に強いやや大きいが高級感あり
室内快適性開放感重視横幅のゆとりと快適性重視

全幅もフリードが1,695mm〜1,720mmで5ナンバー規格に収まっている一方、オデッセイは1,770mm〜1,820mmと3ナンバーサイズです。住宅街でのすれ違いや、機械式駐車場への対応状況などを考慮すると、フリードのほうが無難と感じる方も多いかもしれません。

ただし、オデッセイは横幅のゆとりを室内空間やシート構成に活かしており、快適性の面ではやや優位に立ちます。

全高についても違いが見られます。フリードは1,710mm〜1,780mmとやや高めの設計で、室内の開放感を重視しています。

一方でオデッセイは1,545mm〜1,830mmと世代によってばらつきがありますが、超低床設計を採用することで、全高を抑えながらも車内の天井高を確保しているのが特徴です。

このように、フリードとオデッセイではサイズの考え方そのものが異なります。コンパクトな使いやすさを重視するならフリード、大人数での移動や上質な乗り心地を求めるならオデッセイといったように、ライフスタイルに合わせた選択が求められます。

車内空間と荷室寸法の実用性

車内空間と荷室寸法の実用性
ホンダ・オデッセイ・イメージ

ミニバンを選ぶうえで注目すべきポイントのひとつが「車内空間と荷室の使いやすさ」です。

外寸だけでなく、実際に乗ったときの居住性や荷物の積載能力は、日常使いや旅行時の満足度を大きく左右します。ここではオデッセイの車内空間と荷室寸法について、実用性の視点から詳しく見ていきましょう。

オデッセイはモデルやグレードにより内寸が異なりますが、RC型であれば室内長は約2,935mm、室内幅は最大で1,625mm、室内高は1,325mmと、かなりゆとりのあるサイズを誇ります。

この室内幅はミニバンの中でも上位クラスに入り、2列目や3列目に座る人も快適に過ごせるスペースが確保されています。大柄な大人が3列目に座っても膝元や頭上にゆとりがある点は、長距離移動の際に特にメリットとなるでしょう。

荷室に関しては、超低床プラットフォームの恩恵が大きく現れています。

リアゲートの開口地上高は約525mmと非常に低く、重たい荷物でも楽に積み下ろしが可能です。また、3列目シートは床下に格納できるため、使用しないときは広い荷室として活用できます。座席をすべて立てた状態でも日用品の買い物やベビーカー程度なら十分に収納可能です。

加えて、アブソルートなどの上位グレードには電動パワーテールゲートや足先で開けるジェスチャー機能が搭載されているモデルもあり、両手が塞がっている状態でもスムーズに開閉ができます。こうした実用性の高さは、家族での買い物やレジャー時に非常に役立ちます。

つまり、オデッセイは外からのサイズ以上に、内側の空間づくりに力を入れているモデルといえるでしょう。乗員全員が快適に過ごせる広さと、実用性を追求した荷室設計により、多目的な利用が可能です。

型式別に見るサイズの傾向と特徴

オデッセイは1994年の初代モデルから始まり、現在に至るまで複数の型式が存在しています。それぞれの世代でサイズやデザインの特徴が異なり、型式ごとに選ばれる理由や使用目的も違ってきます。

ここでは、代表的な型式(RB1、RB3、RC1など)を中心に、サイズの傾向と特徴を振り返ってみましょう。

まず、RB1型(2003〜2008年)は「低全高ミニバン」という新しい価値観を打ち出したモデルでした。全長4,765mm、全幅1,800mm、全高1,550mmというサイズで、セダンライクな低重心設計が特徴です。

これにより運転の安定性が高まり、見た目もスポーティな印象を与えています。RB1型はとくに運転のしやすさを重視したいユーザーに支持されました。

次にRB3型(2008〜2013年)は、基本的なデザインは踏襲しつつも、乗り心地の向上や内装の質感アップが図られました。全長がやや伸びたほか、フロア設計の見直しにより3列目シートの居住性が改善された点が評価されています。

この世代も全幅は1,800mmのままですが、視覚的にはより堂々とした印象を与えるボディラインになっています。

RC1型(2013年〜)になると、大きな変化がありました。まず全長が4,830mmに伸び、全幅も最大1,820mmと一回り大きくなっています。全高は再び上がり、スライドドアの採用によって利便性が向上しました。

加えて、超低床プラットフォームが採用され、見た目以上に室内空間の広さが確保されています。この型式では実用性と上質感のバランスが取られており、ファミリー層から高く評価されています。

このように、オデッセイは型式ごとにコンセプトやユーザー層に合わせた進化を遂げてきました。選ぶ際には、自身の使用目的やライフスタイルにマッチするサイズ・設計思想をもつ型式を選ぶことが、満足度の高い購入につながります。

まとめ:オデッセイ横幅の実寸について

まとめ:オデッセイ横幅の実寸について
ホンダ・オデッセイ・イメージ

・初代オデッセイの横幅は1,770mmと比較的コンパクト
・RB1・RB3型は横幅1,800mmで取り回しに優れるサイズ
・RC1型から横幅は1,820mmに拡大し存在感が増した
・アブソルートは専用エアロやホイールで見た目がワイドに見える
・型式ごとに横幅は少しずつ広がり利便性も向上
・新型オデッセイの横幅も1,820mmで現代基準のミニバンサイズ
・アルファードよりやや狭くセレナよりは広いバランス型
・ステップワゴンより横幅が広く上級ミニバンの位置付け
・フリードと比較して横幅は10cm以上広くゆとりがある
・車内幅最大1,625mmで大人3人が並んでも快適な空間を確保
・荷室開口が低く、横幅の広さと相まって荷物の出し入れが楽
・全幅1,820mmでも最小回転半径5.4mで小回りが利く
・グレードにより見た目の横幅感や体感サイズが異なる
・都市部の立体駐車場にも対応できるギリギリの横幅設計
・横幅のゆとりが走行安定性や車内快適性に貢献している

オデッセイは何人乗り?7人と8人乗りの選び方・旧型比較
オデッセイのハイブリッドの寿命と後悔しないための購入判断基準
オデッセイ荷室寸法と室内サイズの最適なバランス・モデル別比較
オデッセイを最小回転半径で選ぶならどの型?RCやRB型を比較分析
オデッセイの鍵の電池交換方法と簡単手順コツ・注意点まとめ

タイトルとURLをコピーしました