ステップワゴン5代目の荷室寸法が気になる方へ──「実際どれだけ広いの?」「荷物はどこまで積めるの?」といった疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、ステップワゴン5代目の室内寸法の基本スペックと広さの特徴から始まり、荷室奥行きはどこまで確保されているか、3列目シート格納時の活用方法とサイズ感、そしてラゲッジスペース容量と収納性のポイントまで、実際に役立つ情報を徹底解説します。
さらに、寸法図から読み取る実用的な空間設計や、荷室寸法に関わるオプションとグレードの違いも詳しく解説しながら、買い替えや比較を考えている方には欠かせない4代目との荷室サイズ比較、スパーダとのラゲッジ寸法の違いとはなどの視点もまとめています。
もちろん、RP型との室内空間・奥行きの差をチェックや歴代モデルで見るサイズ変化の流れも見逃せません。
最後には室内寸法の比較でわかる5代目の魅力や、実用性を引き上げる荷室活用を広げる収納アイデア集も紹介しています。読み進めるほどに、あなたにぴったりな1台かどうかが見えてくるはずです。
・ステップワゴン5代目の室内・荷室寸法の数値
・3列目シート格納時の活用方法と荷室の使い勝手
・グレードやオプションによる荷室寸法の違い
・歴代モデルとの荷室サイズ比較で進化
ステップワゴン5代目の荷室寸法の全体像を把握しよう

・室内寸法の基本スペックと広さの特徴
・荷室奥行きはどこまで確保されているか
・3列目シート格納時の活用方法とサイズ感
・ラゲッジスペース容量と収納性のポイント
・寸法図から読み取る実用的な空間設計
・荷室寸法に関わるオプションとグレードの違い
室内寸法の基本スペックと広さの特徴
ステップワゴン5代目は、家族や荷物をしっかり収められる広さが魅力のミニバンです。特に室内寸法に関しては、日常使いだけでなく旅行や送迎といった多様な用途に対応できるよう設計されています。
具体的には、室内長3220mm・室内幅1500mm・室内高1425mmという数字が公式に公開されています。これにより、3列シートすべてをしっかり使いながらも、足元や頭上の余裕を保ったまま快適に乗車できます。
このように広い室内スペースを実現しているのは、ホイールベース2890mmという長さと、無駄のないシート配置が大きく影響しています。特に2列目と3列目の間に十分な余裕があるため、大人でもストレスなく乗り降りできるのが特徴です。
ステップワゴン5代目の室内寸法および特徴
項目 | 数値・内容 | 補足説明 |
---|---|---|
室内長(mm) | 3,220 | 大人が3列目まで乗ってもゆとりあり |
室内幅(mm) | 1,500 | 3人掛けシートも無理なく設置可能 |
室内高(mm) | 1,425 | 頭上にも余裕があり圧迫感が少ない |
ホイールベース(mm) | 2,890 | 長めの設計で広い足元空間を確保 |
スライドドア開口部 | 広めに設計 | ベビーカー・荷物の出し入れが楽 |
乗車人数 | 最大8名(グレードにより異なる) | 3列シート全席使用可能 |
2列目・3列目間の余裕 | 十分なスペースあり | 大人も快適に乗車可能 |
荷室スペース | 3列目使用時も確保されている | 折りたたみ可能で用途に応じて変化 |
高さによる重心 | やや高め | 走行安定性で不安を軽減する設計 |
さらに、スライドドアの開口部も広く設計されているため、ベビーカーや大きな荷物の出し入れにも便利です。
一方で、天井が高い分、重心がやや高く感じられる場合もあるかもしれません。
ただ、これは走行安定性の工夫により大きな不安は感じにくくなっています。このように、ステップワゴン5代目の室内寸法は、使い勝手と快適性のバランスが取れた設計であると言えます。
荷室奥行きはどこまで確保されているか

ステップワゴン5代目の荷室奥行きは、家族での遠出や大型荷物の運搬にも対応できるよう十分な長さが確保されています。
具体的には、3列目を使用した状態でも奥行きは約530mmあり、3列目を格納すれば約1170mm以上まで拡張可能です。これはゴルフバッグやベビーカーを縦に収納することも可能な実用的なサイズです。
さらに、2列目を前方にスライドすれば、最大1500mmの奥行きも見込めます。
このような荷室長の柔軟性は、他のミニバンにはないステップワゴンならではの特徴といえるでしょう。加えて、わくわくゲートの採用により、後部の開口部からだけでなく、横方向からもアクセス可能になっており、使い勝手は非常に高いです。
ただし、わくわくゲートはモデルによっては装備されていない場合があるため、購入時には仕様の確認が必要です。
収納力を重視する方にとって、荷室奥行きは重要なポイントとなるため、数値だけでなく、実際にどの程度の荷物が積めるかを現車で確認するのが望ましいでしょう。このように、ステップワゴン5代目は実用的な荷室奥行きを確保しており、日常の使い勝手を大きく向上させています。
3列目シート格納時の活用方法とサイズ感
ステップワゴン5代目の大きな魅力のひとつが、3列目シートを床下に格納できる「マジックシート」の存在です。
肩口のストラップを引くだけで簡単に前方に倒し、床下へ収納できるため、力のない方や女性でもラクに操作できます。この格納によって生まれるフラットなスペースは、荷物を積む際の自由度を格段に向上させます。
たとえば、旅行用スーツケースを複数個積んだり、ホームセンターで購入した大型荷物をそのまま載せたりといった使い方が可能です。また、3列目を片側だけ格納する「分割収納」もできるため、乗車人数と荷物量に応じた柔軟なアレンジが可能となります。
これにより、キャンプ用品や自転車といった趣味の道具も余裕をもって収納できるだけでなく、週末の買い物や引っ越しの手伝いにも対応できます。ただし、完全にフルフラットになるわけではないため、マットなどで段差を埋める工夫をすることで快適性がさらに増します。
このように、3列目シートの格納機能は、日常の利便性を大きく広げる重要な装備です。単なる座席としてだけでなく、空間を自在に変化させる役割を担っている点は、ステップワゴンならではの魅力と言えるでしょう。
ラゲッジスペース容量と収納性のポイント

ラゲッジスペースにおいて、ステップワゴン5代目は他のミニバンと比較しても非常に優れた収納性を誇ります。
標準状態(3列シート使用時)での奥行きは約530mmですが、3列目を床下に格納すれば1170mm以上の広さが確保され、日常の買い物から大型荷物の積載まで幅広く対応できます。
注目すべきは、大容量の「ラゲッジアンダースペース」が用意されている点です。傘や洗車用品、使用頻度の低い道具などをしまっておくのに非常に便利で、見た目はスッキリ、収納力は倍増という設計がされています。
さらに、両側スライドドアの設計や低床フロアの採用により、荷物の積み下ろしがしやすいこともポイントです。
また、シートバックテーブルや多機能ポケットなど、室内全体に散りばめられた収納ギミックも実用的です。小物の定位置を確保できることで、走行中の安全性や快適性も高まります。
もちろん、オプション装備を追加することでさらなる利便性向上も図れますが、過剰な装備はかえってコストや重さの負担になることもあるため、自分のライフスタイルに合った選択が大切です。
このように、ステップワゴン5代目のラゲッジスペースは「積みやすさ」「使いやすさ」「隠す収納」の3拍子がそろった設計で、多様なニーズに応える工夫が随所に詰まっています。
寸法図から読み取る実用的な空間設計
ステップワゴン5代目の寸法図を確認すると、設計上のこだわりが随所に見受けられます。
全長4760mm・全幅1695mm・全高1840mmというサイズは、日本の道路環境に適した取り回しの良さを維持しつつ、車内空間を最大限に広げるための絶妙なバランスといえるでしょう。特に注目したいのがホイールベース2890mmという数値です。
この長いホイールベースが、3列シートすべてに快適な足元空間をもたらし、同時に荷室スペースの奥行き確保にもつながっています。
このような寸法から得られる利点は、見た目以上の“使える空間”です。寸法図には3列目格納後のラゲッジスペースや、座席間の通路の広さ、車両後方からのアクセスのしやすさがしっかり反映されています。
また、低床フロア構造が採用されているため、床から天井までの高さが活かされ、荷物の積み下ろしも楽になります。
ステップワゴン5代目の寸法図から読み取れる主要サイズと利便性の特徴
項目 | 数値・内容 | 説明・特徴 |
---|---|---|
全長 | 4,760mm | コンパクトすぎず、余裕のあるサイズ設計 |
全幅 | 1,695mm | 5ナンバーサイズを維持し、日本の道路事情に最適 |
全高 | 1,840mm | 高さを活かした室内空間の広さが魅力 |
ホイールベース | 2,890mm | 足元空間と荷室奥行きの確保に大きく貢献 |
最低地上高(参考値) | 約155mm〜 | 低床設計により乗降性と積載性を向上 |
室内寸法(長×幅×高) | 3,220mm × 1,500mm × 1,425mm | 大人8人が快適に座れる室内レイアウト |
ラゲッジスペース(3列目格納時) | 広くてフラット | ベビーカーやスーツケースをそのまま収納可 |
スライドドア開口部 | 大型 | 車椅子・荷物の出し入れに便利 |
わくわくゲート | 横開き+跳ね上げの2WAY構造 | 狭い場所でも後方アクセス可能 |
フロア構造 | 低床フロア | 車内高を有効活用、荷物も積みやすい |
ドア開口高さ(ラゲッジ) | 約1,100mm前後(参考) | 開口が高く、大型荷物の出し入れもスムーズ |
通路幅(2列目~3列目間) | 十分な幅あり | ウォークスルー可能、乗り降りしやすい |
さらに、寸法図には「わくわくゲート」などの独自機構も表示されており、実際の使い勝手に直結する情報が詰まっています。ドア開口部の寸法やラゲッジ開口高さなど、カタログだけではわからない部分が視覚的に理解できるのは大きなメリットです。
購入を検討する際は、数値の羅列だけでなく、こうした寸法図を活用して実際の使用シーンを具体的にイメージすることが大切になります。
荷室寸法に関わるオプションとグレードの違い

ステップワゴン5代目の荷室寸法は、グレードや装備の選択によってわずかに変化することがあります。
標準仕様では十分なラゲッジスペースが確保されていますが、特定のメーカーオプションやグレードによっては、車両重量や内装の仕様が異なり、それに伴い荷室の使い勝手も影響を受けることがあります。
たとえば、2列目が「ベンチシート」仕様か「キャプテンシート」仕様かによって、荷室へアクセスする導線やシートのスライド量が異なります。
ベンチシートの場合はフラットな荷室への変形がしやすい反面、キャプテンシートでは通路スペースが確保されている分、荷室としての一体利用には工夫が必要です。
また、「Honda SENSING」の非装着車や、特別仕様車である「BLACK STYLE」など、一部車両では車両重量が最大で100kg程度変化します。これは燃費性能に限らず、荷物を積載したときの車両バランスにも影響を及ぼします。
そのため、実際に車中泊や大量の荷物を積む予定がある方は、装備の有無だけでなく、それによる荷室寸法の実効性も意識する必要があるでしょう。
さらに、17インチタイヤを採用する上位グレードでは荷室下の収納がやや浅くなる傾向もあるため、収納性を重視するのであれば、オプション装備とのトレードオフを理解した上で選ぶことが重要です。
歴代モデルと比較したステップワゴン5代目の荷室寸法

・4代目との荷室サイズ比較
・スパーダとのラゲッジ寸法の違いとは
・RP型との室内空間・奥行きの差をチェック
・歴代モデルで見るサイズ変化の流れ
・室内寸法の比較でわかる5代目の魅力
・荷室活用を広げる収納アイデア集
4代目との荷室サイズ比較
ステップワゴン5代目は、前代である4代目モデルと比べて明確に進化した点がいくつもありますが、中でも荷室サイズの変化は注目に値します。
4代目では全長4690mm、全幅1695mm、全高1840mmと、車体サイズそのものは大きな変化はなかったものの、ホイールベースやシートレイアウト、格納方式の最適化により、5代目では実質的な荷室空間の使い勝手が向上しています。
まず、3列目シートの格納方式が改良された点が大きいでしょう。
4代目では左右跳ね上げ式のシート格納が主流でしたが、5代目では床下収納に改められ、荷室全体の幅をムダなく使用できるようになりました。これにより、幅広の荷物も左右の突起を気にせずに載せられます。
ステップワゴン4代目と5代目の荷室サイズ・格納機構の違いと進化ポイントを比較
比較項目 | ステップワゴン 4代目 | ステップワゴン 5代目 | 進化ポイント・説明 |
---|---|---|---|
全長 | 4,690mm | 4,760mm | 全長が70mm延長され、車内レイアウトに余裕 |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm | 同一(5ナンバーサイズを維持) |
全高 | 1,840mm | 1,840mm | 同一(高さを活かした室内空間) |
ホイールベース | 約2,850mm(参考) | 2,890mm | 足元空間・荷室奥行きに余裕が生まれた |
荷室奥行き(3列目格納時) | 約1,100mm | 約1,170mm以上 | 70mmの拡大で収納力アップ |
3列目シート格納方式 | 左右跳ね上げ式 | 床下収納式 | 荷室幅をムダなく使用可能 |
荷室有効幅(格納時) | 狭くなる(左右の突起あり) | フラットでワイドなスペース | 大型荷物も干渉せず積載可能 |
ラゲッジルーム床面 | 段差あり・やや高め | 低床・フラット構造 | 荷物の積み下ろしが楽になる |
荷室高(床〜天井) | 約1,100mm(目安) | 約1,100mm(同等) | 高さは維持、天井もフラット設計 |
実用性に対する印象 | 荷物の大きさ・数に制限あり | 形状問わず効率的に積載可能 | “使える空間”へと進化 |
また、4代目では荷室奥行きの最大値が約1100mm前後だったのに対し、5代目では1170mm以上が確保されています。数値上では大きな差に感じにくいかもしれませんが、実際に大型スーツケースやベビーカーを並べて積載する際、この70mmの差は収納の自由度に直結します。
こうした改善により、ステップワゴンは「ただ広いだけのミニバン」ではなく、「効率よく荷物が積めるミニバン」へと進化しています。前モデルからの買い替えを検討しているユーザーにとって、この荷室改善は見逃せないポイントです。
スパーダとのラゲッジ寸法の違いとは

ステップワゴンのグレード構成の中で、特に人気のある「SPADA(スパーダ)」シリーズは、標準モデルとは異なる外装や装備を持ちながら、荷室寸法にも若干の違いがあります。
SPADAは主にエアロパーツや大型ホイール、上質な内装などが特徴ですが、その影響で荷室の寸法や使い勝手に差が出る場合があるのです。
まず、17インチタイヤが装着されているスパーダでは、ラゲッジアンダースペースが浅めになることがあります。これは床下収納の深さが減るため、長尺物や背の高い道具をしまいたい人にとってはやや不利です。
一方で、スパーダの上位モデルにはラゲッジ床面の質感向上や、収納スペースの仕切りが追加されているため、細かい物を整理して積みたい方には好まれる傾向があります。
また、全高がわずかに高くなるSPADA専用のルーフデザインも、ラゲッジ積載時の天地方向のスペース感に影響を与えます。例えば、縦長のキャンプ用品や長さのある工具などを立てて積みたい場合、SPADAのほうが有利となるケースもあります。
ただし、こうした違いはあくまで「数センチ単位」の話であり、普段の買い物や家族の送り迎えであれば大きな差にはならないかもしれません。とはいえ、自分の使用スタイルに合った荷室設計を求めるなら、標準モデルとSPADAモデルの仕様比較は必ず行っておくべきです。
RP型との室内空間・奥行きの差をチェック
ステップワゴンの5代目とRP型(4代目)を比較する際、注目すべきポイントの一つが室内空間の広さと荷室奥行きです。見た目は似ていても、内部の設計には細かい改良が施されており、快適性と実用性に明確な差が見られます。
特にホイールベースの設計変更により、2列目と3列目の足元空間がより広くなっており、乗員の居住性が高められています。
RP型では室内長が約3210mmでしたが、5代目ではほぼ同水準を維持しながらも、シート配置や床下設計の工夫により、荷室奥行きがさらに使いやすくなりました。
たとえば、3列目シートの格納方式が改良されており、旧型の跳ね上げ式と比較してラゲッジスペースをフルに使えるようになっています。これにより、自転車や長尺物などの積載時にも、荷室幅・高さ・奥行きがムダなく活かせる設計となっています。
また、車内の天井高やフロアの高さも微調整されており、子どもから高齢者まで誰もが乗り降りしやすい配慮がされています。見逃しがちですが、室内高の数センチの違いが乗り心地や積載性に大きく関わってくるのです。
このように、RP型と比べて5代目は細部にわたり改良が加えられ、空間の“使いやすさ”という点で着実に進化しているといえます。
歴代モデルで見るサイズ変化の流れ

ステップワゴンは1996年の初代登場以来、5代目に至るまで着実に改良が重ねられてきました。
その中でも、車体サイズや室内空間の変化は、家族構成や生活スタイルの変化にあわせて進化してきたと言えるでしょう。初代モデルでは全長4600mm前後、室内長も2800mm台と、今と比べるとややコンパクトな作りでした。
しかし、2代目以降は3列目シートの居住性や荷物の積載力を重視し、ホイールベースを延長した設計が主流になっていきます。3代目では全長が4650mmを超え、室内長も3000mm台に。これにより、2列目以降のスペースが拡張され、より多くの人が快適に乗れるようになりました。
さらに、4代目(RP型)では3列目シートの跳ね上げ収納や“わくわくゲート”の導入により、ラゲッジスペースの自由度が飛躍的に向上しました。
そして5代目では、跳ね上げ式から床下収納式へと変更され、ラゲッジスペースの奥行き・幅ともに無駄なく使える仕様に。加えて、車高も高く設定されており、大きな荷物や長尺物の積載にも柔軟に対応できます。
このように歴代モデルを通じて見ると、ステップワゴンの進化は単に「大きくする」のではなく、「使いやすく整える」方向に向かってきたことがわかります。
室内寸法の比較でわかる5代目の魅力
他のミニバンと比較したとき、ステップワゴン5代目の室内寸法には明確なアドバンテージがあります。
室内長3220mm・室内幅1500mm・室内高1425mmという広々とした数値は、ファミリーユースだけでなく、アウトドアや車中泊など多様なニーズに対応できる設計です。
これらの数値は、同クラスのミニバン(ノアやセレナ)と比較しても遜色なく、特に頭上空間の余裕が優れている点が魅力といえます。
具体的には、子どもが立ち上がっても天井に頭をぶつけにくい安心感や、大きな荷物を積み込む際のストレス軽減が挙げられます。また、2列目と3列目のシート間のスペースも広く設けられており、長距離移動でも足元の窮屈さを感じにくい構造です。
このような“空間の余裕”は、乗員すべての快適性に直結します。
加えて、ステップワゴンはフラットフロア設計を採用しているため、車内での移動もスムーズです。
小さな子どもを抱えた状態でも、車内での立ち回りがしやすいのは大きな利点です。単なる数値の比較では見えにくいものの、実際の使い勝手を考えれば、ステップワゴン5代目の室内寸法設計は“数字以上に快適な空間”を提供していることが分かります。
荷室活用を広げる収納アイデア集

ステップワゴン5代目の広い荷室を最大限に活かすには、収納アイデアの工夫が欠かせません。特に、3列目シートを床下に格納できる設計により、大型ラゲッジスペースが出現するのが特徴ですが、そのスペースを「どのように使うか」が快適なカーライフの鍵となります。
まずおすすめしたいのは、ラゲッジボードや仕切りボックスの活用です。
アンダースペースと上部スペースを分割して使えば、よく使う物とあまり使わない物を整理整頓できます。たとえば、上部には買い物袋やクーラーボックス、下部には傘や防災用品といった使う頻度の低いものをしまうと良いでしょう。
また、カーゴネットやフックを使えば、細かい荷物が走行中に動くのを防げます。
さらに、後部ガラスに取り付けられる吸盤式の収納ポケットなどを使えば、空間を立体的に使えるようになり、ラゲッジがよりスッキリと整います。
収納アイテムは市販のものを活用しても良いですが、純正オプションなら車体にフィットする設計になっているため、見た目や安全性の面でも安心です。
最後にもうひとつのアイデアとして、荷室を“リラックス空間”として使う方法もあります。
マットを敷いてラゲッジスペースを簡易ベッドにすることで、車中泊や休憩時の快適性が大きく向上します。このように、収納とは単に「物を入れる場所」ではなく、「空間をどう活かすか」を考えることがポイントです。
まとめ:ステップワゴン5代目の荷室寸法について

・室内寸法は長さ3220mm・幅1500mm・高さ1425mmと広い
・ホイールベースは2890mmで室内空間と荷室の広さに貢献
・3列目使用時でも荷室奥行き約530mmを確保
・3列目格納時には奥行き1170mm以上に拡張可能
・2列目を前に出せば荷室奥行きは最大1500mmに到達
・わくわくゲートで横方向からの荷室アクセスが可能
・3列目の床下格納でフラットな荷室が出現
・分割収納機能により乗員と荷物のバランス調整が容易
・荷室下にラゲッジアンダースペースを装備
・低床フロアとスライドドアで積み下ろしがしやすい設計
・寸法図で開口部や通路幅などの実用面が視覚的に把握できる
・オプションやグレードにより荷室の使い勝手が変わる場合あり
・17インチタイヤ装着車は荷室下収納がやや浅くなる傾向
・4代目と比較して奥行き・使い勝手ともに向上
・室内高やフロア構造の改善で乗降性と積載性が強化された
・ステップワゴンは何人乗り?6人・7人・8人乗りの違いと選び方
・ステップワゴンの内装をおしゃれにドレスアップして高級感もアップ
・ステップワゴンの中古が狙い目!安く買うコツとおすすめ年式を解説
・ステップワゴンの収納アイデア公開!100均から棚キットまで活用法
・ステップワゴンの10年落ちの下取りで損しないためのポイントまとめ