家族で使うミニバンとして定番人気の日産セレナ。購入や買い替えを考える際に、「セレナの寸法図」で検索する方は非常に多く、特にC28型・C27型・C26型といった世代別のサイズや、7人乗り・8人乗りの違いをしっかり確認しておきたい方も多いのではないでしょうか。
本記事では、最新モデルC28の車体寸法と特徴を皮切りに、C27とC26のサイズ差を徹底比較し、C25型セレナの寸法と取り回しまで幅広く解説していきます。
「ハイウェイスターの室内空間は広い?」「日産セレナのサイズに関する注意点とは」など、購入前に知っておくべきポイントをわかりやすくお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
・セレナの世代別の外寸と室内寸法
・7人乗りと8人乗りのシート配置や快適性
・ハイウェイスターのサイズ感
・ヴォクシーとのサイズ比較や駐車時の注意点
セレナの寸法図で見るモデル別サイズ比較

・最新モデルC28の車体寸法と特徴
・C27とC26のサイズ差を徹底比較
・C25型セレナの寸法と取り回し
・C26ハイウェイスターのサイズ感とは
・全長・全幅から見える駐車時の注意点
・セレナとヴォクシー、サイズはどちらが上?
最新モデルC28の車体寸法と特徴
日産セレナの最新モデルであるC28型は、先代モデルからの進化を遂げた8代目として注目を集めています。
車体寸法は全長4,765mm、全幅1,715mm、全高1,895mmと、これまでのセレナシリーズと比べてもやや高さが増しているのが特徴です。特に全高の部分は立体駐車場の利用時に注意が必要ですが、その分車内空間の快適性が向上しています。
このようにボディサイズのバランスを維持しつつも、室内の広さと快適性を追求した設計がC28の大きな強みです。実際に室内長2,805mm、室内幅1,540mm、室内高1,400mmというゆとりあるサイズ感は、ミニバンとしての実用性をさらに高めています。
また、C28型はプラットフォームの改良により乗り心地や走行安定性が向上しています。
シートアレンジの柔軟性や荷室スペースの使い勝手も進化しており、大人数での移動にも最適です。加えて、静粛性も改善され、EVのようなスムーズな加速感を体感できるe-POWERモデルも展開されています。
このように、C28型セレナは寸法的な面で大幅な変化はなくとも、細部にわたって設計がブラッシュアップされており、日常使いからロングドライブまで安心して利用できるミニバンに仕上がっていると言えるでしょう。
C27とC26のサイズ差を徹底比較

セレナのC27型とC26型は、外見こそ大きく変わらないように見えても、細かな寸法の違いがユーザーの使い勝手に影響を与える部分が存在します。
まず、C27型は全長4,770mm、全幅1,740mm、全高1,865mmと、C26型に比べてわずかに全長が5mm長く、幅も5mm広くなっています。一方で、高さに関してはほぼ同等となっており、C26が1,865mm、C27も同様の高さを保っています。
セレナC26型とC27型の寸法比較
項目 | C26型 | C27型 | 差分 |
---|---|---|---|
全長 (mm) | 4765 | 4770 | +5 |
全幅 (mm) | 1735 | 1740 | +5 |
全高 (mm) | 1865 | 1865 | ±0 |
室内長 (mm) | 3060 | 3240 | +180 |
室内幅 (mm) | 1480 | 1545 | +65 |
室内高 (mm) | 1355 | 1400 | +45 |
室内空間に目を向けると、C27型は室内長3,240mm、室内幅1,545mm、室内高1,400mmで、C26よりも若干拡張されています。これにより、2列目・3列目の足元空間にゆとりが生まれ、長距離移動時の快適性が高まったという評価が多く見られます。
実際、C26型では特に3列目の窮屈さを指摘する声もありましたが、C27ではその点が大きく改善されています。加えて、C27型からはe-POWER仕様も登場し、低燃費と静粛性に優れる走行性能が魅力となっています。
このように、寸法上は小さな違いに見えても、実用面では確かな進化が見られるのがC27の特徴です。家族利用を前提に考えるならば、わずかなサイズ差でも室内の快適性には大きな影響があることがわかります。
C25型セレナの寸法と取り回し
セレナのC25型は2005年から登場した3代目モデルであり、現代のセレナと比べると全体的にコンパクトな印象を受けるサイズとなっています。
C25のボディ寸法は全長4,680mm、全幅1,695mm、全高1,840mmと、現在のモデルより一回り小さく、都市部での運転や駐車がしやすいのが特徴です。
このサイズ感は、特に初心者や高齢者にとって取り回しの良さを実感できる要素となっており、狭い道や車庫入れでもストレスを感じにくい構造です。ホイールベースは2,860mmで、当時としてはかなり長めの設計ですが、フロントの見切りが良いため運転のしやすさには定評があります。
ただし、室内長が2,820mm、室内幅1,480mm、室内高1,350mmと、現行モデルに比べるとやや狭く感じるかもしれません。3列目のシートアレンジに関しても、現在のセレナのような跳ね上げ式ではなく、収納性や可変性に制限がある点は注意が必要です。
このように、C25型は「大きすぎないミニバン」としての使いやすさを備えた1台です。近距離の通勤や送迎などには十分なサイズで、維持費も比較的安く抑えられるというメリットもあります。
C26ハイウェイスターのサイズ感とは

C26型セレナの中でも人気グレードである「ハイウェイスター」は、スタイリッシュなエクステリアと実用性を兼ね備えたモデルとして知られています。
ハイウェイスターの寸法は全長4,770mm、全幅1,735mm、全高1,865mmで、標準グレードと比べるとバンパーやサイドスカートの形状により若干の差異がありますが、基本的なサイズは共通しています。
室内寸法については、長さ3,060mm、幅1,480mm、高さ1,380mmと、8人乗り仕様でも十分な広さを確保しています。特にセカンドシートがスライド可能である点や、3列目の跳ね上げ収納が可能な点が、乗車人数や荷物量に応じた柔軟な対応を可能にしてくれます。
C26型セレナ「ハイウェイスター」の寸法・特徴
項目 | 内容 |
---|---|
全長 | 4,770mm |
全幅 | 1,735mm(バンパー形状により若干異なる) |
全高 | 1,865mm |
室内長 | 3,060mm |
室内幅 | 1,480mm |
室内高 | 1,380mm |
乗車定員 | 8人 |
シート機能 | セカンドシートスライド、3列目跳ね上げ格納 |
外観の特徴 | エアロパーツ装備、アルミホイール標準装備 |
取り回しの特徴 | 見た目は低めだが実用性が高く、市街地でも運転しやすい |
注意点 | ボディデザインにより視認性がやや劣る場合がある |
ハイウェイスターは見た目だけでなく装備も充実しており、エアロパーツの採用やアルミホイールの標準装備などが、全体の印象を引き締めています。ただし、ボディデザインがやや低めに見えることで、視認性が他グレードと比べて多少劣るという指摘もあります。
とはいえ、総合的に見るとC26ハイウェイスターは都市部でも扱いやすく、かつ長距離移動にも適したバランスの取れたモデルです。サイズ感に不安がある方でも、実際に乗ってみると取り回しのしやすさを実感できるでしょう。
全長・全幅から見える駐車時の注意点
日産セレナはミニバンとしての利便性が高く評価されていますが、その車体サイズを考慮しないと、日常的な駐車場での取り回しに苦労することもあります。
まず、最近のC28型では全長が4,765mm、全幅が1,715mmという大柄な寸法を持っているため、立体駐車場や狭い月極駐車場では注意が必要です。
例えば、標準的な駐車場の幅は2,500mm前後で設計されていることが多いため、ドアの開閉には余裕があるように思えるかもしれません。しかし、セレナのようなスライドドアでも、隣の車との距離が近いと乗り降り時に窮屈さを感じる場合があります。
また、全長が4.7メートルを超えている点も見逃せません。これは前後の車止めや縁石に接触しやすいというリスクを意味しています。特にフロントバンパー下部やリヤバンパーの出っ張りに気を配らなければ、擦ってしまう可能性もあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、バックモニターやパーキングセンサーの活用が欠かせません。最近のC27やC28では標準装備になっているモデルも増えてきており、狭いスペースへの駐車もスムーズに行えるようになっています。
購入前には、日常使いする駐車場のサイズを事前に確認しておくことが、安全かつストレスのないカーライフにつながります。
セレナとヴォクシー、サイズはどちらが上?

ミニバン選びの際、日産セレナとトヨタ・ヴォクシーは必ずといっていいほど比較対象になります。では、サイズの面ではどちらが上なのでしょうか?これを明確にするには、まず各車種の基本的な寸法を確認する必要があります。
C28型セレナのボディサイズは全長4,765mm、全幅1,715mm、全高1,895mmです。一方で、現行のヴォクシー(90系)は全長4,695mm、全幅1,730mm、全高1,895mmとされています。全長に関してはセレナのほうが約70mm長く、全幅はヴォクシーがわずかに広く設計されています。
高さについてはほぼ同等です。
このような数値から見ると、セレナは「長くてスリム」な印象、ヴォクシーは「やや幅広」な設計という違いがあります。都市部での駐車のしやすさを考えると、全幅の狭いセレナに軍配が上がる場面もあるでしょう。
ただし、横幅が広いほうが室内空間にゆとりを持たせやすいというメリットもあります。
また、ホイールベースの長さによる乗り心地や直進安定性にも違いが出ます。セレナのホイールベースは2,870mm、ヴォクシーは2,850mmとほぼ同等ですが、路面の突き上げ感などには個体差があります。
最終的な評価は、試乗によって実際のサイズ感や視界の広さを体感することが重要です。
室内空間から考えるセレナの寸法図の実用性

・C28とC27の室内寸法の違い
・8人乗りセレナのシート配置と広さ
・7人乗りと8人乗りはどちらが快適?
・ハイウェイスターの室内空間は広い?
・日産セレナのサイズに関する注意点とは
C28とC27の室内寸法の違い
同じ日産セレナでも、C28型とC27型では内装設計や寸法に違いが見られます。外観は大きく変わらないように見えても、車内の空間設計においては明確な差があり、これがユーザーの快適性や使い勝手に影響します。
まずC28型の室内寸法は、長さ2,805mm、幅1,540mm、高さ1,400mmとされています。
これに対してC27型は室内長3,240mm、室内幅1,545mm、室内高1,400mmです。一見すると、C27のほうが室内長が長いように思えますが、C28はシートアレンジの自由度を高める設計になっており、実質的な使いやすさはC28に軍配が上がる場合もあります。
特にC28では、前席から3列目までのウォークスルー性を改善するためのフロア設計が進化しています。これにより、2列目シートのスライド範囲が拡大され、足元スペースに余裕が生まれました。加えて、荷室容量の確保も重視されており、全体的なパッケージングの工夫が見られます。
一方で、C27型の広い室内長は、長身の乗員や多人数乗車において一定のアドバンテージがあります。ただ、実際の使い勝手においては、寸法だけでなくシートの厚みや格納方法、足元空間なども総合的に考慮する必要があります。
8人乗りセレナのシート配置と広さ

日産セレナの魅力の一つは、最大8人まで乗車可能な広々としたシートレイアウトにあります。8人乗り仕様では、2列目に3人掛けベンチシートを採用し、3列目も3人乗り対応となっており、ファミリーや多人数での移動に非常に適した構造です。
ただし、8人全員が快適に座れるかという点では、身長や体格、年齢によって感じ方が異なります。特に3列目シートは、子どもや小柄な大人であれば問題ありませんが、大人3人が長時間乗るにはやや窮屈さを感じるかもしれません。そのため、実用的には「6〜7人が快適」という声も多く聞かれます。
2列目ベンチシートは左右独立スライドが可能なモデルもあり、3列目へのアクセス性も良好です。
さらに、セレナでは多くのグレードでスライドドアが採用されており、乗降のしやすさにも配慮されています。ベビーカーの出し入れや、年配の方の乗降もスムーズに行える設計は、家族連れには大きなメリットです。
室内寸法としては、C28型で室内長2,805mm、室内幅1,540mm、室内高1,400mmとされており、ライバル車と比べてもトップクラスの広さを誇ります。
このようなレイアウトと寸法のバランスにより、8人乗り仕様のセレナは単なる人数確保にとどまらず、快適性にも優れた選択肢となっています。
7人乗りと8人乗りはどちらが快適?
セレナには7人乗りと8人乗りの2つのシート構成が用意されていますが、どちらが快適かという問いに対しては、利用シーンによって答えが変わってきます。
たとえば、大人6〜7人での移動や長距離ドライブを想定するならば、7人乗りが適していると言えるでしょう。このタイプは2列目がキャプテンシート仕様となっており、左右独立して座れるため、肘置きもついてゆったりとくつろげます。
さらに、中央の通路から3列目へスムーズにアクセスできる点も、実際に使ってみるとありがたさを実感できます。
一方で、8人乗りは2列目がベンチシートとなるため、真ん中にも一人座れる構造になっています。つまり、定員いっぱいの8人を乗せる必要がある場合や、複数の子どもと一緒に移動するファミリーにとっては、この構成が理にかなっています。
ただ、真ん中の席はやや窮屈なため、体格の大きな人にはあまり向いていないかもしれません。
私の場合、家族5人でのお出かけが多いので、7人乗りのキャプテンシート仕様の快適さを強く感じています。
子どもが2列目の通路を通って3列目に自分で行けるのも安心材料のひとつです。どちらを選ぶか迷った場合は、使用人数と頻度、荷物の量などを具体的に想定して検討することがポイントです。
ハイウェイスターの室内空間は広い?

セレナの人気グレード「ハイウェイスター」は、そのスタイリッシュな外観と快適な装備で注目されていますが、室内空間の広さという点においても非常に優れています。
まず、ハイウェイスターと他のグレードでボディサイズに大きな差はありませんが、内装デザインや座席の素材、天井高の印象などによって、広く感じられる工夫が随所に見られます。
C28型のハイウェイスターでは、室内長2,805mm・室内幅1,540mm・室内高1,400mmと、ミニバンとして十分すぎる空間が確保されています。これに加えて、キャプテンシートやロングスライド機構、中央通路の確保などが快適性をさらに向上させています。
長距離移動でも足を伸ばせるスペースがあり、家族全員がリラックスして過ごせるのが魅力です。
また、室内灯の配置やシートバックテーブル、USB電源など、実用的な装備が多い点もハイウェイスターならではの特長です。収納スペースも随所に設けられており、ドリンクホルダーやティッシュボックスホルダーなど、細かな使い勝手の良さが詰まっています。
高級感ある内装と広い空間の両立は、このグレードを選ぶ大きな理由のひとつとなるでしょう。
日産セレナのサイズに関する注意点とは
日産セレナはミドルサイズのミニバンとしては非常に完成度が高い一方で、購入や利用の際にはいくつかのサイズに関する注意点があります。
まず第一に、ボディサイズが比較的大きいため、狭い住宅街やコンビニの駐車場などでは取り回しに苦労する場面もあります。特にC28型では全長4,765mm、全幅1,715mmと、軽自動車やコンパクトカーに比べて明らかに大きいサイズです。
また、全高が1,895mmあることから、立体駐車場や機械式パーキングの制限に引っかかるケースもあります。マンションの駐車場を利用する予定がある方は、事前に高さ制限や車幅制限を確認しておくことが大切です。
これを怠ると、せっかく購入した車が自宅の駐車場に収まらないという事態にもなりかねません。
さらに、横幅が1,715mmという点も見逃せません。
一般的な月極駐車場の幅は約2,500mm前後ですが、左右に壁があるような場所ではドアの開閉がしにくく、スライドドアであっても乗り降りが煩わしくなることがあります。荷物を積む場面でも、バックドアの開閉スペースを確保できるかが重要です。
このように、セレナは車内空間の広さと引き換えに、駐車や走行時の注意点がいくつか存在します。ただ、それを補って余りある快適性と利便性を持っているのも事実。事前に周囲の環境をしっかり確認することで、快適なセレナライフが送れるはずです。
まとめ:セレナの寸法図について

・セレナは世代ごとにボディサイズが異なる
・C28型は全長4,765mm・全幅1,715mmで立体駐車場にも対応しやすい
・C27型はC28よりやや短く、幅は同じで運転しやすい設計
・C26型はC27と比較して高さが低く、よりコンパクトな印象
・C25型は全長4,690mmとC26よりわずかに大きいが車幅は同等
・ハイウェイスターは専用エアロにより全幅が広がることがある
・室内寸法はC28型で長さ3,135mm・幅1,545mm・高さ1,400mm
・セレナの室内空間はクラス最大級である
・7人乗りはキャプテンシート採用で通路が広く使い勝手が良い
・8人乗りはベンチシートで定員が多く家族向き
・セレナのボディサイズはヴォクシーより全長が長め
・全幅はヴォクシーとほぼ同等であるため、駐車スペースは共通対応
・グレードや装備により全高に違いがあるため注意が必要
・ボディサイズの違いは運転のしやすさや取り回しに影響する
・購入前には必ず寸法図を確認して車庫や駐車場と照合すべき
・セレナの横幅と駐車場の相性は?車内空間とライバル車と徹底比較
・セレナのイーフォースは買いか?走り・安全性・快適性を総合評価
・セレナの残クレで支払いを抑える方法・お得に新車を買うポイント
・セレナ故障警告灯の原因別の症状とリセット方法・修理費の目安
・セレナの鍵電池が切れた時の対処法と交換手順・交換時期とサイズ選び