ZR-Vのカスタムを検討するうえで、多くのオーナーが関心を持つのが「エンブレムの外し方」です。
特にZR-Vエンブレムの外し方で検索してたどり着いた方の多くは、「フロントのHマークを外すには何が必要?」「リアの車名ロゴをきれいに剥がすにはどうする?」など、実際の作業方法や注意点を知りたいはずです。
本記事では、フロントエンブレムの外し方と注意点からリアエンブレムを取り外す際のコツまで、具体的かつ丁寧に解説していきます。
さらに、エンブレム交換にかかる工賃の目安やホンダ純正エンブレム交換の費用比較といったコスト面も詳しく紹介。DIY派に向けては必要な工具と作業前の準備チェックも用意しました。もちろん、最近人気のZR-Vのエンブレムレス仕様の魅力とはも取り上げています。
ZR-Vの外観カスタムに興味があるなら、このガイドがあなたの理想の一台をつくる第一歩になるはずです。続きを読み進めて、自分にぴったりのカスタム方法を見つけてください。
・ZR-Vのフロントおよびリアエンブレムの取り外し手順
・エンブレム交換に必要な工具と作業前の準備ポイント
・ホンダ純正エンブレムと社外品の費用や工賃の違い
・ZR-Vエンブレムレス仕様やグリルカスタムとの相性
ZR-Vのエンブレムの外し方の基本を徹底解説

・フロントエンブレムの外し方と注意点
・リアエンブレムを取り外す際のコツ
・エンブレム交換にかかる工賃の目安
・ホンダ純正エンブレム交換の費用比較
・エンブレムレス仕様の魅力とは
・必要な工具と作業前の準備チェック
フロントエンブレムの外し方と注意点
ZR-Vのフロントエンブレムは、ただの両面テープで固定されているわけではありません。
多くの方が誤解しがちですが、このエンブレムはクリップや突起でしっかりとボディに取り付けられており、車種によってはバンパーやグリルを取り外さないとアクセスできない構造になっています。
実際にZR-Vでは、ホンダマークが裏側からクリップで固定されており、バンパーやリアガーニッシュを分解しないと脱着できないケースがあります。
作業の流れとしては、まずバンパーの周辺をしっかりと養生してから、グリルまたはバンパーを取り外します。その際、無理な力を加えるとクリップや周辺のパーツが破損してしまう可能性があるため、内装外し用の専用工具を使うのが望ましいです。
フロントエンブレムの脱着に関する注意点や作業手順
項目 | 内容 |
---|---|
固定方法 | 両面テープではなく、クリップや突起で裏側からしっかりと固定されている |
アクセス方法 | バンパーやグリルの取り外しが必要な場合が多く、外側からのアプローチ不可 |
作業開始前の準備 | バンパー周辺をマスキングテープ等で養生し、キズ防止対策を徹底 |
推奨工具 | 内装外し用専用工具(樹脂製リムーバーなど)を使用し、無理な力を加えないことが重要 |
作業上のリスク | 無理なこじ開けはクリップ破損やバンパー・グリルの亀裂の原因になる |
取り付け時の注意点 | エンブレムのフィッティング(隙間・角度)を正確に確認し、ズレがないように慎重に取り付けること |
非純正エンブレムの問題点 | 無限仕様や社外品は純正と形状が異なるため加工が必要。加工せず取り付けると脱落や走行中の事故の恐れも |
安全な対処法 | 作業に不安がある場合は、ホンダディーラーやプロのカスタムショップに依頼するのが安全 |
工具がないまま無理にこじってしまうと、バンパーやグリルにヒビが入るリスクが高まります。
さらに、取り外した後に新しいエンブレムを取り付ける場合には、ボディとのチリ(隙間)が合っているかを確認しながら慎重に作業を行う必要があります。適合しないエンブレムを取り付けると、見た目が不自然になるだけでなく、高速走行時に風圧で浮いてしまう危険もあるのです。
ZR-Vの場合、無限仕様や社外パーツのエンブレムに交換する人も増えていますが、これらは純正品とはフィッティングが異なるため、加工が必要になるケースが多いです。これを知らずに取り付けを進めると、パーツの損傷や最悪の場合は走行中の脱落といった事故につながる恐れもあります。
そのため、ZR-Vのフロントエンブレムを取り外す際は、構造を十分に理解した上で、手順通り慎重に作業することが不可欠です。どうしても不安な場合は、ホンダディーラーやカスタム専門店に相談するのが賢明です。
リアエンブレムを取り外す際のコツ
ZR-Vのリアエンブレムはフロントと異なり、比較的手軽に外すことが可能です。
基本的には両面テープと接着剤によって固定されているため、ヒートガンやドライヤーで温めながら慎重に剥がすことで、きれいに取り外すことができます。ただし、表面の温度が高くなりすぎると塗装にダメージを与える可能性があるため、温度管理には十分注意してください。
多くのオーナーが使用しているのは、テグスや釣り糸を使った方法です。
温めたエンブレムの隙間にテグスを差し込み、左右に引きながらゆっくりと剥がしていきます。この方法であれば、ボディ表面を傷つけるリスクを最小限に抑えられます。剥がしたあとは、残った粘着剤をパーツクリーナーや専用の除去剤で丁寧に落とすのがポイントです。
なお、リアエンブレムには取り付け位置を決めるためのピン穴があるモデルも存在しますが、ZR-Vでは「ホンダマークのみ穴あり、車名ロゴには穴なし」という仕様となっています。
このため、ホンダマークを取り外す場合は、穴をパテなどで処理するか、別のパーツでカバーする必要があるため、事前に準備をしておくべきでしょう。
また、リアエンブレムを完全に取り除いた「エンブレムレス」仕様にする場合、シンプルかつクリーンな印象になりますが、その分リアビューがのっぺりとして見えるという意見もあります。スタイルを重視するなら、他のパーツとのバランスも考慮することが大切です。
ZR-Vのリアエンブレム取り外しはDIYで十分対応可能な作業ですが、最後の仕上げを丁寧に行うことで完成度が大きく変わります。
エンブレム交換にかかる工賃の目安

ZR-Vのエンブレム交換における工賃は、交換箇所やパーツの種類、さらには作業場所によって大きく異なります。
一般的な目安として、ホンダディーラーでのフロントエンブレム交換にはおよそ1.5〜2.5時間の作業時間が必要とされ、時間単価が1時間あたり約1万円前後で計算されることが多いため、工賃は15,000〜25,000円程度と見積もるのが妥当です。
一方で、リアエンブレムは比較的作業が簡単なため、0.5〜1時間程度で済むケースが多く、工賃も5,000〜10,000円前後が一般的です。さらに、フロント・リア両方を交換するとなると、合計で3〜4万円以上かかることも珍しくありません。
これに加えて、取り外した後に塗装の補修や凹みの処理が必要な場合は、追加費用が発生します。特にZR-Vのように「ホンダマーク」に穴がある構造の場合、そこを埋めるための加工(板金処理)を行うと、さらに1万円以上の費用がかかることがあります。
なお、ディーラー以外のカー用品店や専門業者では、工賃がやや割安になることもありますが、品質や保証の面での違いもあるため、金額だけで判断するのは避けるべきです。
工賃はあくまで「作業時間×単価」で決まるため、複数の作業をまとめて依頼すれば割引を受けられる場合もあります。エンブレム交換を考えている場合は、必ず見積書を事前に確認し、内容を把握したうえで依頼するようにしましょう。
ホンダ純正エンブレム交換の費用比較
ホンダ純正のZR-V用エンブレムは、デザインや仕上げに高い品質が求められるため、パーツ価格は決して安くはありません。例えば、ブラックエンブレム(Hマーク2個+車名ロゴ)の価格はメーカー希望小売価格で税込17,600円です。
e:HEVロゴのブラッククローム仕様などを個別で追加すると、合計金額は2万円を超えることもあります。
これに対し、社外品や互換パーツでは同様のブラック仕様が5,000円前後で販売されていることもありますが、フィッティングの甘さや品質にばらつきがあるため注意が必要です。
実際、ZR-Vオーナーの中にはヴェゼル用のエンブレムを流用する例もありますが、「若干チリが合わない」といった声も報告されています。
また、純正品は車両保証との整合性や仕上がりの一貫性という面で大きな利点があります。取り付け後の見た目の違和感が少なく、経年劣化にも強い傾向があるため、特に長く乗る予定のある方には純正を選ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。
さらに、交換工賃と合わせた総額で見ると、ホンダ正規ディーラーでのブラックエンブレム交換は約3万円台になるケースが多いです。高価に感じるかもしれませんが、安心感や品質を重視するなら納得の価格帯とも言えます。
結果として、費用面で見ると社外品の方が安く済みますが、仕上がりや安全性、長期的な満足度を考慮すると、純正品を選ぶメリットは明確です。価格だけにとらわれず、トータルコストと仕上がりのバランスを考えることが重要です。
エンブレムレス仕様の魅力とは

ZR-Vをエンブレムレス仕様にカスタムする魅力は、何よりもその「洗練された見た目」と「個性の表現力」にあります。メーカー出荷時の状態では、リアにHONDAのロゴや車名のエンブレムが装着されていますが、それらを取り外すことで、シンプルかつスタイリッシュなリアビューが完成します。
とくに最近では「エンブレムレス」がトレンドのひとつとなっており、カーユーザーの間でも注目を集めているカスタム方法です。
見た目だけでなく、ZR-Vのボディデザインはもともと滑らかで美しい曲線を持っており、そこに余計な要素がないことで一層ラインが引き立ちます。これは高級感やスポーティさを演出したいユーザーにとって、大きな利点と言えるでしょう。
ただし、エンブレムレスにすることで一部の人から「どの車種かわかりにくい」と見られることもあるかもしれません。とはいえ、その匿名性こそが逆にクルマ好きには魅力となるのです。他車と差をつけたい、自分だけのデザインに仕上げたいという欲求を満たすことができます。
注意点として、ZR-Vではホンダマークの一部に「ピン穴」が存在するため、完全にエンブレムを取り去る場合はパテ埋めや塗装処理が必要になることもあります。この作業を怠ると、見た目が不自然になってしまうため、仕上がりを意識するならプロの施工を検討するのも一つの選択肢です。
総じて、ZR-Vのエンブレムレス仕様は、センスの良いカスタムを目指す方にとって非常に魅力的な手法です。他とは異なる洗練された一台を目指すのであれば、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
必要な工具と作業前の準備チェック
ZR-Vのエンブレムを外す作業はDIYでも可能ですが、事前の準備と正しい工具の選定が成功の鍵を握ります。
とくにリアの車名エンブレムのように両面テープで貼り付けられている場合には、専用工具なしでも対応できますが、フロントのHマークなどは構造が複雑なため、工具と知識が不可欠です。
基本的に準備するべきものは、まず「ヒートガン」または「ドライヤー」です。
これはテープの粘着力を弱めるために必要で、無理な力を加えずに剥がすことができます。
次に、「テグス」や「釣り糸」を使って、エンブレムとボディの隙間に差し込みながら切るように取り外します。金属製の工具を使うと、塗装を傷つける危険があるため避けましょう。
さらに、「内装はがし用の樹脂製工具」は、フロントバンパーやリアガーニッシュなどの脱着に必須です。これを使うことで、クリップやピンを壊さずに外すことができます。そして、取り外したあとに残る接着剤の除去には「シリコンリムーバー」や「専用の接着剤除去剤」があると便利です。
加えて、作業場所の選定も重要なポイントです。
直射日光の当たる場所や風の強い日は避け、なるべく平坦で広い場所を確保してください。できれば屋内またはカーポートのようなスペースが理想です。部品の紛失を防ぐために、トレイやマグネットシートも用意しておくと安心です。
作業前には必ず「養生」も行ってください。マスキングテープと保護フィルムを使って、バンパーや周辺パネルの塗装面をカバーすることで、万が一のキズを防げます。こうした準備が、結果として失敗を防ぎ、仕上がりの満足度を高めてくれるのです。
ZR-Vのエンブレムの外し方と合わせたい外装カスタム

・フロントグリルカスタムの定番スタイル
・ブラック塗装エンブレムで統一感アップ
・wr-vとの違いから見るエンブレム取り外しの違点
・無限仕様のZR-Vのグリルに合わせる外観調整
・グリル変更で印象をガラリと変える方法
・プロに依頼する場合とDIYの違い
フロントグリルカスタムの定番スタイル
ZR-Vのフロントグリルカスタムは、車の「顔」を大きく変える定番のカスタムメニューです。
純正グリルは落ち着いた高級感を意識したデザインですが、よりスポーティに、あるいは個性的に仕上げたいというニーズに応えるため、さまざまな社外製グリルや無限(MUGEN)パーツが人気を集めています。
代表的なカスタムパターンとしては、「グロスブラック仕上げのスポーティグリル」や「ハニカムメッシュタイプ」などが挙げられます。こうしたグリルは空気の通り道を広く確保しており、エンジン冷却効率の向上や軽量化にもつながるため、機能面でのメリットも見逃せません。
特にZR-Vの場合、e:HEVモデルとガソリンモデルでグリルの構造に微妙な違いがあるため、交換時には適合確認を慎重に行う必要があります。対応車種を誤ると、バンパーとの隙間や取付ピンの位置が合わず、フィッティングに問題が生じることもあります。
無限からリリースされているZR-V用のスポーツグリルは、装着するだけで一気に印象が引き締まり、見る者の視線を惹きつける存在感があります。しかも純正との相性も良いため、外観を崩さずにカスタム感を出すことが可能です。
グリル交換は見た目を大きく変えられるだけでなく、フロントエンブレムの処理とも関係します。たとえばHマークを外し、エンブレムレスにしたグリルを装着することで、さらなる一体感が得られるようになります。
このように、ZR-Vのフロントグリルカスタムはセンスと実用性の両方を兼ね備えたカスタマイズであり、自分だけの一台を作りたい方に最適な選択肢のひとつです。
ブラック塗装エンブレムで統一感アップ

ブラック塗装されたエンブレムは、ZR-Vのカスタムにおいて「引き締まった統一感」を演出するために欠かせないアイテムです。
特にクリスタルブラック・パールやプレミアムガーネット・メタリックといった濃色系ボディカラーと合わせると、純正のクロームエンブレムでは得られない一体感が生まれます。
このカスタムが注目される理由のひとつに、視覚的な重厚感があります。シルバーのエンブレムはどうしても主張が強くなりがちですが、ブラックにすることでボディとの色調がマッチし、全体のバランスが整って見えるようになります。
ZR-Vでは、ホンダ純正アクセサリーとして「ブラックエンブレムセット」が販売されており、フロント・リアともにHマークと車名ロゴがブラック仕様で統一可能です。しかもこのパーツはボルトオンで装着できるため、加工なしでも取り付けられるのが嬉しいポイントです。
また、DIYで既存のエンブレムをブラックに塗装する方法もありますが、スプレーの塗りムラや耐久性の問題を考慮すると、長期間使用するには純正ブラックエンブレムの方が安心です。耐候性や質感も計算されているため、数年後の退色リスクも少ないのが特徴です。
さらに、ブラックエンブレムは他のカスタムパーツとの相性も良く、グリル・ホイール・ミラーカバーなどもブラックで統一することで、ZR-V全体に一貫したテーマが生まれます。シンプルながらも個性的で、他車と差別化したスタイリングを楽しむことができるのです。
見た目にこだわりたい方、ワンランク上のカスタムを目指す方には、ブラック塗装エンブレムの導入は非常におすすめできます。ファッションで言えば「締め色」に相当するこのパーツが、愛車の雰囲気を格段に高めてくれます。
WR-Vとの違いから見るエンブレム取り外しの違点
ZR-VとWR-VはともにホンダのSUVラインナップに属するモデルですが、エンブレムの取り外しにおいては構造上の違いが明確に存在します。
まずWR-Vは、よりシンプルなボディ構造と軽量な装備を意識した設計となっており、エンブレムも両面テープによって貼り付けられているケースが多く、取り外しに特殊な工具は不要な場合が大半です。ヒートガンとテグス、そして粘着剤除去剤があれば、比較的容易にDIYで対応可能です。
一方、ZR-Vは上級SUVとして位置付けられており、より堅牢なデザインと高級感のある仕上げが施されています。これに伴い、エンブレムの取り付け方法も複雑です。フロントHマークは裏側からクリップ留めされており、フロントバンパーの脱着や内部アクセスが必要となることもあります。
また、リアエンブレムについても、ベースがシビックに近いため、カメラユニットや電装系との干渉が起こりやすく、単純に剥がすだけでは済まない場面もあります。
特にZR-Vにはマルチビューカメラが内蔵されているモデルもあるため、エンブレムの裏に電装パーツが隠れている場合があり、取り外し時に慎重な作業が求められます。この点で、WR-Vと比べて技術的なハードルが高く、初心者のDIY作業には不向きな一面があります。
こうして比較すると、WR-Vはエンブレムのカスタムを気軽に楽しめる一方で、ZR-Vはデザイン性と装備の複雑さから、ある程度の知識と準備が求められるという違いが見えてきます。取り外しの前には構造の確認と、可能であればサービスマニュアルの参照をおすすめします。
無限仕様のZR-Vのグリルに合わせる外観調整

ZR-Vのカスタムを語る上で、無限(MUGEN)仕様のグリルは特に人気の高い選択肢です。
精悍なブラックアウト処理とシャープなデザインは、標準グリルと比べて一線を画す印象を与え、フロントフェイスに力強さと洗練さを同時に与えます。ただし、無限グリルを装着することで全体の雰囲気が大きく変わるため、他のエクステリアパーツとのバランス調整も必要不可欠です。
まず見直すべきはエンブレムの配色です。無限グリルはブラックが基調となっており、クローム系の純正エンブレムでは浮いて見えてしまいます。そのため、グリルと色を揃える形でブラックエンブレムへ変更することで統一感が生まれます。
また、リア側も同様にブラックエンブレム化またはエンブレムレス仕様にして、統一感を強調するスタイルが人気です。
次に注目したいのが、ドアミラーカバーやホイールカラーの調整です。
無限グリルを装着すると、車全体の印象が締まって見える反面、他のパーツに色の違和感が生まれることがあります。特にドアミラーカバーは面積が小さいながらも視線を引く位置にあるため、ここもブラック系で揃えるとまとまりのある外観になります。
さらに細部までこだわるのであれば、ウィンドウトリムやマフラーカッターなどのメッキパーツもブラックアウト化を検討してみましょう。これにより、全体が無限スタイルに自然と調和し、「カスタム感のある純正風」という理想的な仕上がりになります。
このように無限グリルを軸に外観を調整することは、ZR-Vをより魅力的な一台に仕上げる鍵となります。単体パーツの交換だけで満足せず、トータルコーディネートを意識することが、完成度の高いカスタムへの近道です。
グリル変更で印象をガラリと変える方法
ZR-Vのフロントグリルを変更することで、車両の印象は大きく変わります。多くのオーナーがまず最初に手をつけるカスタムポイントとしても、グリル交換は圧倒的な人気を誇ります。なぜなら、グリルは「顔」となる部分であり、視覚的インパクトが非常に強いからです。
たとえば、純正グリルからハニカムメッシュタイプや横スリットデザインに変えるだけで、スポーティな雰囲気に早変わりします。逆に縦型の高級感あるデザインを選べば、ZR-Vの上質さを一層引き立てることもできます。
さらに、無限グリルなどの専用パーツを使用すれば、ブランドとしてのステータスも上乗せされ、見る者に「違いのわかる一台」という印象を与えることができるのです。
ただし、見た目だけではなく機能性にも注目すべきです。例えばエアインテークの面積や通風性が向上すれば、エンジンルームの冷却効果も高まる可能性があります。特に夏場や長距離走行時には、こうした実用面での効果が地味に効いてくるのです。
また、グリル交換はフロントエンブレムと連動して考えるべきポイントでもあります。
新しいグリルにエンブレムの取付穴がない場合、エンブレムレス仕様にするか、別途貼り付ける形式に変更する必要があるため、全体のバランスを事前に想定しておく必要があります。
これらを踏まえると、グリル変更は「イメチェン」の意味合いだけでなく、愛車に対するセンスや個性の投影にも繋がる作業です。ほんの一手間で大きな満足感が得られるため、多くのカスタムファンに支持されている理由も納得できるでしょう。
プロに依頼する場合とDIYの違い

ZR-Vのエンブレム交換やグリルカスタムを行う際、プロに依頼するか、それともDIYで挑戦するかという選択は、多くのオーナーにとって悩ましい問題です。どちらにもメリットとデメリットが存在するため、自分のスキルや希望する仕上がりによって選ぶのが賢明です。
プロに依頼する最大の利点は、仕上がりの確実性と作業の安全性にあります。特にZR-Vのように、フロントエンブレムがバンパー裏からクリップで固定されていたり、センサー類と連動していたりする場合、誤ってパーツを破損させてしまうと修理費がかさむリスクがあります。
ディーラーや専門店であれば、車種ごとの構造を熟知しているため、安心して任せられます。
一方でDIYの魅力は、やはりコストの安さとカスタムの楽しさにあります。
ヒートガンやテグスといった基本的な工具が揃っていれば、リアのエンブレムやグリルの一部は自力でも対応可能です。自分の手で愛車を仕上げていく体験は、非常に満足感のあるものですし、カスタムに対する理解も深まります。
ただし、DIYにはリスクも伴います。
たとえば接着剤の除去中に塗装を傷つけてしまったり、パーツの取り付け位置がずれてフィッティングが悪くなったりすることもあり得ます。特にカメラ付きのグリルやエンブレムの場合、電子機器の取り扱いに不安がある方は、無理に作業を進めない方が良いでしょう。
最終的には、自分のスキルと予算、そして求める仕上がりに応じて選択することが大切です。安心・確実を優先するならプロに任せる、費用を抑えたい・経験を積みたいならDIYというように、明確な基準を設けて判断しましょう。
まとめ:ZR-Vのエンブレムの外し方について

・ZR-Vのフロントエンブレムは裏側からクリップで固定されており、バンパー脱着が必要
・フロントの取り外しには内装はがし用工具の使用が推奨される
・無理に力を加えるとパーツ破損のリスクがある
・社外エンブレムはフィッティングにズレが出ることがあり加工が必要
・高速走行時の安全のためにも適切な取付確認が重要
・リアエンブレムは両面テープと接着剤で固定されており比較的容易に外せる
・テグスや釣り糸を使って塗装を傷つけずに剥がす方法が有効
・ホンダマークのみピン穴があり、外した後は処理が必要になる場合がある
・エンブレムレス仕様にするとシンプルで洗練されたリアビューになる
・フロント・リア両方のエンブレム交換は最大4万円程度かかる
・ディーラーより専門業者やカー用品店の方が安いケースもある
・純正ブラックエンブレムは高品質で車両保証との整合性も高い
・社外品は安価だがチリの不一致や耐久性に注意が必要
・無限グリル装着時は他のエクステリアとの色合わせが重要
・DIYは費用を抑えられるが、技術や工具が必要でリスクもある
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