ヴェゼルの最小回転半径と小回りの実力、運転のしやすさと新旧の違い

ヴェゼルの最小回転半径と小回りはどのくらい?

SUVの中でも人気の高いホンダ・ヴェゼル。しかし、気になるのが「小回り性能」ではないでしょうか?

ヴェゼルの最小回転半径は5.5m(e:HEV Z)とされており、他のホンダのSUVや競合車種と比べるとやや大きめです。そのため、狭い道での取り回しはどうなのか? 旧型と新型で運転のしやすさに違いはあるのか?といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、ヴェゼルの小回り性能に影響を与える要素を徹底解説します。例えば、最低地上高の高さが旋回性能にどう影響するのか、RV5(FFモデル)とRV6(4WDモデル)の操縦性の違い、さらにはパフォーマンスダンパーの後付けで改善できるのかなど、詳しく掘り下げていきます。

また、「新型ヴェゼルはひどい」という声の背景にある小回り性能の評価や、ハイブリッドモデル(e:HEV)とガソリン車の旋回性能の違い、中古車市場での評価についても紹介。

さらに、ヴェゼルの排気量(1,496cc)が税金にどう影響するのか、ヴェゼルが5ナンバーサイズではなく3ナンバーである理由なども詳しくお伝えします。ヴェゼルの最小回転半径や運転のしやすさについて、詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

記事の要約
  • ヴェゼルの最小回転半径や小回り性能
  • 他のSUVと比較したときの小回りのしやすさ
  • 旧型と新型のサイズや旋回性能の違い
  • 小回り性能を改善する方法や影響を与える要素

ヴェゼルの最小回転半径と小回りはどのくらい?

ヴェゼルの最小回転半径と小回りはどのくらい?
HONDA・stepwgn・イメージ

・最小回転半径とは?ホンダのSUVとの比較
・人気の理由と小回り性能の関係性
・旧型は運転しにくい?サイズと旋回性能
・新型と旧型の違いをサイズ比較
・最低地上高が小回りに与える影響
・RV5とRV6、操縦性に違いはある?
・パフォーマンスダンパーの後付けで改善できる?

最小回転半径とは?ホンダのSUVとの比較

最小回転半径とは?
車がハンドルを最大限切った状態で旋回する際に必要となる最小の半径のことを指します。この数値が小さいほど、狭い場所でのUターンや駐車場での取り回しがしやすくなるため、小回りの良さを示す重要な指標です。

特に都市部では狭い道や駐車スペースが多いため、最小回転半径の小さい車が好まれる傾向にあります。

ホンダのSUVの中でも、ヴェゼルの最小回転半径は5.5m(e:HEV Z)とされており、これはコンパクトSUVとしては標準的な数値です。例えば、同じホンダのコンパクトSUVである「CR-V」は5.9m、「フィット」は4.9mとなっており、ヴェゼルはその中間に位置します。

ホンダのSUVは車体サイズや駆動方式によって最小回転半径が異なります。FF(前輪駆動)モデルと4WD(四輪駆動)モデルでは回転半径に差が出ることも多く、例えばヴェゼルの4WDモデルはFFモデルよりもわずかに回転半径が大きくなる場合があります。

これらの要素を考慮すると、ヴェゼルは小回り性能に特化したSUVではないものの、十分な運転のしやすさを備えていると言えます。

人気の理由と小回り性能の関係性

ヴェゼルの人気の理由と小回り性能の関係性
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ヴェゼルが高い人気を誇る理由のひとつに、デザインや燃費の良さが挙げられます。しかし、最小回転半径を考えると、小回り性能に大きく優れているとは言い難いです。

一般的に、コンパクトSUVは街中での走行が多いことから、取り回しの良さが重視される傾向にあります。最小回転半径が小さい車は、駐車場や狭い道路での運転がしやすく、初心者や女性ドライバーにも好まれます。

しかし、ヴェゼルは小回りが苦手とされることがありながらも、実際には高い人気を維持しており、これは、ヴェゼルの魅力が小回り性能だけで決まるわけではないことを示しています。

ヴェゼルの人気の理由として、まず挙げられるのはスタイリッシュなデザインです。フロントマスクはシンプルで洗練されており、都会的な雰囲気を演出します。また、燃費の良さも魅力の一つで、e:HEVモデルでは25.0km/L(WLTCモード)を実現し、経済性を重視するユーザーにも支持されています。

さらに、室内空間の広さやシートアレンジの多彩さも、ヴェゼルの人気を後押しする要因となっています。リアシートの足元空間が広く、後部座席の居住性が優れている点もポイントです。

こうしたトータルバランスの良さが、最小回転半径の大きさをカバーし、多くのユーザーから支持される理由になっているのです。

旧型は運転しにくい?サイズと旋回性能

ヴェゼルは2013年に初代モデルが登場し、2021年に2代目へとフルモデルチェンジしました。旧型(初代)ヴェゼルは、コンパクトSUVとして人気を博したものの、一部のユーザーからは「運転しにくい」という声も聞かれました。その理由のひとつに、最小回転半径の大きさが挙げられます

初代ヴェゼルの最小回転半径は5.3m(FF)とされており、これはコンパクトSUVの中では標準的な値です。しかし、ボディサイズの関係で視界がやや狭く感じることがあり、狭い道での取り回しや駐車がしづらいと感じるユーザーもおり、特に後方の視界が狭く、駐車時に苦労することがあったようです。

また、旧型ヴェゼルはパワーステアリングの特性により、ハンドルの応答性がやや重めと感じることがありました。そのため、軽自動車やコンパクトカーから乗り換えたドライバーにとっては、少し運転しにくい印象を持たれることがあったのでしょう。

一方で、旋回性能自体はSUVとしては優れており、高速走行時の安定感やカーブでの踏ん張りはしっかりしていました。運転に慣れてしまえば、それほど気にならないという意見も多かったため、「運転しにくい」と感じるかどうかは、ドライバーの経験や慣れによる部分が大きいと言えます。

新型と旧型の違いをサイズ比較

ヴェゼルの新型と旧型の違いをサイズ比較
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新型ヴェゼル(2021年モデル)は、旧型と比べてサイズが若干変更されています。

項目旧型ヴェゼル新型ヴェゼル
全長4,295mm4,330mm
全幅1,770mm1,790mm
全高1,605mm1,590mm

このサイズの違いによって、新型ヴェゼルはよりスポーティなスタイルになった一方で、最小回転半径は5.5m(e:HEV Z)と旧型よりも若干大きくなっています。これにより、小回り性能に関しては旧型の方が優れていると言えるでしょう。

ただし、新型ヴェゼルでは視界の改善が図られており、特にフロント部分の見切りが良くなっています。これにより、狭い道での取り回しや駐車時の感覚がつかみやすくなりました。

また、安全装備の「ホンダ センシング」が全グレードに標準搭載され、駐車支援機能も充実しているため、結果的に運転のしやすさは向上しています。

このように、新型と旧型を比較すると、サイズ面では大きくなったものの、装備の充実によって運転のしやすさが補完されていることがわかります。小回り性能を求めるなら旧型、快適性や安全性能を重視するなら新型と、それぞれの特徴を踏まえて選ぶと良いでしょう。

最低地上高が小回りに与える影響

最低地上高とは?
車の最も低い部分と地面の距離を指します。SUVでは最低地上高が高いほど悪路走破性が向上し、段差や雪道での走行がしやすくなりますが、一方で小回り性能には影響を及ぼすことがあります。

ヴェゼルの最低地上高はFFモデルで185mm、4WDモデルでは195mmとされており、コンパクトSUVとしては比較的標準的な数値です。

最低地上高が小回りに与える影響として、まず挙げられるのは重心の高さです。最低地上高が高くなると車両の重心も上がるため、旋回時の安定性が低下することがあります。

これにより、急なカーブや狭い駐車場での取り回しの際に、ロール(車体の傾き)が大きくなり、ハンドリングに影響を及ぼす可能性があります。

また、最低地上高が高いとホイールベース(前後のタイヤ間の距離)とのバランスが重要になります。ヴェゼルの場合、ホンダのセンタータンクレイアウトにより室内空間を確保しながら、車両バランスを調整しているため、一般的なSUVよりも安定したハンドリングを実現しています。

しかし、小回り性能に関しては最低地上高が影響を与えやすく、特に4WDモデルでは最小回転半径が若干大きくなるため、都市部での狭い道や駐車場での取り回しが難しく感じる場面があるかもしれません。

このように、最低地上高は小回り性能に直接的な影響を与える要素の一つです。小回り性能を重視する場合は、FFモデルを選択するか、実際に試乗して操作感を確認することをお勧めします。

RV5とRV6、操縦性に違いはある?

ヴェゼルのRV5とRV6、操縦性に違いはある?
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ヴェゼルには型式による違いがあり、RV5とRV6はそれぞれ異なる特徴を持っています。RV5はFF(前輪駆動)モデルで、RV6は4WD(四輪駆動)モデルです。この駆動方式の違いが操縦性や小回り性能にどのような影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう。

まず、RV5(FFモデル)は前輪のみで駆動するため、比較的軽量で燃費も良好です。駆動系の重量が抑えられることで前輪の動きがスムーズになり、ハンドルの切れ角も大きく取れるので、最小回転半径は5.3mと比較的小さめに設定されています。

よって、都市部での運転や狭い駐車場での取り回しがしやすく、初心者にも扱いやすい仕様となっています。

一方、RV6(4WDモデル)は後輪にも駆動力が配分され、安定感が増す反面、駆動系の重量増加によって最小回転半径は5.5mと若干大きくなります。

これは雪道や悪路での走行性を向上させるための仕様ですが、狭い場所での旋回時には切り返しが必要になる場面が増える可能性があります。また、重量バランスが異なるので、FFモデルに比べてカーブでのハンドリングに若干の違いが感じられるでしょう。

このように、RV5とRV6では駆動方式の違いによって操縦性に変化があります。小回りや市街地での運転を重視する場合はRV5(FF)が適しており、雪道や悪路走破性を求めるならRV6(4WD)が最適でしょう。

パフォーマンスダンパーの後付けで改善できる?

ヴェゼルの小回り性能やハンドリングの向上を考える際、パフォーマンスダンパーの後付けが有効な手段となる場合があります。

パフォーマンスダンパーとは?
車体の剛性を高め、走行時の振動や微細なねじれを抑えるためのパーツで、コーナリング時の安定性向上や乗り心地の向上を目的としています。

ヴェゼルの場合、純正オプションやアフターマーケットのパーツとしてパフォーマンスダンパーを追加することが可能です。

これを装着することで、車体のねじれが抑制され、特に高速道路やワインディングロードでのハンドリングが向上します。また、細かな振動が抑えられるため、長時間運転時の疲労軽減にもつながります。

では、小回り性能の改善にどれほど影響を与えるのでしょうか?基本的に、パフォーマンスダンパーは車体剛性を高め、ハンドル操作のレスポンスが向上する可能性があります。しかし、最小回転半径自体を小さくする効果はなく、狭い場所での取り回しに大きな違いを感じることは少ないでしょう。

そのため、小回り性能の向上を目的にパフォーマンスダンパーを導入するのではなく、操縦安定性や乗り心地の改善を狙う目的で装着するのが適切です。特に、高速走行やカーブの多い道を頻繁に走る場合には、装着を検討する価値があるでしょう。

ヴェゼルの最小回転半径と小回りの実際の評価

ヴェゼルの最小回転半径と小回りの実際の評価
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・新型ヴェゼルはひどい?小回り性能の評価
・小回り性能に欠点はある?新型の評価
・ハイブリッドとe:HEVの旋回性能の違い
・中古車市場での評価とおすすめグレード
・排気量は何cc?税金への影響を解説
・5ナンバーサイズなのか?寸法図をチェック

新型ヴェゼルはひどい?小回り性能の評価

新型ヴェゼルに関して、一部のユーザーから「ひどい」との評価を耳にすることがあります。その理由のひとつとして、小回り性能の低さが挙げられます。最小回転半径が5.5m(e:HEV Z)と比較的大きいため、狭い道や駐車場での取り回しが難しく感じる場面があるのです。

特に、トヨタのカローラクロス(最小回転半径5.2m)やヤリスクロス(5.3m)と比較すると、ヴェゼルの旋回性能はやや劣るとされています。

これは、ヴェゼルのデザインがスタイリッシュでありながらも、ホイールベースが長めに設定されていることが影響しています。そのため、都市部での運転では、Uターンや狭い駐車場での切り返しが多くなりやすいでしょう。

とはいえ、小回り性能が「ひどい」と言われるほど極端に悪いわけではありません。ヴェゼルは車両の安定性や走行性能を重視した設計になっており、高速道路や郊外での走行では優れた乗り心地を提供します。

また、ホンダセンシングの安全機能が充実しているため、狭い道でも安心して運転できる点は評価すべきポイントです。

結局のところ、「ひどい」と感じるかどうかは、使用環境による部分が大きいと言えます。都市部での取り回しを重視するなら別の車種も検討する価値がありますが、総合的な性能を見れば、新型ヴェゼルは十分に魅力的なSUVであることに変わりはありません。

小回り性能に欠点はある?新型の評価

ヴェゼルの小回り性能に欠点はある?新型の評価
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新型ヴェゼルは、デザインの洗練度や快適性の向上が評価される一方で、小回り性能に関しては一部のユーザーから「扱いづらい」との声もあります。その理由の一つが最小回転半径です。新型ヴェゼル(e:HEV Z)の最小回転半径は5.5mで、コンパクトSUVの中ではやや大きめの設定となっています。

この数値が実際の運転にどのような影響を与えるのでしょうか。狭い道でのUターンや駐車場での切り返しが増える可能性があり、特に都市部で頻繁に駐車をする人にとっては不便に感じる場面もあるでしょう。

前輪駆動(FF)モデルよりも四輪駆動(4WD)モデルのほうがさらに最小回転半径が大きくなるため、冬場に雪道を走るために4WDを選ぶ人は、試乗で取り回しを確認することをおすすめします。

とはいえ、小回り性能が決定的な欠点になるわけではありません。ヴェゼルは全幅が1,790mmと比較的コンパクトであり、ボディ感覚を掴みやすい設計になっています。

また、車間距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロールなどの安全支援機能が充実しているため、狭い道での運転も補助機能によってある程度カバーできます。総合的に見れば、小回りは若干苦手ですが、その分安定性や安全性を重視した設計になっていると言えます。

ハイブリッドとe:HEVの旋回性能の違い

ヴェゼルには、ガソリンエンジン車(Gグレード)とハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルが存在します。旋回性能に影響を与える要素として、重量バランスや駆動方式が挙げられますが、これらの違いによってどのような差が生まれるのでしょうか。

まず、e:HEVは電動モーターをメインに駆動するため、エンジン車に比べてトルクが豊富で発進時のレスポンスが良いという特徴があります。そのため、低速域でのハンドリングは滑らかで、狭い道での微調整がしやすいでしょう。

一方、ガソリン車は従来のエンジン駆動の特性上、発進時に若干のタイムラグを感じることがあります。これが旋回時のコントロールに影響し、特に細かいハンドル操作が必要な場面ではe:HEVのほうがスムーズに動ける傾向があります。

また、車両重量も重要な要素です。e:HEVモデルはバッテリーやモーターを搭載しているため、ガソリン車よりも重くなります。

FF(前輪駆動)モデルではこの重量増が大きな影響を与えることは少ないですが、4WD(四輪駆動)モデルになるとさらに重くなるため、旋回時の慣性が大きくなり、小回りが効きにくくなることがあります。

このように、旋回性能においてはe:HEVモデルが低速域での操作性に優れていますが、4WDモデルではその恩恵が若干薄れる可能性がありますので、自分の用途に合った駆動方式を選ぶことが大切です。

中古車市場での評価とおすすめグレード

中古車市場でのヴェゼルの評価とおすすめグレード
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ヴェゼルは中古車市場でも高い人気を誇っており、特にハイブリッドモデル「e:HEV Z」や「e:HEV X」は需要が高い傾向にあります。中古車の評価ポイントとしては、燃費性能、走行距離、装備の充実度が重要視されます。

まず、燃費性能についてですが、e:HEVモデルはWLTCモードで約25km/Lを達成するため、ランニングコストを抑えたい人にとっては魅力的な車種となります。

また、ヴェゼルは比較的新しいモデルのため、10万km以上走行した車両はまだ少なく、中古市場では走行距離が少ない良質な車両が多く見られます。

おすすめグレードとしては、装備が充実した「e:HEV Z」が最も人気です。このグレードはシートヒーターなどが標準装備されており、安全性と快適性のバランスが良いため、多くの中古車購入者に選ばれています。

対して、シンプルな装備を求める場合は「e:HEV X」やガソリン車の「G」グレードもコストパフォーマンスが高い車種となるでしょう。

排気量は何cc?税金への影響を解説

ヴェゼルの排気量はガソリン車(Gグレード)が1,496cc、ハイブリッド車(e:HEV)が同じ1,496ccのエンジンを搭載しつつ、電動モーターを補助として活用しています。

排気量が1,500cc未満であるため、自動車税の区分では「1,000cc超~1,500cc以下」に該当し、年間の自動車税はおおよそ30,500円です

ただし、ハイブリッド車にはエコカー減税が適用されることが多く、新車購入時の取得税や重量税が軽減される場合があります。さらに、地域によっては補助金制度が利用できる可能性もあるため、購入前に自治体の補助金制度を確認しておくとよいでしょう。

税金だけで考えると、ヴェゼルはコンパクトSUVの中でも維持費が抑えられる車種の一つです。燃費性能も高いため、ランニングコストを抑えたい人には向いている車種と言えます。

5ナンバーサイズなのか?寸法図をチェック

ヴェゼルは5ナンバーサイズなのか?寸法図をチェック
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ヴェゼルは「5ナンバー」サイズには該当せず、「3ナンバー」車両として登録されます。これは全幅が1,700mmを超えているためであり、具体的には全長4,330mm、全幅1,790mm、全高1,590mm(FFモデル)となっています。

5ナンバー車の基準である「全幅1,700mm以下」に収まらないため、ナンバー区分としては3ナンバー扱いとなります。

3ナンバーだからといって維持費が大幅に変わるわけではなく、自動車税や重量税は5ナンバーと同じ基準です。ただし、一部の駐車場や道路で3ナンバー車両が制限されるケースもあるため、事前に確認することをお勧めします。

ヴェゼルのサイズ感としては、都市部での取り回しに配慮しつつも、SUVらしい広い室内空間を確保するために3ナンバーサイズとなっています。コンパクトSUVの中では比較的スリムな部類に入るため、実際の運転ではそこまで大きさを感じることは少ないでしょう。

ヴェゼルの最小回転半径と小回りについて

・ヴェゼルの最小回転半径は5.5m(e:HEV Z)でコンパクトSUVとしては標準的
・小回り性能は一般的なSUVと比較するとやや劣る
・旧型ヴェゼルの最小回転半径は5.3mで、新型より若干小さい
・FFモデル(RV5)は最小回転半径5.3mで4WD(RV6)より取り回しがしやすい
・カローラクロス(5.2m)やヤリスクロス(5.3m)より小回り性能は劣る
・最低地上高が高いと重心が上がり、小回り性能に影響する
・ホンダのSUVではフィット(4.9m)が特に小回りが効く
・パフォーマンスダンパーの後付けで旋回時の安定性は向上するが回転半径は変わらない
・旧型ヴェゼルは後方視界が狭く、駐車時に苦労することがあった
・新型ヴェゼルはホンダセンシングの補助機能で運転のしやすさをカバー
・旋回性能はハイブリッド(e:HEV)のほうが低速域でスムーズ
・ヴェゼルの排気量は1,496ccで税金は1,500cc以下の区分に該当
・ヴェゼルは3ナンバーサイズ(全幅1,790mm)で5ナンバーには該当しない
・中古車市場では「e:HEV Z」や「e:HEV X」が人気のグレード
・小回りよりもデザインや燃費、居住性の良さが人気の理由となっている

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