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エクストレイルの三列目の収納力とフルフラット活用・価格とメリット

エクストレイルの三列目は本当に使えるのか?
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ファミリー層を中心に注目を集める日産の人気SUV「エクストレイル」。中でも「三列目シート」に関心を持つ方が増えています。「エクストレイルの三列目」と検索したあなたも、7人乗りモデルの実用性や使い勝手について気になっているのではないでしょうか。

この記事では、新型で変わった三列目シートの仕様や、T32とT33での三列目の違いをはじめ、フルフラットになる収納アレンジ方法、大人でも快適に座れる広さかどうかなどをわかりやすく解説します。

さらに、チャイルドシートの取り付け可否や、子供が何歳くらいから三列目を使えるかといった、育児目線の視点もカバー。7人乗りと5人乗り、どっちが正解?と悩む方や、三列シート付きの中古車は本当に“アリ”なのか?といった疑問にもお答えします。

加えて、コスパが良いグレードや「狭い」という口コミの真相、そして三列目にこだわるなら他車とどう比較すべきかまで、多角的に掘り下げます。この記事を読めば、自分にとってのベストな選択が見えてくるはずです。

記事の要約

・エクストレイルの三列目シートの広さや快適性
・三列目シートの収納方法やフルフラット活用法
・チャイルドシートの設置や子供の使用適齢
・7人乗りと5人乗りの選び方やコスパ比較

エクストレイルの三列目は本当に使えるのか?

エクストレイルの三列目は本当に使えるのか?
出典元:NISSAN・X-TRAIL

・新型で変わった三列目シートの仕様
・T32とT33の三列目、何が違う?
・フルフラットになる?収納アレンジ方法
・三列目の広さは大人でも快適?
・チャイルドシートは取り付けられる?
・子供が乗るなら何歳からが現実的か

新型で変わった三列目シートの仕様

新型エクストレイルでは、三列目シートの設計に大きな変更が加えられました。

特に注目すべきは、座面の厚みや背もたれの形状が見直された点です。これにより、旧モデルよりもわずかながら着座姿勢の安定性が向上し、長時間の乗車にも対応できるよう配慮されています。ただ、あくまで「補助的なシート」という位置づけであることは変わっていません。

これを設計した日産側の意図としては、主に子どもや小柄な大人を一時的に乗せる用途を想定しているようです。実際、身長170cm以上の大人が乗ると足元や頭上に余裕は少なく、長距離移動では窮屈さを感じる可能性が高いでしょう。

このような三列目の使い方を想定した設計になった背景には、SUVに求められる多目的性と燃費効率のバランスがあります。座席を設けるスペースが限られている中で、燃料タンクや荷室との両立を図るためには、シートのスリム化が避けられませんでした。

つまり、新型エクストレイルの三列目は「いざというときに使える簡易席」という立ち位置であり、常用するには不向きです。それでも、急な人数増加や子どもの送り迎えなど、短時間利用には十分に機能する設計となっています。

従来より進化している点を踏まえ、ユーザーは自分のライフスタイルに合った活用方法を考えることが重要です。

T32とT33の三列目、何が違う?

T32とT33の三列目、何が違う?
出典元:NISSAN・X-TRAIL

T32型とT33型のエクストレイルでは、三列目シートの構造や乗車体験に明確な違いがあります。

最初に押さえておきたいのは、T32では7人乗り設定自体が限定的だったのに対し、T33型ではより多くのグレードで三列シートが選択可能になった点です。これにより、ユーザーの選択肢が広がりました。

T32型では三列目のスペースがかなりタイトで、「緊急用」と割り切らなければ使用が難しいという声も多くありました。具体的には、足元空間や頭上スペースが狭く、大人が座ると膝が持ち上がるような姿勢になることが多かったのです。

一方で、T33型ではわずかに全長が拡大され、シート設計も刷新されたため、短時間であれば中高生程度の体格の人なら許容範囲に収まるレベルとなっています。

さらに、T33型では後席エアコンの吹き出し口が三列目まで届くように改良されており、暑い時期や寒い時期でも快適性が向上しています。こうした点から、三列目の居住性はT33型の方が優れているといえるでしょう。

ただし、両モデルともに三列目は「簡易的なシート」であり、長時間の使用を前提としたものではありません。T33型になって改善されたとはいえ、ミニバンのような快適性を求めると期待外れになる可能性があります。

このように、T32とT33では構造や快適性に差があるものの、三列目の使い方はあくまで限定的と考えるのが現実的です。

フルフラットになる?収納アレンジ方法

エクストレイルの三列目シートは、収納時にフルフラットに近い形にアレンジできるよう設計されています。

とくに新型では、荷室フロアとシート背面の段差が少なくなるよう工夫されており、収納時の見た目と実用性が向上しました。キャンプや旅行時に大きな荷物を載せたい方にとっては、この仕様は非常に便利です。

まず、三列目を格納する際はシートを背もたれごと前方へ折り畳む方式が採用されており、操作もシンプルです。

力の弱い方でも片手で格納できるよう、レバーの位置や動作も工夫されています。格納した状態では、床下収納と合わせて比較的広い荷室スペースが確保でき、自転車や大きめのスーツケースも問題なく積載可能です。

ただし、完全な「フルフラット」とは言い切れない面もあります。

二列目との間にわずかな段差や傾斜が生じるため、車中泊などにはマットやクッションの活用が前提になります。それでも、ミニバンのような完全フラットを求める方でなければ、実用性としては十分といえるでしょう。

また、アレンジ性という点では二列目を前方にスライドさせて三列目の足元を広げる、または荷室の奥行きを最大限確保するといった柔軟な使い方も可能です。このように、エクストレイルの三列目は収納を中心に考えると非常に使いやすく、多様なシーンに対応できます。

車内をシンプルかつ広く保ちたい方にとって、この収納アレンジは大きな魅力のひとつといえるでしょう。

三列目の広さは大人でも快適?

三列目の広さは大人でも快適?
出典元:NISSAN・X-TRAIL

三列目の広さについては、エクストレイルを選ぶ際の重要な検討ポイントのひとつです。

特に新型T33型では改良が加えられたものの、結論として「大人が快適に座るのは難しい」と感じるケースが大半です。これは、設計上の制約からくるものであり、すべてのSUVに共通する課題でもあります。

座席そのものはクッション性が改善され、背もたれの角度も調整されていますが、足元スペースには限界があります。二列目シートを最大限前にスライドさせれば多少の余裕は生まれますが、それでも膝が前の座席に当たる、足を置くスペースが狭いといった状況は避けられません。

一方で、子どもや小柄な大人であれば、短時間の移動には十分対応可能な広さです。

たとえば、近場への送迎や家族での短距離ドライブといった使い方であれば、さほど問題は感じないでしょう。そのため、ユーザーは「どのような乗車人数・目的で使うか」によって評価が大きく変わります。

また、三列目の頭上空間についても、天井が低いため圧迫感があるとの声が見られます。

乗り降り時にも足元が狭く、高齢者や体の大きな方には負担になる可能性があります。したがって、「常用する」ことを前提に三列目の快適性を求める場合、ミニバンや専用7人乗り車と比較検討することが賢明です。

とはいえ、エクストレイルの三列目は限られた空間の中で最大限の実用性を追求している設計であることは間違いありません。日常の中で“必要なときにだけ使う”シーンがあるなら、十分に役立つ装備と言えるでしょう。

チャイルドシートは取り付けられる?

エクストレイルの三列目にチャイルドシートを取り付けることは可能ですが、実際には制限があります。

まず、多くのモデルにおいてISOFIX固定金具が装備されているのは二列目までであるケースが多く、三列目には未対応の場合がほとんどです。つまり、三列目にチャイルドシートを取り付けようとすると、シートベルトによる固定方式に頼らざるを得ません。

これを前提に考えたとき、安全性や使い勝手の面から見ても、チャイルドシートの設置は二列目が最も推奨されるポジションといえるでしょう。三列目に取り付けられないわけではないものの、スペースが狭く、座面の形状もフラットではないため、シートが浮いたり傾いたりするリスクがあるのです。

また、実際の使用場面を想定すると、子どもを三列目に座らせる際の乗降性も課題になります。二列目を前に倒す動作が必要になり、子ども一人での乗り降りは難しく、親が毎回手助けすることになりがちです。

このような手間を考慮すれば、三列目はあくまでも「補助席」という役割にとどめておいた方が賢明です。

もちろん、シートの形状やチャイルドシートの種類によっては、しっかりと固定できる例もあります。

しかし、どのモデルにも当てはまるとは限らないため、購入前に実車でのフィッティングを行うことが何より重要です。安全性を最優先に考えるなら、三列目よりも二列目への設置を選ぶべきでしょう。

子供が乗るなら何歳からが現実的か

子供が乗るなら何歳からが現実的か
出典元:NISSAN・X-TRAIL

三列目に子供を乗せる際、何歳からが現実的かという疑問は、多くのファミリーカー検討者にとって大きなテーマです。

結論から言えば、身長110cm以上・体重20kg程度を超える小学生くらいがひとつの目安になります。というのも、三列目は足元のスペースが狭く、背もたれの角度も浅いため、未就学児のような小柄な子供には安全性や姿勢保持の面で不安があるからです。

また、チャイルドシートの装着が難しいという構造上の問題も考慮しなければなりません。前述のようにISOFIXが装備されていないケースも多く、ブースターシートを使うとしても、車両の揺れやカーブ時の安定性を考えると不向きな環境と言えるでしょう。

そのため、乳幼児を乗せる場所としては二列目の方が圧倒的に適しています。

一方で、小学校高学年以降であれば、自分で乗り降りができる体力もあり、短時間の移動であれば窮屈さも許容範囲に収まることが多くなります。親子4人+祖父母や友人を一時的に同乗させるといった場面では、三列目が活躍する場面も想定されます。

このように考えると、「三列目に乗るなら何歳から?」という問いには、体格・乗車時間・使用目的などを総合的に判断する必要があります。安全かつ快適に使用するためにも、子ども自身の様子を見ながら試乗で確認するのが最も確実な方法です。

エクストレイルの三列目付きモデルの選び方と注意点

エクストレイルの三列目付きモデルの選び方と注意点
出典元:NISSAN・X-TRAIL

・7人乗りと5人乗り、どっちが正解?
・三列シート付きの中古車はアリか?
・コスパが良いグレードと価格帯
・「狭い」という口コミの真相
・評価が分かれる理由と対策
・三列目にこだわるなら他車比較も検討を

7人乗りと5人乗り、どっちが正解?

エクストレイルには5人乗りと7人乗りの2タイプがありますが、どちらが「正解」かは一概には言えません。なぜなら、使い方によって最適な選択肢が大きく異なるからです。

まず5人乗りモデルの利点は、何といっても荷室の広さ。三列目がない分、常時ゆとりあるラゲッジスペースが確保されており、アウトドア用品やベビーカー、大型荷物を積む機会が多い家庭には最適です。

一方で、7人乗りモデルは「いざというとき」に人を多く乗せられる点が魅力です。たとえば、祖父母やママ友、子どもの友達を乗せての移動など、普段は5人以下でも不意に乗車人数が増えるケースではその真価を発揮します。

ただし、三列目の快適性は限定的で、長時間使用には向きません。7人フルで乗ると荷室が大幅に狭くなる点も忘れてはならない要素です。

また、7人乗りの方が車両価格は若干高めに設定されており、維持費も若干増える傾向にあります。そのため、日常的に6人以上で乗車する機会がほとんどない場合、5人乗りの方が経済的かつ実用的だといえます。

このように、7人乗りと5人乗りは「どちらが優れているか」ではなく、「どう使うか」によって答えが変わる選択になります。自身の生活スタイルを見つめ直し、必要な機能がどちらに含まれているのかを冷静に見極めることが大切です。

三列シート付きの中古車はアリか?

三列シート付きの中古車はアリか?
出典元:NISSAN・X-TRAIL

三列シート付きの中古エクストレイルは「アリ」なのか、それとも避けるべきか。この問いに対しては、状態や使い方に応じた見極めが必要だといえるでしょう。まず、三列目付きモデルは5人乗りと比べて販売数がやや少ないため、中古市場では流通量が限られています。

その分、需要とのバランスによっては価格が割安になることもあります。

ただし、注意すべきポイントとして、三列目がすでに経年劣化している可能性があるという点があります。とくにT32型以前では、シートのクッションが薄くなりやすく、荷物の積載スペースとして使われていた場合は、シート背面の擦れや破損があることも珍しくありません。

加えて、エアコンの吹き出し口が後部まで届かない設計のモデルもあり、夏場や冬場に三列目の居住性が著しく低下する可能性も考慮すべき要素です。そのため、購入前には内装のチェックだけでなく、試乗や動作確認を入念に行うことが必須となります。

とはいえ、価格や装備内容が合致し、三列目の使用頻度がそれほど高くないのであれば、中古でも十分に価値のある選択肢となり得ます。特にT33型以降のモデルであれば、安全装備や快適性も向上しているため、今後数年は安心して使えるでしょう。

総じて、三列シート付きの中古車は、「状態をしっかり見極めればアリ、ただし無条件には選ばない」という判断が適切です。信頼できる販売店や保証制度が整っているかどうかも、選ぶ際の大きな判断材料になります。

コスパが良いグレードと価格帯

エクストレイルの三列目シートを検討する際、コストパフォーマンスを重視するなら「X」グレードがひとつの基準になります。

これはベースグレードでありながら、三列シートの選択が可能な仕様となっており、家族向けとして必要な装備はしっかりと備えています。価格帯としては約350万円前後からの設定で、他社の3列SUVと比較しても手の届きやすい水準にあります。

また、プロパイロットやアラウンドビューモニターなどの先進装備を備えた「G」グレードも候補になりますが、価格が跳ね上がる点には注意が必要です。

あまり予算をかけずに三列目の利便性を得たいなら、オプション追加ではなく、初めから7人乗り仕様のグレードを選ぶ方が結果的にお得です。必要最低限の機能で十分と考える家庭にとって、Xグレードのコスパは非常に魅力的といえるでしょう。

「狭い」という口コミの真相

「狭い」という口コミの真相
出典元:NISSAN・X-TRAIL

「エクストレイルの三列目は狭い」との声がネット上では多く見受けられます。

実際、この意見は間違いではありません。

特にT32型やT33型の三列目は、あくまで補助席的な位置づけであり、大人が長時間快適に座れる広さとは言いがたいのが実情です。

膝元のスペースや天井の高さは、子供向けに最適化されており、成人男性が座ると窮屈に感じることが多いです。しかし、それを前提に使い方を工夫すれば、このスペースは便利に活用できます。

例えば、短距離移動時の子供の送迎や、荷物が多い際の応急的な座席としては十分に役立ちます。

「狭い=使えない」と決めつけるのではなく、目的に応じた柔軟な使い方を前提にすれば、むしろ実用的な装備と捉えることもできるのです。

評価が分かれる理由と対策

三列目の評価が分かれる最大の理由は、ユーザーの使用目的が大きく異なるからです。

ある人にとっては「家族5人+祖父母」など多人数での移動が多く、三列目は常に稼働状態。一方で「基本は4人乗りだけど、いざという時のために三列目があると便利」という人もいます。

そのため、評価は「常用には不向き」と「使えるときに使える便利装備」に二極化します。さらに、座面の高さや足元スペース、エアコンの吹き出し位置など細部の作り込みが、快適性に直結するため、感想にばらつきが出るのも当然です。

対策としては、実車を試乗し、三列目の座り心地や収納のしやすさを体感することが最も確実な手段です。また、利用頻度が低いと想定されるなら、三列目を荷室拡張スペースとして割り切る判断も賢明です。

三列目にこだわるなら他車比較も検討を

三列目にこだわるなら他車比較も検討を
出典元:NISSAN・X-TRAIL

エクストレイルの三列目に魅力を感じつつも「もう少し快適に使いたい」と思うなら、他のSUVとの比較も視野に入れるべきです。

例えばトヨタの「ランドクルーザープラド」や「RAV4 PHV」には広い三列目を備えたモデルもあり、特に居住性を重視するなら有力な候補となります。

また、ミニバンタイプの「セレナ」や「ステップワゴン」などは、三列目の快適性において一歩リードしています。これらと比較すると、エクストレイルはSUVとしての走破性やデザイン性に重点を置いているため、どうしても三列目はサブ的な扱いになります。

つまり、日常的に三列目をフル活用する家庭には、ミニバン系のほうが適しているという見方もあるのです。

エクストレイルを選ぶ理由が「アウトドア性+たまに7人乗り」なのであればベストマッチですが、三列目を主役にしたいなら、他車種の検討も一考の価値があります。

まとめ:エクストレイルの三列目について

まとめ:エクストレイルの三列目について
出典元:NISSAN・X-TRAIL

・エクストレイルはわずかな追加料金で7人乗り・3列シート仕様を選べる
・最新のエクストレイルは3列目付きモデルが用意されている
・3列目の使い勝手は子供の送迎や短距離移動に適している
・3列目は使用しないとき床下収納としても活用可能
・7人乗り仕様は主にファミリー層に人気がある
・「たま~るプラス」制度により積立で乗り換えや修理費用をサポート
・グレードによって3列目の有無や快適性に差がある
・エクストレイルのリース料金はプランによって異なるが比較的手頃
・SUVカテゴリーで3列シートを選べる車種の中では候補に入る
・新型エクストレイルは先代に比べ3列目の設計が改良されている
・3列目はフルフラット収納が可能でラゲッジ容量の調整がしやすい
・チャイルドシートの設置は2列目が中心となる
・日産公式サイトでも3列シートモデルの利点をアピールしている
・新車リースサービス「リースナブル」でエクストレイルの取り扱いがある
・公式リースページでは3列シートモデルの在庫情報も確認可能

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