ステップワゴンのボンネット閉め方、誤操作を防ぐ注意点15選

ステップワゴンのボンネット 閉め方の基本手順

ステップワゴンのボンネットを開け閉めする際、「正しく閉まっているか不安」「半開きになってしまう」「どうやってロックを確認すればいいの?」と悩んだ経験はありませんか?

この記事では、ステップワゴンのボンネットの閉め方を検索して訪れた方に向けて、ボンネットの閉め方という基本から、注意点など詳しく解説します。

間違った閉め方をすると、走行中の安全性にも関わるため要注意です。車体を傷めずしっかりロックする方法や、半開きの対処法も含めて、初心者でもすぐ実践できる内容にまとめました。

ボンネットの操作に不安がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

記事の要約

・ステップワゴンの正しいボンネットの閉め方
・閉まりにくい・半開き時の対処法
・新型モデルとの閉め方の違い
・ホンダ車共通のボンネット操作のポイント

ステップワゴンのボンネットの閉め方|基本手順

ステップワゴンのボンネット 閉め方の基本手順
HONDA・stepwgn・イメージ

・ボンネットの閉め方は?
・閉め方の注意点
・新型ステップワゴンとの違い
・正しい閉め方とは?
・半開きの対処法
・ボンネットステーの使い方

ボンネットの閉め方は?

ステップワゴンのボンネットを正しく閉めるには、まず基本的な構造を理解する必要があります。

ボンネットは、運転席足元付近にあるレバーを引くことでロックが解除され、わずかに開いた状態になります。その後、ボンネット前部に手を差し入れてセーフティラッチ(補助ロック)を解除し、完全に持ち上げます。

閉めるときには、持ち上げた状態から少しの高さ(30cm前後)まで下げて手を放し、自然に閉まるのを待つのが基本です。無理に押し込むのではなく、自重を使ってしっかり閉めることが重要です。

このとき、しっかりと「カチッ」という音を確認するのがポイントです。

音がしなかったり、閉まりが甘いと走行中にボンネットが開く恐れがあります。また、きちんと閉まっていないと、警告灯が点灯することもあります。実際、多くのユーザーが半ドア状態で走行し、異音や風の巻き込みに気付くケースも少なくありません。

こうしたトラブルを避けるためにも、正しい閉め方を身につけることはとても大切です。

また、手で強く押し込む方法は一見便利に思えるかもしれませんが、これではボンネットにへこみやキズが生じるリスクもあります。とくに塗装面を傷つけると修理費もかさみます。そういった点でも、「自重で落とすように閉める」という基本動作が理にかなっています。

閉め方の注意点

ホンダ・ステップワゴンのボンネットを閉める際には、いくつかの注意点があります。

まず重要なのは、ボンネットがしっかりとロックされているかを確認することです。いくら丁寧に閉めても、ラッチが完全にかからなければ、安全上のリスクが残ります。特に、高速道路走行中にボンネットが突然開くと視界を遮り、重大事故につながる可能性もあります。

そのため、閉めた直後には必ず前方から軽く押してみて、ぐらつきがないかを確かめる習慣をつけましょう。

さらに、閉めるときに力任せに手のひらで押し込むのは避けたいところです。理由としては、ボンネットの中央部分に圧力がかかると、板金がへこんだり、塗装が剥がれたりする可能性があるためです。

押すとしてもエンブレム付近や補強のある縁に近い位置を選び、両手でやさしく力をかけることが望ましいです。

また、手袋をして作業を行うと、滑りにくくなり安全性も向上します。

寒冷地などで霜が降りている日には、ボンネット周辺のゴムパーツが凍りついて閉まりにくいこともあるので、事前に表面の霜や雪を取り除いておくとよいでしょう。最後に、頻繁に開け閉めする方は、ラッチ部分に軽く潤滑スプレーを吹きかけると動作がよりスムーズになります。

新型ステップワゴンとの違い

新型ステップワゴンのボンネット閉め方の違い
HONDA・stepwgn・イメージ

新型ステップワゴン(6代目 RP6~8型)は、先代モデルと比べて細かな設計の違いがいくつかあります。

その中で、ボンネットの閉め方に関しても若干の違いがあるため、注意が必要です。基本的な操作手順としては従来通りですが、新型ではボンネットが若干大型化しており、全長が拡大したことから、開閉時の取り扱いがやや異なります。

これにより、閉める際の「落とす高さ」に注意する必要があります。

新型モデルは安全性能がさらに向上している分、セーフティラッチの構造も強化されています。そのため、以前のモデルと同じ感覚で中途半端な高さから落とすと、完全に閉まらず半開き状態になってしまうケースも報告されています。

そうした状況を避けるためには、しっかりとボンネットを持ち上げてから、30〜40cm程度の高さから一気に自重で落とすのが正しい方法とされています。

また、新型では「Honda SENSING」などのセンサー類がフロント周辺に多く設置されているため、強く押し込むような方法は避けるべきです。

誤作動やセンサー破損の原因にもなりかねません。つまり、見た目が似ていても構造や繊細さに違いがあるという点を意識することが大切です。慣れているからといって旧型と同じやり方で閉めるのではなく、取扱説明書などで最新の方法を確認することをおすすめします。

正しい閉め方とは?

ボンネットの正しい閉め方は、車種を問わず安全性と車体の保護を両立させるために非常に大切です。

最も基本的で確実な方法は、「一定の高さから手を放し、自重で自然に閉める」というやり方です。これは、車体のロック機構がしっかり作動し、かつ過度な力がかからないため、車両に優しい方法とされています。

一方で、誤った閉め方も少なくありません。例えば、手のひらや肘で押し込むような閉め方をすると、ボンネット表面にへこみが生じたり、塗装が傷ついたりします。また、しっかりロックされず、走行中に振動で開いてしまう危険性も考えられます。

特に、高速道路での走行中にボンネットが開くと、大事故に直結しかねません。そのため、閉めたあとは必ずボンネットを軽く押して、ロックがかかっているかどうかを確認する習慣をつけましょう。

加えて、閉まりにくいと感じる場合は、ラッチ部分の汚れや劣化が原因であることも多いです。

そのような場合には、清掃や潤滑剤の使用で改善することができます。ボンネットの閉め方は見た目には単純な作業に思えるかもしれませんが、実際には車両の安全性に直結する非常に大切な操作です。正しい方法を知り、丁寧に実践することが何よりも大切です。

半開きの対処法

ボンネットの締め方と半開きの対処法
HONDA・stepwgn・イメージ

ボンネットの締め方で重要なのは、「確実にロックされているか」をしっかり確認することです。どんなに丁寧に閉めても、ロック機構がかかっていなければ、走行中にボンネットが開いてしまう危険性があります。

まずは、ボンネットを手で支えながら一定の高さ(およそ30〜40cm)まで持ち上げ、その位置から手を放して自重で自然に閉じさせることが基本です。このとき、「カチッ」と明確なロック音が聞こえるかを確認しましょう。

音がしない場合や違和感を覚えた場合は、ボンネットの端を軽く押して、きちんと閉じているかを再確認してください。

一方、半開きの状態になってしまった場合には、無理に押し込まないように注意が必要です。

誤って中央を強く押すと、ボンネットの板金がへこんでしまう恐れがあります。そのようなときは、一度ボンネットを完全に開き直し、再度上から落とす形で閉めるのが正解です。また、ラッチ部分にゴミや異物が挟まっていないか確認し、必要であれば清掃してから試みると良いでしょう。

さらに、寒冷地ではラッチやヒンジが凍結していることもあり、そのまま無理に閉めようとすると破損することも。

こうした状況では、ドライヤーなどで温めてから閉めると安全です。日々の点検として、定期的にラッチ部に潤滑スプレーを吹きかけることで、動作がスムーズになり、半開きのリスクも軽減されます。

ボンネットステーの使い方

ステップワゴンに限らず、多くの車種ではボンネットを開けた際に支えるための「ボンネットステー」という棒が装備されています。この部品は、整備や点検中にボンネットが勝手に閉じないよう固定するためのもので、安全な作業に欠かせない存在です。

ステーの使用方法は比較的簡単ですが、正しく扱わないとボンネットが急に落ちてケガをする恐れがあります。

まず、運転席側にあるボンネット開閉レバーを引くと、ボンネットが少しだけ浮き上がります。その後、車両前方に回って中央付近の補助ロック(セーフティラッチ)を解除し、ボンネットを持ち上げていきます。

このとき、左側または右側にボンネットステーが固定されているので、手で引き抜き、ボンネット裏側にある指定のホルダーに差し込んで支えるのが基本の使い方です。

ホルダーの位置は車種やモデルによって異なりますが、ステップワゴンの場合はボンネット裏に図示されているか、くぼみが設けられているため比較的わかりやすい構造になっています。しっかり差し込んだことを確認したうえで、点検や作業に入ると安心です。

作業が終わったら、ステーをゆっくり元の位置に戻し、ボンネットを正しく閉めましょう。

無理に曲げたりすると破損の原因になるため、丁寧に扱うことがポイントです。特に風の強い日などは、ステーが外れてしまう危険もあるため、確実に固定されているかを確認してから作業を開始してください。

ステップワゴンのボンネット閉め方で困った時の対処法

ステップワゴンのボンネット閉め方で困った時の対処法
HONDA・stepwgn・イメージ

・閉まらない原因と確認方法
・開かない時の対応策
・ホンダ車共通の開け方の方法
・フリードやヴェゼルとの違い
・ZRVや新型フリードの比較
・ホンダの共通ポイント

閉まらない原因と確認方法

ボンネットが閉まらない原因には、いくつかのパターンがあります。

最も多いのは、ラッチ部分に汚れや異物が詰まっているケースです。特に埃や落ち葉、冬場は凍結によって動きが悪くなり、ロックがかからなくなることがあります。

まずはボンネットを完全に開け、ラッチの可動部分を目視で確認してみましょう。ゴミがある場合はエアブローや布などで清掃し、潤滑スプレーを使うと動作が改善されることが多いです。

また、ボンネットの位置がずれていることも原因になります。

事故や強い力で押し込んだことで、ヒンジやボンネット自体が歪んでしまうと、ラッチが正しく噛み合わなくなります。このような場合には、専門業者で調整が必要になるケースもあります。

さらに見落とされがちなのが、セーフティラッチの未解除です。

ボンネットを少し持ち上げた状態でラッチを解除しないまま閉めようとしても、ラッチがひっかかって閉まらない状態になります。慌てずに一度開け直して、しっかり解除してから再度試してみましょう。

確認方法としては、ボンネットを閉じたあとに前方から軽く押して、しっかりロックされているかを確かめるのが基本です。ぐらつきがある、カチッという音がしない、そういった場合には閉まりきっていない証拠です。

無理に押し込まず、原因を特定したうえで対処することが、車体を守る最善の方法になります。

開かない時の対応策

ステップワゴンのボンネットが開かない場合、焦らずに一つひとつ原因を探ることが大切です。

まず考えられるのが、室内の開閉レバーを引いてもロックが解除されていないケースです。このときは、助手席側の足元あたりにあるレバーを何度か軽く引き直し、その都度前方に回ってボンネットが浮き上がっているかを確認してください。

ケーブルが伸びていたり、引っかかっていたりする場合には、力任せに引かず慎重に操作することが必要です。

次に確認すべきは、セーフティラッチの固着です。外側の補助ロックが固まっていると、ボンネットが開く気配すら見せません。この場合は、助手席側からボンネットを軽く押したり引いたりしながら、もう一度レバーを操作してみると解除されることがあります。

特に冬場は凍結が原因となることも多いため、ヒートガンやドライヤーなどを使って周囲を温めると効果的です。

それでも開かない場合は、フロントグリルの隙間からラッチにアクセスする手段を考えなければなりません。これは上級者向けの対処法であり、無理をすると塗装やパーツにダメージを与える恐れがあるため、専門業者に相談するのが無難です。

いずれにしても、無理に力を加えることでさらなるトラブルに発展する可能性があるため、冷静に対処する姿勢が求められます。

また、定期的にラッチ部分の清掃や潤滑を行っておくことで、こうしたトラブルを未然に防ぐことも可能です。日常点検の一環として、ボンネットの状態を意識する習慣をつけておくと安心です。

ホンダ車共通の開け方の方法

ホンダ車のボンネットを開ける方法は、ほとんどのモデルで共通しています。

最初のステップは、運転席の足元付近にあるボンネットオープナー(レバー)を探すことから始まります。これは、ハンドルの左下や足元近くに配置されていることが多く、レバーにはボンネットのイラストが描かれているため、見つけやすいのが特徴です。

レバーを手前に引くと、ボンネットが少しだけ浮き上がりますが、完全には開きません。ここまでが第一段階です。

次に、車の前方に回ってボンネットの中央あたりを探すと、指先で押すことで解除できるセーフティラッチがあります。

これが第二のロック機構です。これを押しながらボンネットを上に持ち上げれば、完全に開けることができます。ただし、車種によってはラッチの位置や構造がやや異なるため、慣れないうちは力の加減に注意する必要があります。

また、ボンネットが完全に開いたあとは、ボンネットステー(支え棒)を使って安全に固定するのが基本です。

ステーは車両側に収納されており、それを引き出してボンネット裏の指定位置に差し込むことで作業が可能になります。整備や点検を行う際には、この工程を確実に行いましょう。これら一連の動作を覚えておけば、どのホンダ車でもスムーズにボンネットを開けられるようになります。

フリードやヴェゼルとの違い

フリードやヴェゼルとの閉め方の違い
HONDA・stepwgn・イメージ

ホンダのフリードやヴェゼルとステップワゴンでは、ボンネットの閉め方において基本構造は似ているものの、車体サイズや重さによって注意すべきポイントが異なります。

たとえば、フリードはコンパクトミニバンとして設計されており、ボンネットの重量が比較的軽いため、30cm程度の高さから軽く落とすだけでもしっかりと閉まることが多いです。

しかし、それに対してステップワゴンはより大きく重たいボンネットを備えているため、同じような力加減で閉めた場合、半開き状態になるリスクが高くなります。

一方、ヴェゼルはSUVであることから、ボンネットの形状が若干異なり、フロント先端が高くなっている分、閉める際に少しコツが必要です。

具体的には、ボンネットの中央ではなく左右の両端を軽く押すことで均等に閉じる力が伝わりやすくなります。このように、モデルごとにわずかな違いがあるため、自分の車に合った閉め方を意識することが重要です。

また、ヴェゼルではラッチ位置がやや奥まっている場合もあり、閉めたあとでカチッという音をしっかり確認する必要があります。これらの違いを理解し、それぞれの車の特徴に合わせた操作を行うことで、安全かつ確実にボンネットを閉じることができます。

ZRVや新型フリードの比較

ZRVと新型フリードは、同じホンダブランドでありながら車格やデザインの方向性が異なるため、ボンネットの閉め方にも細かな違いがあります。

まず、新型フリードは従来モデルと比較してボンネットの剛性が向上しており、軽量ながらも頑丈に作られています。そのため、あまり高い位置から落とさなくても自然な重みでロックがかかる仕様になっています。

約20〜30cmの高さから軽く落とすだけで「カチッ」とした感触が得られる点が特徴です。

一方で、ZRVはSUVに分類されるモデルであり、エンジンルームの密閉性や遮音性が重視されている構造です。

そのため、ラッチ機構がやや深めに設定されていることがあり、ある程度の高さからしっかり落とす、または軽く押し込む動作が必要になることがあります。ただ、押し込みすぎるとボンネットに負担がかかるため、手のひら全体を使って中央を均等に押すようにすると安全です。

加えて、ZRVではデザイン上フロントノーズがやや上向きに設計されており、その影響で力のかけ方に慣れが必要になることもあります。ボンネットを閉めた後は必ず前方から軽く揺すってみて、しっかりロックされているかを確認しましょう。

これにより、走行中のボンネット浮き上がりを未然に防ぐことができます。

ホンダの共通ポイント

ホンダ車に共通するボンネットの閉め方には、いくつかの基本的なポイントがあります。

まず、どのモデルであっても「自重で自然に閉じる」という方法が基本です。つまり、ボンネットを手で支えて30〜40cmの高さに持ち上げ、そのまま手を離して落とすだけでロックがかかるように設計されています。

この動作を行うことで、無理に押し込まずとも安全かつ確実にボンネットを閉じることができます。

また、閉める際には「カチッ」というロック音がするかを必ず確認することが大切です。

音がしない、またはロック感が弱い場合は半開きの可能性があるため、もう一度開けて再度落とし直す必要があります。無理に押し込むと、ラッチ部の損傷やボンネットの変形につながるため避けましょう。

さらに、ホンダ車の多くにはラッチ部分に補助ロック(セーフティラッチ)が付いており、完全に閉じるためには正しい位置にボンネットが落ちる必要があります。

この補助ロックは、安全性を高めるための重要な機能であり、しっかりと機能させることで走行中の不具合を防ぐことができます。

加えて、点検や整備の後にはラッチ部に潤滑剤を適度に塗布しておくと、閉める動作がスムーズになり、トラブル予防にもつながります。こうした基本動作を習慣化することで、ホンダ車のボンネット操作をより安全に、そして長く維持できるのです。

まとめ:ステップワゴンのボンネット閉め方について

まとめ:ステップワゴンのボンネット閉め方|誤操作を防ぐ注意点15選
HONDA・stepwgn・イメージ

・ボンネットは30~40cmの高さから自然に落として閉める
・閉めた際に「カチッ」というロック音を必ず確認する
・手のひらで押し込むのは板金がへこむため避けるべき
・ボンネット中央ではなく縁に近い部分を軽く押すとよい
・閉めた後は前方から軽く押してグラつきを確認する
・ラッチ部分にゴミや落ち葉があると閉まりにくくなる
・潤滑スプレーをラッチ部に定期的に塗布しておくとよい
・冬季は凍結によるラッチ不具合に注意が必要
・半開きの状態なら無理に押し込まず一度開け直す
・セーフティラッチを確実に解除しないと完全に閉まらない
・ステー使用時は確実にホルダーに差し込んで作業する
・Honda SENSING搭載車ではセンサー部に圧をかけない
・ボンネットを閉める際は軽く持ち上げてから落とす
・開かないときはレバーの再操作や押し引きで試す
・強風時の開閉は慎重に行い安全を最優先とする

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